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詩のようなものたち

ずれている

作者: 暮 勇

 世界はちょっとだけずれていて

 近所には、神が見えるおばさんが居たり

 毎朝欠かさず 、家でお線香を焚くおじいさんが居たり

 鳩や雀にパンくずをやる男が居たり

 聞いたことがない宗教の勧誘をする女が居たり

 そんなこんな人々が居ても

 全ての人を、同じ地平に住まわせて

 社会という、同じシステムに組み込んでしまい

 世界は不思議と、回っている

 見ようとしなければ

 皆同じ”人”

 それでも、一度じっくり目を凝らすなら

 世界は少しずつ、ずれている

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