表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Farcemythos俯瞰史  作者: 奏似


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/1

Farcemythos俯瞰史

【始祖竜と泡沫の邂逅】

始祖竜が泡沫を呑み込み渾沌を内と外に分かつ外殻となる。渾沌に揺蕩っていた世界の概念の残滓も同時に呑み込まれた。


【世界樹の発生】

呑み込まれた概念を起点として世界樹が生まれる。世界樹は内なる渾沌を糧とし、世界を創造する。

天と地と海、竜、神、古エルフなどが始源に近いものとされる。時が進むと共に世界は雑多に広がってゆく。


【泡沫の消失】

世界の中心には常に泡沫があり、泡沫を奉戴する場として神の座が置かれた。そこは開かれた場として大陸中から巡礼の徒が列をなしていた。

だが、ある時。

泡沫が消失した。

世界樹の創造の力の結晶たるヴォーフダルは砕け散った。

その場にいたのは一人の人間の少女、シャジン=マートラフス。

何が起きたか分からぬまま、幼い少女は神に囚われ、人は罪に問われた。


【世界樹の崩壊】

不死の呪いを受けたシャジンへの尋問。

一方、人の長たるトーネイ家は砕けたヴォーフダルの断片を数代にわたり収集した。

その集めた断片を用い、今代の祭祀エイシャスティは世界の破壊を引き起こす。

世界樹はその破壊を一身に引き受け、世界の身代わりとして崩壊する。

世界樹の消えた場所は一なる大陸を四片に引き裂き、空隙を埋める海流の中心に降り積もった幹の残骸は、一つの島を形作った。

地脈は破断し、マナは正しい循環を喪う。

世界の運行の守護者たる四柱の神は、神の座を離れそれぞれに大陸の安定を図る。

竜、幻獣、妖精種など、濃密なマナを糧とする存在の多くは異界を築き、この世界から離れた。

世界は、その様相を変えた。


【災厄直後】

ハトゥルイーズ大陸

神の怒りは大地を焼き、生存圏を砂礫へと変えた。

バルスフォード大陸

循環するべきマナが滞留し、異常な環境が無軌道に構築されていく。弱肉強食。それが唯一にして絶対の法。

レニファドス大陸

神の秩序が安定をもたらし、その庇護の下、人の国が繁栄する。

フォーサイス大陸

神が役割を放棄し、マナの枯れかけた世界で人は手探りで復興を目指す。


【屠竜王大征】

フォーサイス大陸。

前王国の破綻による混迷の中、暴竜クルヴォレクが討伐される。

竜殺しの英雄ヴァスガルトはスウォンジュナ王国を打ち立て、一代にして大陸を統一する。


【魔女戦争】

フォーサイス大陸。

教主サルディエのマティラン至上主義宣言により、大陸に災厄と同等以上の混乱が引き起こされる。

三代王ラティアルトの処刑を以て竜殺しの系譜が断絶する。


【神の座邂逅】

有り得べからざる邂逅。

世界は静かに、様相を変えてゆく。


【暴竜】

卵が孵る。

暴竜クルヴォレクが、産声を上げる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ