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暗空の首狩り公  作者: バルト
主人公編 帝国の首狩り公
9/13

閑話 アルトーナ帝国軍データベース

えー………はい、大嘘こきました。投稿するのすっかり忘れてました。大変申し訳ありませんでした

【アルトーナ帝国航宙軍データベース】

挿絵(By みてみん)



基本歩兵装備及び地上用車輌

 アルトーナ帝国は「ファールネル社」という企業を運営しており、基本的に兵器を製造するのはファールネル社。機密は全て技術部が保管しているためファールネル社を襲撃しても手に入るものは何もない。


《歩兵用装備》


・ファールネル社製汎用型装甲化宇宙服『FNAS-200』

  アルトーナ帝国軍兵士の標準装備。宇宙空間で生存するのに必要な物がすべて装備されている。

 給料を使って武器や装備の追加購入、または自分好みに改造することも許可されているが、安全性確認のため必ず帝国技術部に改造案を提出し認可を得なければならない。

 ハードポイントは左右の肩甲骨の位置に小型~中型用のものが1つずつ、背中に大型用のものが1つの計3つ。ただし構造上利用出来るのは片方に限られる。


・ファールネル社製汎用型レーザー自動小銃『FNR-5』

  帝国兵が訓練兵時代に習う最も基本的な銃。これが使えなければ兵士になるのは諦めろと言われているほど取り回しや反動制御が簡単で、さらに応用も効く超優良武器。訓練開始時に配布され、所有者登録が行われる。そのため所有者以外が許可無く使用、分解しようとした場合自爆する機構がついている。


・ファールネル社製レーザー自動拳銃『FNMP-20』

  帝国兵から1番人気のサブウェポン。25発分のエネルギーカートリッジの装填が可能で、フルオート射撃もバースト射撃も単発射撃も全てでき、使いやすいように改造するのも簡単というのが理由。

 サブウェポンは自分に合ったものを申請すればその武器のみであれば壊れても再配布される制度であるが、選択された回数が1番多い。


・『単分子バトルナイフ』

   どんな最悪の状況の中でも壊れることなく一緒に戦ってくれる最後の相棒として兵士に愛されている武器。エネルギーカートリッジを投入すればレーザーを纏わせる事も出来る。それが無くとも20ミリまでなら装甲を突破出来る優れもの。


・『MS-3000』

  歩兵用携帯シールド発生装置。帝国技術部が開発した最新型。過負荷で損壊する代わりに一発だけなら生身で駆逐艦の主砲にも耐えられる。


《歩兵輸送車輌》


・武装兵員輸送車輌『ランドルーラー』

  重機関砲を2門、レーザー対空砲を4門装備し、武装用ジェネレーターを搭載しているためエネルギー切れの心配は無く、1個大隊を輸送出来る超大型車輌。しかし帝国は惑星上などでは基本的にこれを使って移動する。


・小型ステルス輸送及び偵察用車輌『サーペント』

  ランドルーラーとは真逆で武装を持たず、光学迷彩、消音装置、ホバーなどを装備した隠密行動用車輌。どの国も本気で隠れたこの車輌を発見出来る事は偶然以外には無い。ただエネルギー消費があまりにも激しく、1~2時間程でステルス状態が解除されてしまう。その場合エネルギー回復まで動けなくなるので、その前にさっさと撤退する。輸送人数は20人。



宇宙戦闘機及び航宙艦

 ガチガチの機密であるため、軍の工廠でのみ製造されている。ファールネル社のものは軍の許可があれば傭兵でも購入出来るが、こっちは流石に不可能。なおすべての艦艇においてシールドは標準装備のため特殊なもの以外記載しない。(本項目に存在する艦船は現在ほぼ全て無人化されている)


  《フリゲート艦》


・『ATFG-50』

  アルトーナ帝国航宙軍における最も基本的な艦艇のさらに基本型。攻撃力は低いが、高機動、高ステルス、そして量産が容易であるため防衛用の高速艦隊としてよく用いられる。

武装:20mm単装レーザー速射砲×1

   12mmレーザー両用砲×12

   小型マルチミサイルVLS×2


・『ATFG-50A』

  ATFG-50を対艦仕様に換装したもの。武装と照準装置が変更されて、比較的小型な核融合魚雷を搭載した。

武装:70mm単装対艦レーザー砲×1

   15mm速射砲×8

   固定式核融合魚雷発射管×1


・『ATFG-50B』

  ATGF-50を対空防御及び機雷、魚雷破壊用に換装したもの。新開発の近接炸裂砲を装備し、副砲もレーザーバルカン砲に変更、ミサイルVLSも変更された。

武装:28mm対空近接炸裂速射砲×1

   20mmレーザーバルカン砲×20

   小型対空ミサイルVLR×2


《駆逐艦》


・『ATDS-205』

  アルトーナ帝国航宙軍の水雷艦隊を語る上で欠かせない存在。フリゲート艦を重武装、大型化し、さらに強力な対消滅魚雷を搭載する。ジェネレーター出力も上がったため速度は落ちていない。また、突撃中に回避不能の魚雷やミサイルから自己を守るためにチャージ式の強力な低周波パルスを発生させる装置を搭載している。

武装:120mm単装レーザー砲×3

   レーザー対空バルカン砲×30

   旋回式対消滅魚雷発射管×3

   チャージ式防御パルス発生装置×1


・『ATDS-ET-600』

  かつて帝国は特殊恒星から溢れ出す特殊なエネルギー、【エーテル】による空間異常領域が存在する星系を支配下に置こうとした時、その星系の勢力が最後に立てこもった空間異常領域によるレーザーの無効化、魚雷及びミサイルの進路歪曲に頭を悩ませた。実弾であれば何故か問題は無かったが、当時の帝国に実弾を投射出来る艦は少なかった。そのせいで電磁加速式カタパルトを持った空母を無理やり砲艦として改造、そこらじゅうにあった小惑星や撃破した敵艦の残骸などを砲弾として発射、なんとかその星系を攻略した。プライドを傷つけられた帝国技術部が、実弾を高威力で投射出来る艦を開発すべく開発予定だった他の艦を全て凍結し設計した艦。ほとんどの主砲を電磁加速砲に換装、魚雷発射管すら取り外し電磁加速バルカン砲に積み替えた。そしてついでと言わんばかりにEMP砲弾生成機も搭載した。

武装:160mm単装電磁加速砲×1

   60mm連装電磁加速砲×4

   30mm電磁加速バルカン砲×14

   チャージ式防御パルス発生装置×1

   換装用EMP砲弾生成機×2(60mm用&バルカン砲用)


・『ATDS-208-PT』

  アルトーナ帝国技術部がプラズマを推進力以外にも使用出来るようにする研究用に作成した特殊艦艇。

 主砲と魚雷をプラズマ兵器に換装し、それ以外の武装を撤去した。しかしロールアウトした12隻の内10隻は主砲発射時にプラズマが暴走して主砲が暴発し爆散、クルーが全員死亡。1隻はプラズマ魚雷が艦内で暴発しこれまた爆散、クルーの半数死亡。残った1隻のみが正常に機能したという超曰く付きの艦。

 しかしこの艦のデータのお陰で【インサニティ】にプラズマランチャーを搭載出来たため、亡くなった者は遺族に、生存した者は本人に手厚い年金が出ている。最後の1隻は帝城の地下に保管されているという噂を流している。

武装:50mm単装プラズマ砲×1

   プラズマ魚雷発射管×3

   チャージ式防御パルス発生装置×1(生き残った1隻にのみ搭載)


・『ATDS-209』

  上記のATDS-208-PTを改良した艦。主砲にプラズマを使用することを止め、プラズマ魚雷のみにして安全性を高めた。プラズマ砲は現在鋭意開発中。

武装:120mm単装レーザー砲×3

   プラズマ魚雷発射管×3

   チャージ式防御パルス発生装置×1


《巡宙艦》


・『ATC-30』

  駆逐艦をさらに重武装、大型化した艦艇。コンセプトは「戦艦に近い強さを持った駆逐艦」。あくまでコンセプトなので本当に戦艦並みの戦闘力ではない。しかし量産型としてはおかしいほど強力な艦艇。

武装:180mm連装レーザー砲×5

   50mm連装レーザー対空砲×20

   50mm連装対艦砲×20

   20mm対空機関砲×50

   対艦パルス発生装置×1

   対艦パルス発生装置用エネルギーキャパシター×6

   突撃及び緊急時用対消滅ブースター×4


・『ATC-30S』

  上記の艦艇の特殊型。電子戦装備を持ち、敵艦の妨害を主な任務とする。また、照射式のイオン砲を持ち、敵の冷却系に多大な負荷をかける。敵のEMPやジャミングから艦隊を守る事も出来る。

武装:大型チャージイオン砲×3

   照射式イオン砲×12

   防空用機関砲×30

   対空拡散レーザー砲×20

   超広域ジャマー×2

   設置型ジャマー衛星発射口×4

   設置型ジャマー衛星×200

   EMPパルス発生装置×1

   アンチEMP装置×1

   データリンク装置×1


《巡宙戦艦》


・『ATBC-250』

  巡宙艦では思った性能が引き出せなかったので、帝国技術部が次に開発した艦。結果的に成功し戦艦に近い性能を持ったが、コストが上がってしまうという本末転倒っぷり。重武装と高機動力を併せ持つ、帝国軍の航宙兵憧れの艦種。

武装:三連装重レーザー砲×3

   連装対艦レーザー砲×50

   四連装両用レーザー砲×100

   対艦プラズマミサイルサイロ×80

   照射式連装対艦イオン砲×200

   照射式対空イオン砲×200

   電磁波シールド発生装置×1


・『ATBC-250LR』

  超射程型。秘密裏に開発されていた粒子分解砲を搭載した。しかしエネルギー消費が激しく熱量も異常に高いため、他の武装を撤去してエネルギーキャパシターとヒートシンクを積み、対消滅エンジンを航行用のものとは別に搭載しなければ運用が出来ないほど。

武装:400mm固定式粒子分解砲×1

   大容量エネルギーキャパシター×1

   強化型ヒートシンク×1

   試作対消滅エンジン×2


・『ATBC-250FD』

  友軍援護型。ATC-30Sを発展させたもの。強化されたジャマーを搭載し、ジャマー衛星に強力なステルス性能を追加した。

武装:大型チャージイオン砲×6

   照射式イオン砲×30

   防空用機関砲×50

   対空拡散レーザー砲×20

   超広域ジャマー×4

   設置型ジャマー衛星発射口×8

   設置型ステルスジャマー衛星×400

   新型EMPパルス発生装置×2

   アンチEMP装置×1

   データリンク装置×1


《戦艦》


・『ATBB-3000』

  もう普通に戦艦作れば良いかとなった技術部が楽しく楽しく(?)作った艦。今まで作ってきた艦艇のノウハウすべてをつぎ込んだ。また欺瞞用のデコイも搭載している。

武装:三連装重レーザー砲×7

   両舷大型荷電粒子砲×2

   チャージイオン砲×30

   中型連装レーザー砲×40

   レーザーバルカン砲×500

   対空レーザー機関砲×500

   小型照射式イオン砲×500

   超大容量エネルギーキャパシター×300

   大型ヒートシンク×300

   武装搭載型デコイ×4


・『ATBB-EX-3000』

  上記の艦艇を大型化し、粒子分解砲を搭載したもの。小型の要塞並みの大きさ。

武装:三連装重レーザー砲×7

   両舷大型荷電粒子砲×2

   400mm固定式粒子分解砲×1

   チャージイオン砲×30

   中型連装レーザー砲×40

   レーザーバルカン砲×500

   対空レーザー機関砲×500

   小型照射式イオン砲×500

   超大容量エネルギーキャパシター×1

   大型ヒートシンク×5

   武装搭載型デコイ×4

   試作新型エンジン×6


《空母》


・『ATCV-2300-A』

  アルトーナ帝国の制宙権確保や偵察に欠かせない艦艇。戦闘機やアールディルテを遠方まで輸送し、戦場で補給や整備を行うために必須。また艦隊に防空能力を提供するが、対艦性能は低い。前線に出て強引に着艦などを行うこともあるので、装甲は他国から『動く要塞』と言われるほど厚く、船体も大きい。

武装:大型飛行甲板(ランディングパッド、電磁加速式カタパルト)×1

   四連装対空レーザー砲×500

   対空レーザー機関砲×600

   対空電磁加速バルカン砲×800

   照射式対空イオン砲×800


・『ATCVL-666』

  高速空母。装甲を削ぎ落とし、シールドに置き換えた。船体のほとんどをカタパルト、格納庫、推進機関が占める。また対消滅ブースター用のハードポイントも存在する。

武装:高速発艦、着艦用大型飛行甲板×1

   超大型推進機関×6

   ブースター用ハードポイント×4

   超高出力電磁波シールド発生装置×4


・『ATCVL-EX SPARTAN』

  航宙軍司令官からの要望に技術部が応えて作成された超高速空母。現在は1隻のみ存在する。有人機。(艦名【ダーダネル】)

武装:同上

   再利用可能対消滅ブースター×6


《戦闘機》


・『ATAC-800-VANGUARD』

アルトーナ帝国の標準仕様戦闘機。搭載しているミサイルは多弾頭のため広範囲を破壊出来る上、全弾直撃すれば戦艦すら撃沈させることが出来る。また、特殊な瞬発式シールドを持ち、優れたパイロットは様々な用途に利用する。有人機。

武装:パルス機関砲×1

   多弾頭核融合ミサイル×6

   フレア×10

   瞬発式超高出力シールド発生装置×1


・『ATAC-800S-DRAGOON』

上記の機体の【血濡れの男爵(ブラッディバロン)】専用機。威力が高く戦闘機の天敵であるが当てるのにパイロットの腕が必要な照射式イオン砲と、強力だが弾速が遅い重力子弾頭ミサイルを搭載した。また、敵を体当たりで破壊しやすいように衝角(ラム)と衝角用のシールド、シールド中和装置も搭載されエネルギーブレードウィングを装備した。有人機。

武装:照射式イオン砲×1

   重力子弾頭ミサイル×6

   超硬質軽量衝角×1

   衝角部瞬発式超高出力シールド発生装置×1

   シールド中和装置×1

   エネルギーブレードウィング×2

   デコイ×2

   フレア×10


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「………なんで戦艦のところだけネタぶちこんだ?」

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