戦争 3
神獣。
神獣は七体おり、それぞれ種族名がある。
『白天竜』
『黒狼』
『天猫』
『光鳥』
『白狐』
『神鹿』
『月兎』
私は、この七体の神獣の子供を預かっているのだ。
子供といっても、神獣は人間と同じように18歳ぐらいになると大人になる。
この子たちは...12~13ぐらいだろうか?
「姫様~もう終わりましたよー」
「えっ?あっ!うん」
まったく周りの状況が見えていなかった。戦闘中だったというのに。
「帰っていいですか?」
このすぐさま帰ろうとするのは月兎。マジ生意気。
あの闇兵は、神獣たちが各々の力を使って、なんと!!!
闇兵を(闇の住民も)光の住民へ戻せるんです!!!!
すごいよねー。ちなみにわたしはできません!
闇の成分を除去して、その代わりに光を入れることでほとんどの場合は戻るそうだ。多少闇が残っていたとしても元が光の住民であれば自然に消えていくそうだ。
とりあえず終わったみたいなので、この戦場となった夜の大広間を掃除したいと思いまーす。
散らばったガラスを踏むとパキパキと音を鳴らすのを楽しんでいると、かけらが細かくなって掃除を大変にしていることに気が付いた。
...水で流してその水を吸収すればいいか。
大広間が水浸しになってしまわないように結界を張り、内部を水で満たす。浮かび上がらせ水球にし、内側に向けて水流を発生させ、破片やごみが内側に集まるようにする。これで大方掃除は終わる。
その他の片付けが一通り終わったところで、わたしはふと、大きな窓の外を見る。
そこには、白銀に輝く、巨大な満月があった。
片付けが一通り終わり、私が自室に戻ると、そこには物悲し気に佇むマティアの姿があった。




