願い事
私は医者の診断で、一カ月間のリハビリをすることになった。
...これ、かなり短い期間らしいね。
私のリハビリの内容は、「魔法」「錬金」「武術」
の三つである。
リハビリが終わったころには、私の力は全盛期をとうに越していた。
私がリハビリを終え、何日か経った頃、フォトスがあるお願いをしてきた。
「母上、私と本気で手合わせをしてほしいのです」
「...クリスじゃダメなのかしら?」
「父上には何度か手合わせをしていただいたので...」
「じ、じゃあフォレストは?」
「フォレスト様は魔法が苦手で、ほぼ攻撃手段は武術だと伺いました。私は武術にあまり自信がないので、到底かなわないと思います」
...それで、シャイニー家屈指の魔力と言われた私と手合わせをしたいと。なるほどね。
「...いいでしょう。ただし私は本気を出しません。息子に殺す気で戦えるわけありませんからね」
「分かりました、私は本気で行きます」
「えぇ。楽しみにしてるわ」
「え、じゃあ僕とは?」
クリスが期待のまなざしでこちらをを見ているが、あんたとなんてやりませんよ。
「やるわけないでしょ!操られてた状態の私と互角なんだから、私が勝てるわけないでしょ!」
「今のソレイユなら勝てるかもよ?」
「嫌だね」
「えー」
あんたと手合わせしたらここら辺一帯が吹き飛ぶわ。




