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159/338

その159

 危険な会話から逃げ出した先は母様の執務室の近く。丁度いいやここで暫く時間を潰そう、と軽くノックをしようとドアに近付くと……、私の後ろから人影が。

 いつの間に後ろにいたのか問いかける間もなく、シアさんは私より先に執務室のドアをノックする。


「バレンシアです、姫様をお連れしました」


「え? シアさん?」


 どうぞ、入って頂戴、という母様の声を聞き、シアさんは失礼しますとドアを開ける。


 え? あ? う? ま、まあ、いいか。

 どうせ中に入ろうと思っていたんだし細かい事は気にしない。いつの間に、どうしてついて来ていたのかと聞いたところで、逆に不思議そうな顔を返されてしまうだけに決まってるよ。



 執務室にいたのは母様とカイナさんとクレアさんの三人。父様は今日は来てないみたいだね。

 入ってすぐに三人に朝の挨拶、三人ともすぐに挨拶を返してくれた。


 ふむ……。三人を見てまず思ったことが一つ……、忙しそうだ。

 

 クレアさんが書類の束ねられた冊子を棚から選び出し、カイナさんの近くの作業机のようなテーブルに積み上げていっている。カイナさんはその書類に目を通し、必要な所だと思われる箇所に付箋を張り、母様の執務机へまたそれを積み上げている。

 母様は付箋を剥がしつつメモを取りながら受け取った書類をじっくりと読み、読み終わったら机の反対側へ置く。それをクレアさんがまた棚に戻すという一連の作業を繰り返している。


 たまに母様が噴き出しているのとカイナさんが赤面しているのが少し気になるが、今日はとても忙しそうだった。珍しい。


 珍しい? そういえば、母様たちがお仕事をしているところって初めて見た気がするよ……。いつもは大体休憩していると言うか、のほほんと紅茶飲んでるよね。


 時間潰しのつもりだったが興味が湧いてきてしまった。邪魔にならないように見学させて貰っちゃおうかな。






 そうと決めたらまずは確認。ここにいても邪魔にならないかしっかり聞いておかないとね。


「母様、お仕事? 私邪魔じゃないかな?」


「シラユキが邪魔な訳ないでしょう? これはね、うーん、お仕事と言えばお仕事かしら。クレア、カイナ、そこまででいいわ。一旦休憩にしましょう」


 即答だった! しかも休憩に入っちゃったよ!! 思いっきり邪魔してしまった……。大失敗だ。


「はい。お疲れ様です」


「はい。ふう……。では、紅茶を淹れましょうか」


「ああ、私が。カイナも休んでいてください」


 休憩と聞いて紅茶を淹れようと立ち上がりかけたカイナさんをシアさんが止める。


 優しいなさすがシアさんやさしい。私はこれでシアさんのことがまた大好きになったな。


「そうですか? それじゃ、お願いしますね」


 カイナさんは椅子に座りなおし、目頭を指で押さえている。


 眼精疲労? 書類に目を通し続けるお仕事は大変そうだね……。ちょっと邪魔してよかったと思えてしまう。



「シラユキはここにいらっしゃい? 私の疲労回復にはシラユキが一番効くの。だからね? ほらほら」


 自分の腿をポンポンと叩き、私を呼ぶ母様。


「うん。ごめんね母様、お仕事の邪魔しちゃったね」


 言葉では謝っているのだけど、母様に甘えられるのは嬉しいからつい笑顔になっちゃう。悪い子だよね私は。


「ううん? もう少ししたら休憩を挟もうと思っていた事は確かだから、それがほんの少し早まっただけよ。安心なさい。まったく、優しい子ねあなたは……。あー、疲れが飛んでいくわー」


「ふふふ、くすぐったいよ母様、ふふふふ」


 頬擦りをしてくる母様に私も頬擦りで返す。幸せすぎる……


「エネフェア様いいなぁ……。ねえ、クレアもそう思……、そういえばクレアって、一昨日姫様と一緒に町まで遊びに行ったのよね? 昨日も抱き上げて館までお連れしてたわよね? ずるいぃぃ」


「フフフ。まあ、どちらも私から進んで、という訳じゃない。人徳の差、という物じゃないのか?」


「くうう、悔しい……!! 私ももっと強くなっておくんだったわ……」


 あはは。相変わらず二人とも仲が良いね。

 しかし、折角の休憩時間が喧嘩で潰れてしまうといけない、ちょっと先手を打たせてもらっちゃおう。


「母様、ちょっとごめんね、降りるね?」


「ええ? うう……、分かったわ。少しの間だけよ? ホントに優しい子なんだから……」


 さすが母様、私の思惑はお見通しですか。ふふふ。


 母様の膝の上から降りて、椅子に座るカイナさんの横に立つ。


「カイナさんカイナさん、お膝に乗せてほしいな?」


 ちょっと恥ずかしいけどおねだりだ。


 カイナさんは一瞬何を言われたのか理解できなかったみたいだが、すぐに驚きに目を見開き……


「ははははい!! で、では失礼して……」


 私を軽く持ち上げて膝の上に座らせてくれる。


「ふふふ、ありがとうカイナさん」


「ありがとうございます姫様。し、幸せ……。あ、あの、姫様? すこし抱きしめても、頬擦りしても……」


「うん、いいよ? こっちからお願いしちゃう。ふふふ」


 私の返事を聞いたカイナさんは、少しだけ強めに私を抱きしめ、優しく頬擦りを始める。


「はああぁぁ……、幸せすぎます……。もう一生このままでいたい……」



「ほ、本当に幸せそうですね。いいのですか? エネフェア様。思いっきり唇にキスしているのですが……」


「うん? いいんじゃないかしら。クレアもたまにはシラユキにキスしてあげてね。あの子キスされるの大好きだから」


「は、はい! 喜んで!」


「はい喜ばない。ああ、舌を入れようなど思わないようお願いしますね。友人の舌を切り取る様な真似はしたくありませんから」


「お前と一緒にするな! さらっと恐ろしい事を言うもんじゃないぞバレンシアは……」


「貴女がそれを言うの? ふふ、ふふふふ」


「あ、いやっ、も、申し訳ありません……」



 カイナさんは私を可愛がることを堪能したのか、私を普通に座らせる状態に戻す。

 そして真っ直ぐ母様の方を向き、真剣な表情ではっきりと……


「エネフェア様。私、姫様と結婚したいです!」


 とんでもない事を宣言した。


「あら?」「おや?」「おいおい……」


「いきなり何言い出すの!? カイナさん? うわ、真剣な目!」


 まるで娘さんを僕にくださいとでも言うかの……、まさに今がそれだよ!! 駄目だ、私も混乱してるみたいだね……


「ふふふ、シラユキが貴女の求婚を受けたらね、ふふふふ。何なのこの子たち、面白すぎるわ……」


「エネフェア様、今のカイナにそれを言ってしまうと……」


 カイナさんは私をひょいと持ち上げ、正面から向き合う様に座らせ直す。カイナさんの膝の上で正座する形だ。


「姫様、私と結婚して頂けませんか? 必ず幸せにお育てしますから……」


「カイナさん落ち着いて!! 三人とも笑ってないで助けて!! シアさんナイフは駄目!! わ! ちょっ、顔近、んーーー!!!」




 暴走状態のカイナさんは、クレアさんからかなり強めのチョップを受けると正気に戻ってくれた。

 今は私はまた母様の膝の上、カイナさんは床に正座。顔を真っ赤にして恥ずかしがっている。


 あー、焦った、本気で焦ったよ。まさかカイナさんが暴走するなんて思ってもみなかった。クレアさんももうちょっと早く止めに来てくれればよかったのに……。あのままだったら絶対舌入れられてたよ。多分ギリギリだったと思うね、うんうん。何か大事なものを失ってしまうところだった……


「ごめんねシラユキ、からかいが過ぎちゃったかしら? カイナは本当にシラユキのことが大好きね。ふふふ」


「も、申し訳ありません姫様! 姫様のあまりの可愛らしさに完全に我を忘れてしまい……。どどど、どう償ったら……」


「わ、ビックリしただけで怒ってないから大丈夫だよ。ね、ねえ、カイナさん? カイナさんって、その……、そっちの人に、なっちゃったの?」


 怒ってはいない、いないが……。この疑問だけは絶対に解決しておかなければならない!


「ど、どうなんでしょう? 男の人とのお付き合いはもうほぼ諦めていますし、そうなると残るは女性と、という事になってしまいますね?」


「聞き返すな、自分の事だろう……。むう、親友が女性趣味に転がるとは……、複雑だ。しかし、親友だからこそそこは認めてやらねばいかんな、うん」


「一人で納得しない。エネフェア様、姫様のお悩みを解決してしまおうと思うのですが、構いませんか?」


「もう? 私はもう少し楽しみたかったのだけれど……。しょうがないわね、シラユキの悩みにしちゃうのも、ね。バレンシア、お願いね」


「はい、畏まりました。お任せください」


 シアさんは丁寧なお辞儀を一つした後、カイナさんの方へ体を向ける。


「カイナ、これから幾つか質問をします。深く考えず即座に答えてください。ああ、簡単な質問ですよ? 構えないように」


「え、ええ……」


 なになに? 心理テストか何か? なるほど、これでカイナさんが本当に女性趣味に転んでしまったかどうか確かめるんだね。

 さすがシアさんだ、多芸すぎるにも程があるよ……



「姫様のことは、お好きですか?」


「はい!」


 照れちゃうな……


「愛していますか?」


「愛しています!!」


 愛!? まさか本当に……?


「姫様と一緒に入浴した事は何度もありますよね? 姫様の裸を見て、性的興奮を覚えた事はありますか?」


「ある訳無いですよ!? ば、バレンシア?」


 なんてストレートな聞き方! まあ、私は子供だからかな?


「では、エネフェア様の裸には?」


「無いです! とても綺麗な、美しい方だとは思い憧れはしますが、それだけですよ?」


 え? 女の人が好きな人から見たら母様の裸は鼻血ものだと思うんだけど……。キャロルさんなんて姉様と一緒に入ったとき、おっと次の質問が。


「他に裸を見てみたり、肌を触れてみたい重ねてみたいと思う女性はいますか? そう思ったことはありませんか?」


「いる訳無いじゃないですか! さっきから質問がおかしいですよ? あ、姫様のお体や御髪を流して差し上げたいとは毎日の様に思っていますけど……」


 おぐし? ああ、髪の毛? なんか古風な言い方に聞こえて来たね……

 ふむふむ、この流れは……、なるほどね。


「では、男性では?」


「だ、男性!? そそそそそんな、恥ずかしいです……」


「くっ、私より背が高いのに可愛らしい反応を! ……失礼。では最後の質問です、これは真剣に考えた上で答えてくださいね。ある日貴女に姫様が悩み事を打ち明けます。姫様がとある女性を好きになってしまったそうです。その女性の方とお付き合い、結婚、そして、愛し合いたいと……、勿論性的な意味で。その相談を受けた貴女は他の誰にも頼る事はできず、一人で考えお答えしなければなりません。貴女は姫様に、どの様に、お答えしますか?」


 突っ込みたい、全力でツッコミを入れたいが……、シアさんもカイナさんも真剣な表情だ。我慢だよ我慢。


 カイナさんは目を閉じてゆっくりと考え、そして答えが出たのか目を開き、シアさんの瞳を真っ直ぐ見つめ返し、答える。


「もし、本当にそんな事になってしまったのなら……、素直に応援すると思います。反対は多いかもしれませんが、姫様が心に決めた方に間違いはありません、貴女もそうですよね?」


「ええ、それは勿論。内心、本音ではどうです?」


「それは……。やっぱり、ウルギス様やルーディン様の様な素敵な男性の方と一緒になって……、あ」


 うん、やっぱりそうだよね。


「はい、ありがとうございます。それが答えですね。貴女はまだノーマルですよ、安心してくださいね」


「あ、ええ。そう、ですね……、よかっ、まだ!?」


「気のせいです。エネフェア様、どうぞ」


 驚いて聞き返すカイナさんを軽く流し、シアさんは母様にうやうやしく頭を下げる。


「あら? 締めの一言はくれるのね、嬉しいわ。カイナ、貴女がシラユキに感じている感情は確かに愛情で間違ってはいないわ。でもね、それはきっと、母親が子供に向ける愛情だと思うの。母性ね、きっと」


「ああ、なるほど。さすがはエネフェア様、さすがバレンシアだな。母性か、カイナらしいな」


「どうなるかと思ったけど、凄く綺麗に答えが出たね。でももうちょっと質問は考えてほしかった!」


「ですよね? 恥ずかしいです。母親、かあ……」


「お育てしますと言った自分の言葉で気付いてくださいね、まったく……」


「シアさん初めから分かってたんじゃない! 今の心理テストっぽいのの意味は!?」


 ただの休憩時間の暇潰しですが何か? という顔をされてしまった!!






 カイナさんもすっかりと落ち着きを取り戻し、みんなでゆったりと紅茶を飲みながら軽いお話を続けていたが、執務室に来てからかれこれ三十分くらいは経った思う。


 さすがにそろそろお暇しないと本当にお仕事の邪魔になってしまいそうだね。キャロルさんからの危険そうなお話ももう終わってるだろうと思うし、談話室に戻ろうかな。


「それじゃ、母様、そろそろ戻るねー。お仕事の邪魔しちゃってごめんなさい」


 母様の膝の上から降り、ぺこりと頭を下げてもう一度謝る。


「もう行っちゃうの? 寂しいわ……。これは別にお仕事っていう訳でもないし、急ぎでもないし、カイナ一人に任せても大丈夫だし、もっとここにいてもいいのよ?」


「エネフェア様!? この量一人は辛いです! 無理です!!」


 冗談冗談と笑う母様。絶対本気で言ったと思う。


「そういえば、特に気にしてはいませんでしたが、エネフェア様は何かお探しでしたか?」


「あ、うん、凄く今更だと思うけど私も気になってた。どんなお仕事してたの? 母様ー」


 母様のお仕事はこの国の女王様。実は私はそれだけしか知らない。たまにここに遊びに来てもお仕事をしてるところは見た事が無いし、特に聞くまでも無いかと思ってずっとそのままだったのだ。

 でも今日は初めて忙しそうにお仕事をしているカッコいい母様を見る事ができた。そのせいか少し興味が出て来てしまったんだよね、戻る前にちょっとだけ教えて貰っちゃおう。私も将来する事になるかもしれないし? ふふふ。


「さっきも言ったけど、これは本当にお仕事じゃないのよね。ただの確認作業と言うか……。リーフエンドが国の体制を敷いてから今までのね、他種族が森の中に入った時の記録を探していたの。何か問題を起こした者がいないか、とかね? 後は、今回のショコラの分の記録も新しく作らないといけないからその参考にもね」


「え……? 三千年分!? ご、ごめんなさい! 私がショコラさんを連れて来ちゃったからだよね? ごめんなさい……」


 母様たちが頑張ってお仕事してるのに私はゆったりと楽しく朝ご飯食べてたんだ……。それに、いつものお仕事もあるのに、余計な手間を増やしちゃったって事だよね……


「もう、シュンとしないの。可愛いわね本当に……。これで何回目かしら? お仕事じゃないのよこれは。それに、二千年分くらいかしら? 時代が進むに連れて数も少なくなっているし、そこまで大変な作業でもないのよ?」


「エネフェア様が大変じゃないと感じるのは抜き出し作業を私がしているからですよ? それと、これはどちらかと言うとお仕事だと思いますけど……。今までサボりにサボった分のつけが回って来ただけです。姫様、これは本当はもっともっと早めにやっておかなければいけないことだったんですよ」


「カイナ!? 姫様の前でそれは……」


 サボり? つけが回って来た?


「言っちゃ駄目よ! 私の良き母、賢き母としてのイメージが……」


「あ、母様が最高の母様だっていうのは揺るぎ無いから大丈夫。カイナさん、詳しく聞かせて?」


「最高の母様? 嬉しいわ……。あ、駄目よカイナ!」


「どうせ今後誰も他種族の来客なんて無いわねうふふ、と高を括ってしまわれていて、三百年以上手を付けていなかったんです。エネフェア様ご本人に目を通して頂かないといけないので私たちにはどうすることもできず昨日の今日までズルズルと……」


 三百年以上放置してきたお仕事!? ああ、それで今になってショコラさんを森に入れる許可を出しちゃったから……


「母様が女王様になったのはいつ頃だったっけ?」


「三百年以上前です。私たちがエネフェア様にお仕えするよりも……、百年以上前ですね。毎日こつこつと片付けていれば一月と掛からず終わる筈の量だったのですが……。それで今こうして纏めて取り掛かっている状況になってしまったんです」


 なるほどねー。母様が女王様になってから全くやってなかったんだね……。でも私はやっぱり複雑な気持ちだなー。




「ふふ、大丈夫よシラユキ。始めてみると意外にこれがね、読んでて結構面白いの。昔は父様と喧嘩したいって言う理由で来た竜人に許可を出しちゃった事もあるみたいなのよ? 当時の事が面白おかしく書かれててね?」


「なにそれこわい。でも読んでみたいねそれ」


「姫様にはちょっと、その……、お読みになるにはまだ早い内容も含まれていますので……」


「なにそれもこわい。ね、年齢制限ありなの? 怖かったり、悲しかったりする記録もあったの?」


「うーん……。ま、色々ね。怖かったり、悲しかったり……、は実は全然無いのよね。いやらしいのは多いわ」


「ええ。もう、読んでて恥ずかしくって……」


「何で!? あ、答えなくてもいいから!!」


「是非お聞かせ願いたいですね!」


「バレンシア! ウキウキするな!!」


「そ、それじゃ私は戻るね。お昼は一緒に食べようね! 行こ、シアさん」


「ふふ。はい、参りましょうか。それでは、失礼致します」




 まさか逃げた先から逃げ帰る事になるとは……、面白いね。

 さーて、お昼までまたショコラさんと沢山お話しようかな。ふふふ。




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