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追放令息と進む傭兵の道。  作者: 猫科類
新たな地へ
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新たな地へ⑤

《全職種取得》


書いて字のごとく、そのままである。


騎士や兵士、戦士といったメジャーな兵種から、魔法師や治癒師等の魔法使い系、そして、呪術師や錬金術等の補助系。

召喚士や従魔師等の使役系や海賊、盗賊、暗殺者なんてアングラ系まである。

生産系では鍛冶師。

農夫や牧夫は、あえて村人でない所が職業感が漂う気がする。

他には行商人や鑑定士、まさかの奴隷商。

吟遊詩人や料理人、踊り子、ギャンブラー等まさに何でも有りな感じで多種多様な職種がステータス画面に沢山羅列されている。

職業ってこんなにあるの?と驚く程だ。

そして、それぞれ職種固有のスキルが使用可能。



チートだ!!第二の人生はラクしてサイキョー!!!!



と、喜んだのは知った時だけ………


剣も槍も手にしたことが無いのに、それらを上手く扱えるわけがなく……

そもそも、当時子供だった私にそんな体力も筋力もなく……

魔力も安定しないのに魔法をぶっ放して魔力切れでぶっ倒れ………


人生を謳歌する前に魔力切れで生命の危機だった………


馬に乗れないのに騎馬系の職種にはなれず、なれなければ《職種スキル》は使えない…

薬草採取してこないと薬は作れない…

材料があっても道具がないと作れない……

お金がないと道具は変えない……


……結局は宝の持ち腐れだった……

《全職種獲得済み。》

ただし、レベル1なのだ……むしろ0……いやマイナスか…?


テンションが上がった分、倍以上テンションが下がった………

しかし……!!前世40年弱の経験が脳内で叫ぶ!

せっかくのチートを無駄にするな!!

読み漁ったノベルや漫画をおもいだせ!!

徹夜でクリアしたゲームを思い出せ!!



都合良すぎる転生チートを信じ、できる事からチマチマ始め、鍛錬し、勉強し、練習し、失敗を繰り返し、お金を貯め、必要な道具や武器を手に入れ、宝の持ち腐れ状態だった職種を少しづつ使えるようにしてきた。


各職種には固有のスキルが付いていた。

例えば、【錬金術師】ならば《調合成功率Up》。

スキルレベルが上がれば、新しい《職種スキル》を得るか、もとあるスキルをレベルUpさせるかの選択が有る。

新しい《職種スキル》を得れば、もとあった《職種スキル》は失われる。

だが、自身の技術や経験は失われない。

とはいえーー


レベルUpの度に悩まされる……



各職種のMAXレベルは今のところ不明。

一番レベルが高いのは戦闘職種の【騎兵】と【狂戦士】のレベル5。


キリが良い数字ではある。

ゲーム等では、個人レベルのMAXは100とかだろうか……?

スキルでは10とか、5とかだっただろうか……?

MAXが5なら【騎士】と【狂戦士】はカンスト、ということになるが……


一応、それなりに今世世界の仕組みを調べてみたが、堂々と『転生者です』『チートなスキル持ってます!MAXっていくつ?』なんて聞けるわけもない……


ただ、この世界の何かしらに、おそらく『日本人』が関わったのではないか?と、思われる節がいくつがある。


馴染みある名前に近い野菜や果物、草花。

《ステータス》はゲームの様な様式。

そして、何よりも歴史学で学ぶ『世界創世記』の中の記述ーーー


『創世神より招かれし異界の黒髪の聖者が世界を救った』


『招かれし』それはつまりーーー『召喚された』という意味では…


そもそも、私自身が『転生者』。

『転生』にせよ、『召喚』にせよ、前歴があってもおかしくはない………



もっと詳しく調べたかったが残念な事に、カリアンと過ごすヴァンディエム領での日々は、戦闘職と魔法、補助職のレベルがドンドン上がる程血生臭く、回復職や生産職のレベルがそこそこ上がる程過酷で、アングラ職のレベルまで上がるほど仄暗いものだった。


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