その153
今回も少し長めです。
ほぼ会話分のみなのですが……
「ほー、実年齢ではシラユキより年下なのか。人間種族は訳が分からんな」
「種族の違いを訳が分からんで済まさない。姫様、どうぞ」
「うん。あーん……、んっ。……ふう、自分で食べさせてよシアさん……」
「うっひゃー、シラユキちゃん可愛えー。っと、そうそう、私が十九でシラユキちゃんが二十ね」
今日のお食事会、まずメインとなる話題は新顔同士の簡単な自己紹介。ショコラさん、ライナーさん、エディさんの順で何事もなく話は進み、今はナタリーさんの番になっている。
ナタリーさんは人間種族で十九歳、Eランクの冒険者。雑務依頼をメインとしている、まだまだ若くて元気な可愛いお姉さんだ。
実際の年齢こそ私の方が上だが、種族の違いで実年齢は当てにならない、最初に聞いたときは少し驚いたけどそれだけだ。
ナタリーさん本人もそんな事は気にせず、私を妹の様に可愛がってくれている。
「子供の頃からシラユキちゃんのお友達に憧れててさー、頑張って冒険者になった訳よ。まあ、討伐系なんて受けた事も無いんだけど。初めてシラユキちゃんを見たのは……、八歳だっけかな? 秋祭りでエネフェア様の膝の上に今みたいにちょこんと座ってて……、ま、一目惚れかね。冒険者ギルドによく通ってて、何人か友達も作ってるって噂聞いて必死んなって体鍛え始めて、巨乳大好きと聞いたら毎日自分で揉んで大きくして……。毎年の秋祭りとか、たまに町で見かけても、でも冒険者になるまではって我慢して。んで、十六になったその日に冒険者登録して告白して、お付き合いを始めたって訳」
「なんか最後言い方が変!! 所々変だよ!」
姫様巨乳大好き説は町にまで広がっていたのか……!!
「大体合ってますね。お友達になってくださいと告白し、友達付き合いを始めたのでしょう? ものは言い様、という事ですね。ああ、姫様、興奮なされないように……、お体に障ります」
身を乗り出して反論しようとした私を、シアさんが優しく自分へと引き寄せる。
「あう、ごめんなさい。うう、ナタリーさんめ……」
恨みがましくナタリーさんを睨んではみたが、にこにこと笑顔で返されてしまった。
「シラユキは巨乳好きか……。まあ、私のならいくらでも揉ませてやる、いつでも言え」
「うおお、姫さん羨ましいぜ……」
自分の胸を持ち上げてにこやかに言うショコラさんに、ライナーさんの目線も釘付けだ。
そ、その内お願いしようかな……、はっ!? ここは否定するところだよ私!!
「バレンシアさんが認めたシラユキちゃんの友達だから、悪い奴では決して無いよ。たまに暴走する時もあるけどソフィーよりは全然マシだしな」
「まあ、コイツ以下は早々いないと思うけど? ま、エディの言った通り悪い奴じゃないよ。二人とも、何かあったら助けてやったげて」
ソフィーさんは二人の言葉に首を傾げている。無言でこうしてると普通の美人さんなのに……
「おおお……、王族のお友達に加えてSランクとAランク二人……。凄いコネを手に入れてしまった……!!」
「利用する気満々だな面白え。だが荒事なら任せときな」
「ああ、新しくできた友人の頼みだ、村や町の一つ二つ軽く滅ぼしてやっても」
「遠慮します! すんません!! 怖えー、やっぱSランク怖えー……」
私はシアさんに料理を食べさせてもらいながら完全に聞く側に徹している。こんなに聞いてて楽しい席は早々無さそうだからね。たまにどうしても我慢できずツッコミを入れてしまい、その度にシアさんに注意されてしまっているが、そこはまあ、性分という事で。エディさんももっと頑張って!
しかし、シアさんは凄い。さっきから私が食べたい物を食べたいタイミングで適量口元に運んで来てくれている。恥ずかしいけどこれは楽だね。もうこれから毎日の食事もこの方法で……、駄目だよ!! ま、まあ、今日は仕方ないね。シアさんも幸せそうだし良しとしよう。
ナタリーさんについてのお話が続く。みんな食べながらなのにどうしてそんなに続けて喋れるんだろう? 私が噛むのが遅すぎるのかもしれないね。
私はよく噛んで味わって、楽しいお話を聞きながら心の中でツッコミを入れつつお食事ができるから文句は無いんだけど、やっぱりみんなにももうちょっと味わって食べてほしいなー。あ、シアさんソレ食べたい。おお、早速口元に……、んー、美味しい。……何故だ!! 絶対心読まれてるよ……
「んあ? 実家通いだあ? ああ、出身がここか。子供の頃からっつってたもんな。それでも家出て宿暮らしすんのが普通だろが、何やってんだ」
「宿って高いのよ! 実家があるならそこに住みながらでいいじゃない? ちゃんと家にお金は入れてるしー」
偉い! ……のかな? 私も家に住みながらでもいいならそっちの方がいいと思うなー。
「早く嫁に行けってうるさいだろ? あんま人の家の事情に口出しはしないけどな。俺だってエラに足伸ばした時は実家に泊めてもらってるし、宿代浮くのは助かるよなホント」
「エディ貰ってよ。まー、まだ結婚なんて考えられないかなー。シラユキちゃんとならいつでも! ごめんなさい!!」
見えないけど睨んでるのねシアさん……。もう、怖い顔は駄目だって言ってるのに。
「夜のお相手でしたらいつでも私が……、毎晩でも構いませんよ?」
「おお、それなら俺も俺も……。毎晩はキツイな……」
「ライナーさんさいてー」
「最低ですよねー。シラユキ様、あんまコイツに近づいちゃ駄目ですよ、襲われちゃいますからね」
「俺だけか!? キャロルは人聞き悪い事言うんじゃねえ! しかし姫さんに言われると結構ヘコむな……」
ふふふ、ライナーさんを落ち込ませちゃった。ごめんね?
「ま、私の事なんてもう置いといて、お二人はどうなんです? ショコラさんは全然って感じだけど、ライナーさんはゾッコンでしょ」
おお! ナタリーさんいい話題の振りだ!
「ああ、絶対俺のモンにしてやるさ。マジで何百年掛かるか分かったモンじゃないがな」
「おー! 男らしいんだからしくないんだか。ショコラさんはどうなの、っと、ですか?」
「ん? ああ、まずは友人相手に敬語はやめろ」
「あ、ああ、ついついね、ごめんごめん。で、どうなのよ?」
ナタリーさんは順応性が高すぎるね、凄い。
「べっつにー? ただの旅の連れだなあ。まあ、付き合いはそれなりに長いか」
「おやおや脈無し。ライナーさんガンバ! んでもさ、やっぱ男女が一緒に旅してる訳だし……、そういう事は、してるの?」
どういう事!?
「いんや? 胸や尻を揉ませた事くらいはあるが、それ以上は無いな。私を抱けるのは最低でも私以上の強さを持ててからだな。その時は女なり嫁なり喜んでなってやろう」
うわあ、にこやかにカッコいいセリフを……。ライナーさんじゃなくてもあっさり惚れちゃいそうだよね。
「胸や尻って……、ああ、ご褒美? ん? てことは、ショコラさんってまだ処女? あ、それとももっと前に経験済み?」
なんて事聞くの!?
「まだだなあ。興味は無い事は無いが、体を許せる男がおらん。だがバレンシアとフラニーなんとかとクレアにならくれてやってもいいな」
三人とも私の家族なんですけどー? 三人とも女の人なんですけどー?
「女ばっかじゃねえか!! くそう……、俺も料理覚えたほうが早えんじゃねえかこりゃ……」
そ、それがいいと思うよ……。中華鍋が激しく似合いそう。
「ライナー、それは……、逃げです。この臆病者が」
「負け犬だね。やーい負け犬ー」
「根性無しだね。やーい根じょ、マジすんません……」
「言いたい放題だな二人とも。ナタリーは調子乗るなよ、死ぬぞ……」
「この程度でなんもしねえよ。はは、それまでは師匠に言い寄る男共を蹴散らしてれば済むこった。……やっぱキャロルはむかつくな」
ライナーさんより強い男の人が言い寄って来ちゃったらどうするんだろ? ああ、その時はショコラさん直々にお相手するのか。それでショコラさんに勝てたら晴れてお付き合い。なるほど、いいシステムだね。ライナーさんはふるい扱いですか……
「そう言うナタリーはどうなんだよ? その胸に目が眩む男も多いだろ」
「指差しちゃ駄目! ナタリーさん胸大きいよねー。でも恋人は確かまだいないよね? エディさん狙いなの? やっぱり」
「え? あ、うん? 私? 私はええーっと……。エディもいいなとは思うけど……、今はまだいいお兄ちゃんかなあ」
おお、もじもじしてる。お兄ちゃん、か……、ふふふ。
「ナタリーさんも、まだ、ですよ、シラユキ様。私がいつでも貰って差し上げますからね、うふふ」
あ、そうなんだ? いつもの言動からするともうとっくに済ませちゃってるんだとばかり思ってたよ。ソフィーさんはなんで分かったんだろ?
「ひい! 初体験くらい普通に男の人でお願いします!!」
ソフィーさんに襲われない事を祈るばかりだ。祈るだけね。
「さっさといい男見つけて引退しろよ? シラユキちゃんは冒険者じゃなくても友達でいてくれるしな」
「エディもね。ソフィーとは体だけの付き合いなんだよね? むう、狙っとくか……。ライナーさんもいい男だけど、アレ大きそうだしなあ……」
おお、獲物を狙う目だ。確かにこの二人が結婚して、この町かカルルエラで暮らしていくことになったら……、嬉しいね! アレ? ま、まあ、考えないように……
「ライナーさんとするには、まずは同種族の方と慣らしてからの方がいいと思いますよ? エディくんも大きめですけどね」
考えさせないでください!!
「貴方方の恋愛話など本当にどうでもいいのでこの辺りで。姫様の前で処女だの初体験だの体だけの付き合いだのアレが大きいだの言うものではありませんよ?」
「シアさんが思いっきり言い直しちゃってるからね!? うう、恥ずかしい」
「フラニーなんとかには一度会ってみたいな。美味い物を食わせてもらった礼も言いたい」
「あ、これを作ったのはもう一人、メアリーさんっていうメイドさんと、キャロルさんもお手伝いしてるんだよ? フランさんとメアさんはあんまり町には出て来ないんだ、ごめんね? でも、喜んで貰えた事はちゃんと伝えておくからね」
「そうなのか? ああ、頼……、何? キャロルが料理だと?」
「マジか……」
そこまで驚くところなの? さすができる料理が切ってお塩かけて焼くだけだったキャロルさんだ。私も他人の事は言えないけど。
「何よその反応は? 私だって、まあ、フランとメアリーが隣にいればそれなりにやれるって」
「おお、マジでメイドっぽく成長してやがるなコイツ。いや、ホント美味いぜコレ、おかわりくれ」
「自分でやれ。あはは、材料切っただけだけどね。シラユキ様の顔に泥を塗る訳にもいかないし、ホントに手伝いだけよ私がしたのって。味付けなんかは全部他の二人」
私の顔に泥? どういう意味だろう?
「言われてみれば確かにたまに不恰好な切り方のが……。キャロルさんはやっぱそのままシラユキちゃん付きのメイドさんになるのか? Aランクの最上位からメイドさんか、さすがシラユキちゃんの関係者だな」
それもどういう意味!? うう、できたらこの話題は避けてもらいたかったな……
「んー、どうかな。今は料理も掃除も楽しくなってきちゃってるしね、いっそそれでもいいかと思う時もあるね。でもここまで上がって、Sランクを目の前に引退ってのも惜しいと思わない?」
「さっさと引退しちまえよ。安心しろ、その位置にはすぐに俺が登り着いてやる」
「あ、そう言われるとさらに惜しくなってきたわ。……でも、ま、暫くは戻るつもりは無いよ。シラユキ様が成長されるのを見守っていきたいしね」
は……、あ、ああ……!!
「ちょい……、ちょい、キャロルさんライナーさん? やばいって、殺されるって」
「あん? んだよナタリー、俺たちが誰に……、姫さん!?」
「え? シラユキ様? ど、どうしたんですか!? シア姉様、私たちが何か、やっちゃいました?」
「なんでもありませんよ、ふふふ。キャロ、今日の仕置きは無しです。後、何かご褒美もあげましょうか。私が動くまでも無く済みましたね」
「ええ!? シラユキ様泣いてるのに何で!? でもご褒美は嬉し……、あ、嬉し涙、ですか?」
「キャロル、ライナー、子供の前で別れに繋がる話をする馬鹿がいるか……、消すぞお前ら。まあ、結果としては良し、か」
「師匠スマン!! ああ、師匠にじゃねえ! 姫さん、すまねえ、悪かった! 嬉し泣きじゃなかったら死んでたか俺? 危ねえ……」
「お二人のお話の間、喜ばれたり、落ち込まれたり、泣きそうになったりと……。キャロルさんの最後の一言で嬉しそうに涙を……、ああ、すみません、私ももらい泣きを……」
「おいおい、お前が泣くなよソフィー……。こういうとこはコイツも可愛スカートで涙を拭うな!! 見えてるから! 見えちゃってるから!!」
「あ、ああ! そういう事か! やばっ、シラユキ様泣いちゃってるのに嬉しい……」
「キャロ、もう一度後で、はっきりとお伝えして差し上げなさい。もう一生冒険者に戻るつもりは無いと」
「そこまでは言って無くないですか!? ああ、でもそれでもいいや。あー、私も嬉しくて泣きそう……」
その後暫く、中々涙が止まらなくてみんなを困らせてしまった。キャロルさんの一言はそこまで、本当に、本当に嬉しかった。
まだ暫くは、何年かまでは分からないけどリーフエンドにいてくれるんだ、嬉しいよ……。あ、また涙が。あはは。
「何年経っても泣き虫だなあシラユキちゃんは」
エディさんに呆れられる様に、笑いながら言われてしまった。
「子供のうちは少しくらい泣き虫でもいいさ、嬉し涙ならいくらでもな。それに、別れは誰にだって辛い。特に私たちの様な長寿種族は別れもそれだけ多くなるからな。ん……、ああ、ライナー」
「なんだ? 師匠」
「師匠弟子はもうやめだ。独り立ちしろ」
「んだよいきなり。まあ、予想はつくが」
ショコラさんのいきなりの破門宣言。破門じゃないか、免許皆伝? 元々ただの旅の同行人らしいし、ライナーさんの反応からするとそんなに重いものでもないみたいだ。
でも、本当にいきなりすぎるね、どうしちゃったんだろう? ライナーさんは理由に心当たりがあるみたいだけど……
「私はこの国に、この町に腰を据えようと思う」
!?
「やっぱか。そんなに姫さんが気に入ったのか? ま、この国はバレンシアもフラなんとかも、クレアともう一人は誰だったか……。とにかく料理上手が多そうだしな、当分飽きないだろ」
「ま、シラユキが成人するまでは余裕で持つだろうな。また旅に出るのはそれからでもいいさ……、ああ、シラユキ、いい加減泣き止め」
る、涙腺が緩んでるときにこんな事言われれば誰だってまた泣いちゃうよ! ああ、もう! 嬉しい!! キャロルさんもショコラさん大好きだ!!
「あー、一人旅か……。こんないい女放って旅すんのも怖えなあ。ちゃんと待っててくれよ? 死ぬ気で強くなってみせるからよ」
「約束はできんな。私だって女だ、誰かに惚れる可能性だってある、が。こんな平和な町に私より強い男もお前よりいい男もそうは来んだろ。ま、処女は散らすかもしれんがな」
「バレンシアにか? 俺にくれよ俺に。ああ、平和な町っつえば、食費どうすんだ? ここのギルドじゃそんな高額な依頼なんか早々来ねえぞ」
「その点も問題ない、考えはある。シラユキ、養ってくれ!」
「うん! いいよ!!」
「偉そうに王族に集るんじゃ……、姫さん!? ウルギスさんに怒られても知らねえぞ俺は……」
「やはり王族に集るのは不味いか……。よし! バレンシア、嫁に貰ってくれ! ピチピチの生娘だぞ? 初モノだぞ?」
「プロポーズ!? シア姉様と結婚するのは私よ!!」
「二人して勝手なことを……。ガトーは野垂れ死になさい」
「シアさんこわーい。ふふ、ふふふ」
「なんか……、凄い事がホイホイ決まってない? シラユキちゃんを泣かせないためにこの町に後……、八十年残るの!?」
「ばっ、馬鹿、黙って聞いてろって……。まあ、大体の数字だろ。多分シラユキちゃんがもうちょっと大人になるまでって事なんじゃないか?」
「ふふふ、さすがはシラユキ様ですね。ガトーさんはゆっくりと狙うとして、ライナーさんは早急に動かなければすぐに旅に出てしまいそうですね」
「全然懲りないのなお前……。まあ、ライナーさんはいいとして、ガトーさんはやめとけよ? 殺されはしないだろうが次は火傷程度じゃ済まないぞ」
「ううう、残念です。では、その分ライナーさんに二倍愛して貰うとしましょうか。うふふ、楽しみです……」
「舌なめずりはやめなさいって。美人がやると色っぺー……」
「おお、そうだ、師匠。新しい名前は決まったか? ちょいと恥ずかしいが丁度いい、師匠って呼ぶのもやめちまうか」
「う? ショコラさんの新しい名前?」
「師匠は美味いモンの名前を名乗ってるって言ったろ? 今回ここに来たのもバレンシアの料理を食って新しい名前に変えるってのが目的だったんだよな、忘れてたわ。今名乗ってるガトーショコラも……、あー、ありゃいつだ? 百年以上前だよな……、まあ、どうでもいいか。バレンシアが最後に師匠に出したデザートのケーキの名前なんだよ。あの頃はころころ名前変わって周りの奴らも混乱して面白かったんだぜ? で、どうよ?」
「ああ、バレンシア作じゃないが、さっき食ったデザートの……、パンかケーキかよく分からんのは最高に美味かったな。表面はサクサクとしてるのに中はふんわりとな……、今までの人生で最高かもしれん。あれの名前は何だ? お? 一個余ってるじゃないか、くれくれ」
「これはミランさんの分! えっと、これはメロ」
「『おっぱいパン』、略して『おっパン』です。姫様考案、フラン作、ルーディン様命名の全く新しい食感のパン……、の試作品ですね」
「どんな名前だそりゃ!? って、姫さんが考えたのか? このパン。凄えな」
「ほう、おっぱいパンか。それならば……、今日、たった今からより私の名は、ガトーショコラ改め『おっぱいパン』だ! おっパンと気軽に呼ぶといい。さあ」
「さあ、じゃないよ!! 考え直してショコラさん!」
「私は他人のフリをするので問題はありません」
「俺はやっぱこれからも師匠って呼ぶわ」
「あははは! これからまた暫くよろしくねー、おっパン!」
「おっパンさんよろしくー!!」
「よろしくおねがいします、おっぱいさん」
「前半分で区切るのはやめろ!! ああ……、なんなんだよこれ……」
ついにおっぱいパンの伏線が回収されました。伏線?
まあ、結構分かり易かったんじゃないかなと思います。
感想で先に書かれなくてよかった……
もう一つ、かなーり前に書く書くと言っていたキャラ紹介。簡単な物ですが『裏話』の方へ投稿しました。
本当に忘れた頃の投稿ですね、すみません。