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茜の空
『茜の空。
あなたの言葉で頬を赤く染めた私。
いい言い訳が思いつかずに、
ただ一言。
「なんでもない。」
茜の空。
私の心を移したような、
真っ赤な空と太陽。
ギラギラと痛いほどの刺激はないのに、
普段より熱い気持ちが伝わる色。
綺麗より情熱的。
その熱は肌で感じることはできないけど、
確かに伝わってくる。
あなたに感づかれないように、
その太陽に背を向けることができない。
私の恥ずかしい思いを、
かき消してくれる気がする。
でも、多分あなたのことだから、
気づいているのでしょ?
言葉にしないのが、
かっこいいと思っている少し幼稚なあなた。
言いたいことはなんとなくだけどわかる。
でもその確証がないの。
だから欲しい。
あなたの言葉が欲しい。
それで初めて、
心が落ち着くの。』




