結婚式はまだ終わらない 1
憂鬱なイベントを一つ終わらせただけなのに、かなーり疲れた&ハズカシイ
「陛下、次はパレードですから、お準備をお願いいたします。お疲れであるのはわかりますが、今日だけ頑張ってください」
「わかってるわ」
フィルスにわかりきったことを言われた。なんか悔しい。
「そうだ、フィルス。モルフィーと顔を合わせてくるわ」
「承知いたしました」
「モルフィ―!」
「あら、もういらっしゃったのですか?」
「少し息抜きに来たの」
...相変わらず大きい神輿だなぁ。いや、私が乗るんだけどね?
「モルフィ―、その方は?」
そんなことを考えていると、となりの竜が話しかけてけて来た。
「あぁ、この方は第150世シャイニー...」
「え!?!?!?!?」
その竜は私が現守護神だと気づくと、ものすごい勢いで平伏した。
「お初にお目にかかります、クリス様の騎獣をさせていただいております、ミテスと申します。
以後お見知りおきを」
...流石に竜でも礼儀作法は教えられているんだね。
「そんなにかしこまらなくていいわよ、これからお世話になるでしょうし」
「シャイニー、もう先に来ていたのか?」
「ひゃっ?!?!」
....うん。まじで急に話しかけるのやめてくれ。私、魔力量に反して超ビビりだから。
「もう、急に話しかけないでよ、びっくりしたじゃない」
「はは、ごめんごめん」
「まぁ、仲睦まじい夫婦ですこと」
モルフィ―に思ってもいなかったことを言われ、私とクリスは赤面。
そして二人そろって
「幼馴染なだけです!!!」
と叫んだ。
いよいよパレードが始まる。
私はモルフィ―の神輿に乗り込み、外を見渡す。
隣を見れば、クリスが此方を見て微笑んでいる。
...そういえば...
母様が絶対に叶えなさいと言われたこと、それは
「幸せになりなさい」
だった。
母様、私、今幸せです。
だから、心配しなくていいよ。
これからは幸せに生きるからー
ー私は心にそう誓った。




