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~命の言葉~

作者: カオさん

衝動的に書きました笑

色々意味は込めてあります。是非お読み頂いて、感想をお寄せ下さい!




ご賞味あれ!

昔っから特出した能力も個性も何も無かった自分に嫌気がさしていた.....。

何か自分に個性は無いか....ガラクタの山を漁ってた...光の無い中で....。

夢にある少女が出てきた。

悲しげな表情をした少女だったよ

その少女はブランコに座っていて、そのブランコを明らかにつまらなそうなスピードで漕いで俯いていた。

少女はブランコから降りて俺のそばに寄ってきて、俺を見て話し出した。


「お兄ちゃん...私って悪い人?」


「君は誰だ?」


「名前なんて知らない....親は私に教えてはくれなかった....。」


「....親はどんな人なんだ...?」


「知らない....自分にとって誰かと分かった時には捨てられてた...。私に名前は無いのと同じだね...。」


「.....そうか。」


「私って生きてる意味あるの?」


意味....生きる意味.....。


「私はなんのために生まれたの?」

「死ぬと皆が喜ぶの?」

「死ぬと....誰が悲しむの...?」


そう言う少女の顔は涙で歪み、どんどん恐ろしい顔へ変わっていく.....。


......なんだ、あれ...。

いきなりなんだ...「私って生きてる意味あんの?」なんて俺に言って.....

人生に生きる意味なんて考えなくていい、死なないよう努力を続けてりゃいいんだよ......って伝えてやりたかったが、もう()()()()()()()()()()...。

...ってか、俺もそうすればいいじゃないか…なんもない自分に生きる意味なんて無いって思ってたのに....。

"見つける"努力じゃなくて"作る"努力すれば........。


自身の行いに苦しんで...罪の意識が俺を殺した。

死刑人は俺の後ろに立ち、俺の後頭部に銃を当てている....。

死を望んだ身としてもやはり死ぬとわかると怖くなる...

自殺芸をしているネットの男とは違う。もう死んだって構わない....悲しむ人は必ず現れるのはわかっている....でも俺はもうダメなんだ....。

床に突っ伏して目を閉じる....手も足も脱力した感覚だ。

耳を澄ませばカラスの声が聞こえた。カーカーと聞こえる二重に重なったような低い声が...。

昔霊柩車が見えたら親指を隠すように言われたが俺に親指は無い....今から起こることを指をくわえて見るしかない....。

前を見てばかりじゃちっとも良くない....口で熱く語ったって意味が無い。

言葉が伝わらないと何も意味ないじゃないか....。

偉そうな口調でそれらしい言葉を並べていたって、その言葉に思いが込められていない上に伝わらないと人は救えない.....人を救う責務を担う言葉が機能しない。

口ではなんとでも言える。嘘でも真実でも、言葉を発するのは簡単だ。

しかし言葉で人を救うのは簡単か?伝わるのは簡単か?

言葉はただのカッコつけの為にあるんじゃない

「死んでしまいたい」と思う人々の為にあるんだ。

心と命を救うんだ。言葉が。

いかがでしたでしょうか?


伝わっていただけたら嬉しいです

最近になって感じているのは「やっぱり俺はまだまだだな」というものです。

慢心は良くないですね笑

どの結果にも満足せず感謝することにはしっかり感謝を伝え、執筆に取り組む!

しっかり心得ていこうと思っております!

次回もご覧下さい!ありがとうございました!

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