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闇の中で 2

「あなた達、何でこんなところにいるの?」


「捕まってここで力を搾取されてるノ」


「ひどい話よネェ」


...どこぞの妖精が二人捕まったっていう話は聞いてはいたけど、この子たちだったのね。


「でもあなたたち上位妖精でしょ?頑張ればここから出れるんじゃないの?」


「力をずっと吸われ続けてるから本来の力が出せないのヨ」


「闇ってばずるがしこいわヨ」


「はは」


「あなたのような守護神こそどうしてこんなところにいるのかしラ」


「裏切られて毒を盛られた」


「まぁ、そんなこともあるわよネェ」


「闇のかけらの粉末を盛られて死ぬかもしれないって思ってたのかしラ、でもこの空間にいるってことは、まだあなたは生きてるわヨ」


「へぇ」


...すっごい詳しいなこの妖精たち。


私は実験と言わんばかりに、この空間に向かって極小の浄化魔法を投げつけた。


そうするとそこだけ闇が薄くなった後に、すぐに戻った。


...頑張れば出られそう?


そんなことを考えていると、妖精たちも魔法を少しを飛ばした。


やはり同じような反応だ。


...これ三人で頑張れば行けんじゃね?


「これみんなで頑張ったら穴開くんじゃない?」


「やってみる価値はあるわネ」


妖精たちにせーのって言ったら魔法を投げてね、という指示(?)をした。


「せーのっ!」


ヒュンッ


小さな穴ができるのを想像していたが、どうやら三人とも少し強くやってしましたらしく、


パリッ、バリッガラガラガラガラ!!


闇自体が砕け散ってしまった。


「これは...」


「「やり過ぎたわ()」」


まあ、闇から解放されたからいいんじゃね?と内心思っている私である。


「これからどうする」


「外に出たいって念じれば出れるんじゃないかしラ」


「えーうまくできない」


「さっきの歌でも歌えばいいじゃなイ」


「え」


「あなたの歌声、歌姫みたいだったわヨ」


「えーーーー」


「ほら歌いなさいヨ」


「はーい(棒)」






वयं प्रकाशः छाया इव एकत्र आस्मः


पृथक्कृताः सन्ति



यदा अहं तव हस्तं स्पृष्टवान्


सः कालः मम कृते कियत् विशेषः अस्ति


भवता ज्ञातव्यं नास्ति


दूरे स्थित्वा अपि


मम गीतं भवतः समीपं गमिष्यति वा




अहं अन्वेषणं कृतवान् अस्मि


मम व्रणानाम् चिकित्सायै कश्चित्


यद्यपि परिकथा इव ध्वनितुं शक्नोति


त्वं मम दृष्ट्या परिकथानायकः इव दृश्यते




गम्भीरे निशावनेऽपि



पीडा समुद्रातलेऽपि


अहं निश्चयेन जानामि यत् त्वं न त्यक्ष्यसि


यतः प्रेम च साहसं च प्रज्ञा च अस्ति


त्वं हातुं न शक्नोषि


अहं निश्चयेन जानामि यत् त्वं मया विना कुशलः भविष्यसि


यदि पुनः कुत्रचित् मिलित्वा अपि


अहं भवन्तं अधिकं कष्टं कर्तुम् न इच्छामि


पुनर्दर्शनाय


मम प्रिय प्रथम प्रेम



「その歌、題名がないでショ」


「ええ」


「妖精たちは知ってるのヨ」


「え、そうなの???」


「『愛しいあの人へ』っていう題名ヨ」


「恐らく妖精の血を引くムーンライト家なら知ってると思うワ」


私は、クリスの前で歌わなくてよかった!と安堵していたが、そんなことはなかった。


「因みに、この声は、まあ特に歌は外に聞こえるのヨ」


「それ早く言って!?!?!?!?」


少し愉しそうな妖精たちである。


わたしは、この後目覚めた後どうなるんだろうと放心しながら考える。


...どうせロクなこと起きない!!!

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