結婚式はまだ終わらない 2
ガチャリ。
大門が大きな音を立てて開く。
それと同時にモルフィ―とミテスが歩き出す。
視界が開けるとの同時に、歓声が起こる。
....いつもの五倍ぐらいの花束が飛んでくる。
魔法でキャッチをしているのだが、置き場所がない。
...そうだ、いいこと考えた~♪
花を花びらだけにする、そしたら、魔法で複製して、そこらへんにぶちまける!
やってみたら意外と喜んでくれた、花束を投げた人はちょっとショックだったみたいだが。
「きゃー!陛下こっち見て~!」
「ウインクして~!」
「陛下お美し~!」
...あ、私のファンクラブだ。
たまには要望に応えようかな、と思って、ウインクしたら
「ギャー―!!!!」
ファンクラブの人たちが一斉に倒れた。
「...。」
私は、知らなかったことにした。
やるのを忘れていたが、魔力を振りまいて演出しないと。
手に魔力を凝縮させて、それを空に掲げて一気に圧縮を開放する。
パァァァァァッ!
一気に魔力の粒子が街全体に広がる。
皆はその祝福を一粒でも多く受けようと必死である。
このパレードが終われば休める。と思っていたが、そのあとに一番憂鬱イベントがあったのは、その時の私は忘れている。
それは
初夜だ。




