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「どうしてくれようか」


 そう呟いたロイの顔は笑ってはいるものの目は笑ってはおらず怖かった。


「って考えていた時に君のことを思い出してね。そういや情報屋で結構強かったなって。お願い、僕の弟をヒロインから助け出してというかヒロインを追い出して欲しいんだけど」


 怖い顔から一瞬でいつもの表情に戻し言った。


「依頼内容はヒロインを国外追放とさっき話にでた悪役令嬢の保護」

「いやいや始めのやつは頼んだけど2つ目は違うよ!」


 俺がいきなり頼んでない依頼内容を言い始めたからロイは慌てて訂正した。

 なぜ俺がそんな事を言い始めたのかというとレイからの念話が今さっき入ったからだ。ロイ達がくる前に頼んでおいた王族に関する情報だ。


「今、俺の弟子から情報が入った。王族は王子3人、第1王子から順番にロイ、ディール王子、ケイト王子。姫は1人、リオ姫。だけどもしもう1人姫がいたとしたら。ディール王子とは双子で双子という理由だけで神官に殺されそうになったけど王妃様が命をかけて守った姫、ディーラ姫。この事は王様しか知らないけどその乙女ゲーにあったからロイは知ってるはず」

「弟子は優秀だね。そうだよ。そして悪役令嬢はディーラ。それを思い出したのは最近なんだ。最初からは思い出せなくてどんどん記憶の破片が揃ってきてやっと思い出したんだ。だから俺は自分にかけた呪いを解き父上に全てを話した。ディーラの為にディールの為に全てを計画した」


 ロイは全てを話した。ロイらしくない行動だったがごねるよりは好感がもてた。


「じゃあ聞いてくれるよね!ディールとディーラーの可愛さっ!」


 前言撤回。やっぱりロイらしい行動だった。

 俺とリックは侍女が食事の準備ができたと呼びにくるまでロイの弟妹自慢を聞かされた。

 こんなに疲れたのは古龍と戦うのをこっそりばれないようにサポートした時いらいだ。

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