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声がないのに苦しいのはなぜ

作者: 亜美

声を失った鳥がいた。

飛び方を忘れた鳥がいた。

空を見上げることを忘れた鳥がいた。

小さな足でぎこちなくひたすら歩いて

転ばないように少し先の地面を見ながら

一歩一歩体を奮い立たせて歩いて


あれ、、



いま、僕どこにいるんだっけ。


どこに向かって歩いてたんだっけ、



どうして歩いてるんだっけ、



なんのために歩くんだっけ。


なにもかも無くしたと思ってたのに

まだ胸が苦しいのはどうして


僕は、なにが好きなんだっけ。


僕は、もう飛べないのか



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― 新着の感想 ―
[良い点] 苦しいですね。 自分の立ち位置がわからないのが酷く辛く感じます。 今私自身が人生に迷ってるせいでしょうか、胸につまされました。 少しでも息が楽にできますように。
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