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AI  作者: Inoue
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今俺アラフィフ、元妻(変換面倒なので嫁とします)5歳下

約10年前の離婚当時、長女12歳、次女10歳


 だからもう10年も前の昔。正直二人娘がどんな顔だったか記憶さえ怪しい。写真やビデオがあったのかも知らない、当時の俺は実の子さえ気にさえしないほど仕事にはまっていた。今もそう変わらないほど仕事ばかりなんだけどね。そのもっと前、離婚するずっと前から話します。



商業高卒で会計オタクだった俺は地元の田舎シティホテルに就職した


フロント業務で夜勤から入ったけど事務員が寿退社する回転率が高すぎて、夜勤と日勤のハイブリッドでシフトに入れられるようになったのが入社半年後

それから半年した1年目で若いのに数字を良く見ているしパートさんのウケも良いと良い良いづくしの評価をされて主任の肩書を頂いた


肩書よりも給料いきなり1.5倍が嬉しくて、職場の人を誘って自腹で昇進祝飲み会を2回したのは夜勤の人いるから一度にみんなで集まれないから


それから更に1年して支配人が同業への転職でやめることになり、本社経由で別の支配人が来ることになっていたけれど、急病で長期療養になり、しばらく俺が支配人代理として支配人の派遣を待つことに

シティホテルでも結婚式場とか無い大きさなので支配人の下が主任、後で知ったのはホテルの支配人は格上のホテル支配人へ転職して年収上げて行くものなのだとか


でも支配人代理って何すればいいのかわからなくて、引き継ぎもマニュアルもなかったので自分なりに売上に貢献してみようとプライベート無くして営業したり接待したりゴルフ覚えたりの日々


業績を認められて入社から4年目で正式な支配人になり、7年目からは25歳なのに年俸1,000万円頂くほど評価され、内訳は半分預金で残りは生活費と接待交際費

交際費を経費にせずポケットマネーで人脈を作り仕事取って来ていたので利益率の点で本社からの評価は自画自賛ながらとても高かったはず

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