守護神!大ピンチ?
私はこの場で叫びたいぐらいの衝動に駆られている。
「母様...ですか?」
マティアは神殿で巫女さんしてるから私のこと見えちゃうんだった!!!!
マティアは天界の正装をまとっている私を見て、少し驚いている。
ああああああああ!もう!運悪い!
しかし、私の運の悪さはここで終わらなかった。
「母上!?」
フォトスまで来てしまったのである。
私はもう、諦めた。
マティアに関しては、隠し事が上手だが、フォトスはド下手だ。
これじゃあ私が来てたことばれるじゃん。おわった。
私はあたふたしながら、打開策を探す。
打開策 逃走。
私は透過魔法、飛行魔法、加速魔法、透明化魔法を重ね掛けして飛び上がった。
このまま天界まで帰らなくちゃ!!!
私は魔力全開で飛ぶ。そうしたら絶対に追いつけないはずだ。
何とか天界まで逃げ切った。
改めて、竜の国ドンデリスへれっつごー!
――――――――――――――――――いどーちゅう――――――――――――――――――
到着である。
竜の国ドンデリスは、とにかく建物がでかい。
ま、竜サイズだからなんだけどね。
つまり自分がアリになったように感じる国である。
だからって竜の姿で入るわけにはいかないんだよねぇ。
私の龍の姿は、『光竜』という姿であり、私以外にこの種族はいない。
だから元の姿に戻ったら、速攻でバレるのである。
というわけで不法侵入したいと思いまーーーす。
それでも守護神かという感じではあるが、許してほしい。
えっと、竜の牙がよく取れる鉱山は、あーそうだそうそう。
ドンビズ鉱山。
早速ドンビス鉱山に向かい、透過魔法を使って最深部まで潜る。
ここら辺なら掘ってもバレないかな?
私は再度魔法を使い、魔力を持つ鉱石である竜の牙を探す。
あ、あった。
私はそこまで透過魔法で移動し、竜の牙を少し多めにもらってから、竜の国ドンデリスを出る。
こういう時に思うが、魔法ってすっごく便利なんだなぁ。
そうして、やっと一つ目の材料を調達した死にかけ守護神である。




