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新婚旅行を壊す者

あの日から数日後。


私たちは準備を終え、すでに馬車で出発していた。


最初の行き先は、極夜の国ドルヴィア。


一日中日が昇らない国である。故に寒い。


...クリスは何でこんなところを選んだんでしょうね。


かなり長旅なんだそうなので、私は馬車の中で寝ることにした。


...おやすみぃ。

                                               

                                          

                                          



















目が覚めたら、ドルヴィアの国境門についていた。


どうやら時間帯的に真夜中らしく、三日月がみえた。


馬車を降りて宿屋に移動し、そこで夕食(一日中日は昇らないけどね)を取ることになった。


「お疲れ様ソレイユ。馬車の中でぐっすり眠ってたそうだね?」


「ええ、ち、ちょっと眠くなっちゃって」


夕食はステーキとサラダ、カルパッチョや、ケーキが並んでいた。


...見てるだけでもおいしそう。




私は夕食をぺろりと平らげ、宿屋の自室で休憩していた。


「陛下、よく眠れるようにカモミールのお茶をお入れしました、クリス様がお呼びですし、いっしょにのんできてはいかがですか?」


このメイドはウスタ。前の夜邪悪な笑みをしていたメイドだからあまり信用はしていないが、あんまり断りすぎると怪しまれるので、今回の提案を受け入れることにした。




だが、それが間違いだった。いつも通り無視していればよかったのに、と今更ながら思う。




私はネグリシェ型の寝間着のまま、クリスの部屋へと移動した。



そして、テラスで一緒に話をしていた。



私がお茶を口にした時だった。体中に激痛が走り、私は血を吐いた。


「ソレイユ!?」


私は遠のく意識の中、魔力で網を作り上げ、ウスタを捕らえた。


これが毒ではなく、闇のかけらの粉末であることであることぐらい私にだってわかっている。


...致死量ではなさそうだけど、きついな。




そう考え、クリスに守護魔法をかけたところで、私の意識は暗転した。




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