壊れた世界(1)
科学者は神を信じてはならない、と言うのはいささか極論過ぎるかもしれないが、少なくとも科学者でありたいのならば神を理由にすることは許されないであろう。
常日頃からそう思い続けていた一科学者である私が今は神を信じたくなっていることから、今見ている現実がいかに非常であるかは察して欲しいと思う。
神の所業、それこそ神話に謳われる淘汰の悲劇が具現化したような現状を、未熟な知識で分析できるなどとは微塵も思わないが、それでは私が私であることを否定するようなものだと思うと自然に目頭が熱くなる。
これは神の裁きなのだろうか。
果て無き欲望のままに争いを続け、悲劇に拘泥する我々人類、いや生物を淘汰するために神が齎した裁きではないのかと考え始めてしまう自分はどこぞのいんちき宗教の勧誘の如く実に滑稽である。
しかしながら世界に蒔かれた種子が新たな法則として芽吹き始め、破滅の足音は刻一刻と近づいてきている。変容する世界において余りに無力な私はここにただ現実を書き記し、彼女の幸福を願うのみである。
願わくはこの先の現実を直視した同士諸君が私と同じ結論を抱かないことを切に祈る。
狂科学者レーガンの手記より抜粋。
◇
常闇の空を人工太陽の光が照らす。煌々と輝く淡い光が届く距離はごく僅か。齎される恵みは儚い虚妄のように彼方へと消え去って行く。
世界から光が消えて四十と三年、夕暮夕にとって見上げる空はこれが当たり前だった。
「主様、主様! お仕事ですよ、お、し、ご、と! いつまでも寝ていないでいい加減働いてくださいです――このゴミニート」
街の景観など一切気にかけることなく戦場に最も近い場所、西の切り立った高地に立てられた一際大きな屋敷――領主邸の開けたバルコニーでぼんやりと空を見上げていた夕に容赦のない罵声が響く。ふと、寝ぼけ眼で馴染み深い声に惹かれるようにそちらを向いてみると、凹凸のない体を白と黒のメイド服に包んだ少女が苛立ちを隠そうともせず踏ん反りかえっていた。
「何だよ、調……人が気持ちよく寝てるってのに……後、主人に使う言葉か、それ……一応、仮にも、肩書きだけはメイドだろ、お前」
夕は調の罵声を耳に入れると、あれこれと騒ぎ立てる小うるさいメイドから意識を背けるように懐かしい記憶を掘り起こし、少しだけ思考に埋没した。
(ニートってあれか……確か平和な時代に何もしないでいる人間の総称。他にごく潰し、無駄飯食らいとも言うらしいけど……褒められた者じゃないな……)
厳しい環境で生きてきた夕にとっては、ニートと呼ばれる人間は到底考えられないほど幸福な人達だ。何せ、生きる上で何もしなくていいのだから――もっと言えば生に執着すらしなくとも生きていけるのだから今ではもう分からないが彼らはこれ以上にないほどに幸せであったのだろう。
「勿論、ばっちり、完璧なメイドですよ、私は。それに働かない駄目主様には相応しいと思いますですよ。調は悲しいのでございますです、主様も昔は馬車馬の如く働いていらっしゃったのに、領主になってすっかり堕落してくださいました」
揺らぐことのない自信にない胸を張りながら言う調。
そんな調が向ける非難の視線にも、夕は動じることなく飄々とした態度で応じる。と言うか、一々気に止めると完璧主義者顔負けの万能メイドは延々と説教をし始めることだろう。だから夕の態度は何処までも投げやりだった。勿論悪いのは自分であることを十分に自覚はしているのだけれども。
「いいんだよ、俺はここで、こうして寝ていることが仕事なの」
そこまで言っておいて思わず失言を反省する。
(あれ……それじゃあ、やっぱり俺もニートなのか……笑えないというか……誰もが生きていけるとは限らないこの世界で……随分と贅沢しているんだな、俺……)
「全く、貴方と言う人は……しっかりして下さいよ、主様」
すっかりと反省ムードになった夕に、調は容赦なく詰め寄る。
いつの間にか夕の左手に置かれた小さなテーブルの上には、繊細な香りを放つこじゃれたティーカップが置かれていた。一体何時の間に紅茶を用意したのか、相変わらず無駄に完璧なメイドの技に若干気圧されながらも、夕は目を覚ますために少しだけ琥珀色の液体を口にした。
「そんな駄目駄目主様にお仕事のご依頼でございますです。何やら統制機関からの直々の指名依頼だそうです、今朝方グースカピーと眠りやがる主様宛に書状が届いていましたです」
「……機関が? 珍しいな……」
正直、あまり良い予感はしない。
統制機関は滅多なことがない限り、ランク持ちでさらにはぐれの魔術師である夕には依頼をしないはずなのだ。理由はひどく単純で、費用が馬鹿にならないからだ。誰だって大金払って人に頼み事などしたくはない。それに、依頼を出すということは機関の人材不足を少なからず表すことにもなるだろう。機関のような大きな組織にはそれなりの威信だってあるはずなのだ。
世界を改変したと言われている霧の発生に伴って生まれた特殊な異能を操る人間――魔術師は形式上は全て魔術統制機関に所属していることになっている。魔術師は機関の発行した免許を持つことが推奨されており、無免許の魔術師が目に余る魔術の行使を行った場合は機関が排除に乗り出すこともあることから、魔術師の管理は機関が行っているといえる。しかしながら、高位になればなるほど束縛を嫌い、それを実行できる人間も存在している。夕もその数少ない人間の一人なのだ。夕は機関と専属の契約を持たず、依頼によってのみその任を全うするはぐれ魔術師なのである。
「んで、その書状とやらは何処だ?」
「胸糞悪いので破り捨ててやりましたでし」
舌を出して微笑む調。
可愛い――いやそうじゃなくて。
「いやいやいや! 何ちょっとゴミ捨てときました、みたいなノリで依頼書捨てちゃってんですか、調ちゃん! 俺、これでも一応は機関側の魔術師なんですよ! 依頼にはそれなりに従う振りをしなきゃいけないんだよ!?」
多少、いやかなり動揺した夕が調へと詰め寄った。
それもそのはず、魔術師として生きていくならば、日本に居を構える限りその所属はたった二つしかないのだ。魔術師全体の七割以上を占める魔術統制機関か、魔術師として自らの存在を崇める選神教かだ。免許さえ持っていれば何処にも所属しないはぐれでもやっていけないことはないが、それはリスクばかりを抱え込む悪手だといわざるを得ない。何せ現代日本はこの二つの組織を中心に回っているのだから。
夕はそのどちらにも所属はしていないが、どちらかと言えば機関よりの人間である。仮に依頼を持ってきたのが選神教の連中ならば、迷わず依頼を蹴っていたであろうが、依頼主が機関であればとりあえずは相手にしておくのが無難であった。
「ぺっ、でございますです。あんな肥溜め組織の命令なんて無視するに限るですよ、触れず、聞かず、顧みずでございますです。何もしてくれないあんな組織……!」
「気持ちは分かるけどさ……やりすぎだよ調ちゃん……」
目を伏せる調の気持ちは理解できるのだ。この街の住人なら機関を恨むというか魔術師を恨む気持ちは仕方のないものだから。何せこの街の人間は凡そ全て魔術師ではないのだ。魔術師でない人間の扱いは霧の発生したこの世界では非常に苛烈なものになっている。
魔術師を管理する機関にとって魔術師ではない人間は価値の低い、取るに足らない存在なのだ。最低限の人権を認めてはいるものの、その実体はお粗末なものである。娯楽に魔術の的にする、魔術の発展のために実験材料にする、開拓のために使い捨て、食糧生産のための使い捨て、城壁建設のために使い捨て、物扱い、奴隷扱いは一昔前まで平然となされていた。
夕が治めるというより守護するこの街も一つの都市として認められるまで多くの血が流れてきたのだ。本当に多くの血が――
だから調に機関を嫌うなと言うほうが無茶だろう。
それでも、『魔術師でなければ人でなし』と謳う選神教に比べれば随分と可愛げがあると夕は思っているのだけれど。
「ふぁ~あ、ほんと、めんどうだよな……居眠りしてるだけでいいなら……そうするんだけどな……」
テラスに置かれた純白のリクライニングチェアにその身を横たえ、寝ぼけ眼で大あくびをしながら夕は愚痴をこぼした。
「……そんなこと……調も分かってるのです」
「分かってるなら依頼書破かないでよ~」
紙は意外と高級品なんだぞ。怒る所はそこじゃないのかもしれないけれど。
だがしかし、夕の非難にも調は素知らぬ顔だ。その表情には余裕さえあった。
「心配しなくても大丈夫でございますです。完璧でパーペキなメイドである調はちゃんとセロテープで復元していますです」
セロテープも高級品だぞ、無駄遣いで経費をさくメイドははたして完璧と言えるかは疑問だが、一応破かれた依頼書は復元され読める形になっていた。非常に読み難くはあるけれど。
「ん~、何々――輸送中事故にあった少女の捕縛と保護、んで護衛ってか……」
依頼書を見定めながら夕が言った。
「お誂え向きですね、拉致と監禁、そして誘拐ですね」
すると、ジト目で調が返してくる。明らかに悪意の含まれる変換が彼女の脳内では行われているらしい。
「俺は犯罪者ですか……」
「そして、販売、売られて行く儚げな少女――主様は嫌がる少女にあれやこれやとかこつけて夜な夜な――ああ、なんて可愛そう、これで主様も晴れて奴隷商人の仲間入りです」
泣き真似をしながら、あることないことを妄想する調。
非常に遺憾だとは思うものの夕だって前科がないわけではなかった。
「一体俺を何に仕立て上げたいんですか、調さん……こんな好青年を捕まえて――犯罪行為なんてするわけ……するわけ……」
過去の行為を思い出し夕は思わず口をつぐんだ。この街を守るために夕はその手を汚してきたことも確かにあったのだ。その中には首輪をつけた少女を助けたことも確かにあった。
それと同時に口では否定しようとする夕の脳裏には扇情的な薄着にアクセサリーのような首輪をつけた少女の姿が浮かんでいた。今までの経験と先ほどの調の発言が頭の中でイメージとして映し出された結果だった。何分色気のない生活を送っていたせいか、口の否定とは真逆の情欲が頭に浮かぶの男の性だろう。夕は意外と欲望に忠実なのである。むっつりよりはオープンとも言う。
「…………悪くない……かも……あ、いや、ちがっ――」
思わず零れた言葉にさえも調は一切の容赦をしてくれない。
「――自覚がおありでございますか、罪を重ねる前に自首することをお勧めいたします」
強烈な侮蔑の視線。
悪くない――いや、そうじゃなくて。
「……こりゃまた手厳しい、でも……今じゃあ自首する場所もないけどな」
冷めた事実が殺気に満ちた場を少しだけ落ち着かせてくれた。調の殺気も少しだが霧散したような気がする。
「そう、ですね……主様は機関に囚われるのも、歪んだ宗教に囚われるのも、どっちもごめんです」
暗くなりそうな調の可愛い頬に手を添える。相変わらず感情が顔に出やすい。整いすぎているとも思える小さな顔が夕のすぐ傍にあった。
揺れる瞳、その奥で見ているであろう景色は辛い過去か、それとも忌むべき現実か、夕には分からない。
「ふ、ふにぃ~! な、何をしやぎゃりましゅか!」
ふと、衝動的に訪れた悪戯心が導くままに、ほんのりと赤みがかかった瑞々しい肌を引っ張ってみた。どうせなら一緒に文句も言っておこう。
「そもそも、誰が犯罪者だ! 不敬罪でいたずらするぞ、このやろう」
いや、幼女メイドを弄んでいるこの光景は捉えようによっては犯罪のような気がしないでもない。いや、むしろ気がしてならない。
「は、離してください! いたいけな少女に暴力をふりゅうきちく主しゃまぁ!」
引っ張られた左の頬に微かな水滴をこぼしながら調は必死に夕の手を振りほどこうと暴れるが、それなりに鍛えてある夕の左手はたかがメイド少女に振りほどくことは不可能だった。
必死に罵倒を浴びせようとしているが頬を抓られたままでの発声はいささか難易度が高いのか、しどろもどろだ。
なかかに可愛い。
もしもこの体にもう一本の腕があれば左右から引っ張ってやるのも面白そうだと考えていると、調は器用に顔の角度を変えて、反撃とばかりに頬を引っ張っていた夕の指を口に含むと、断罪の挟みギロチンを執行した。
「いってぇえええええええっ! ちょ、ま、調、いてぇえ、ちょはなせ、はなしてくだせぇええっ!」
「にぎゃひまひぇん、はひゃみひろてぃんのへいでひゅ!(逃がしません、歯さみギロチンの刑です)」
ギリギリと音を立て、歯が肉に食い込み、骨を鳴らす。
「ちょ、おまっ、洒落になってねー! は、歯型がぁああっ! はがたがぁあああああっ!」
調は一瞬だけ加える力を緩め、傷口を舐りながら微笑む。
「し、しらべさん?」
そして慈しむように指を舐めると、一際大きく口を開く。彼女の両腕は捕えた獲物を逃さぬように夕の手をがっちりと握っていた。
「あ……あの……しらべ様……できれば、そのご慈悲を……」
「あむっ!」
「ふぎゅああああああああああああああああああああああああああああああああっ!」
◇
「ひどいよしらべちゃん……ただでさえ一本しかない腕の……大切な指がなくなるところだったよ……」
真っ赤に晴れ上がった左指を氷に浸しながら夕は悪態をついた。黒衣の裾から垂れる腕は一つだけ、それを夕自身は何とも思ったことはない。最初の頃は不便な点も多くあったが慣れればなんてことはない。片腕だって飯は食べれるし、運動もできる。だが、それでも調は微かにその表情に影を落とした。
「惜しいことをしました……どうせなら腕ごと噛みきっておけばよかったと後悔していますです」
表情と言動が一致していない。どうせなら慰める所だろうと言いたい気持ちを抑えながら夕は泣き言をもらした。
「あんまりだよ……暴力反対……」
「先に手を出してきたのは主様です。せーとーぼーえー(正当防衛)です!」
正当防衛。
また懐かしい言葉を使う。
辛うじて機能する今の法律じゃあ中々聞かなくなった言葉だった。死語と言うほどではないがウィザード同士、人間同士、そして人間と魔術師で法律が使い分けられる今では聞く機会も少ない。
「異議あり、明らかに被告人は正当防衛の範囲を逸脱した暴力を行使しました。過剰防衛を請求します」
「残念ですが美少女の行動は正当化されるのが世の理であります。有罪はやはり主様でございますです。ご褒美だと思って我慢して下さい、むしろ喜んでくれていいのでありますです」
歯形どころか、軽く肉を抉られて、出血を余儀なくされる甘噛みを喜べるほど夕は上級者ではない。せめてもう少し優しく、背伸びをしながら耳を甘噛みするなら喜んでやらなくもない。
「ひどい理だな」
「そうでもないです。今の歪んだ法律より大分ましです。今の法律で言うなら、私は人間ではないことになりそうですし」
そう、冷たい現実なんて何処にでも溢れかえっている。ならいっそ、美少女の行いは正義って決まりごとがあっても面白いのかもしれない。
調がいつもの如く沈みそうになるのを遮るように夕は口を開いた。
「気にするんじゃねーぞ、法律が、世界そのものが間違ってる」
夕は何処までも冷め切った声で言う。
間違った法律で数百万の命が消えた。
間違った法則で数億の命が無くなった。
その上でまだ間違いを認められないこの国は、世界は果たして何時まで続くのだろうか。
「それよりも調、慣れない敬語? 丁寧語? 止めていいんだぞ? 混ざりすぎて聞き取りにくいし。てか何時になったらお前の言葉使いは安定するんだろうな……」
「なっ! 何処がおかしいのでありんすか! ごくごく完璧な敬語でござるであります。 何せ私、最高で完璧なメイドでありますです」
何時の時代の人間だお前は。後、色々と混ざりすぎて聞き取れない言語になっている。調は夕のメイドとなった時から口調を変えた。それはけじめのつもりなのか、敬意の表れなのか、それとも職務に忠実なだけなのか夕には分からない。
だけれど、感情の高まりで容易に崩れるくらいなら、昔のようにため口でいてくれて構わないと夕は思った。
(そういや、昔はもっと強気な言葉使いだったっけか……いや、今でも十分強気か)
むしろ敬語は調が丸くなった証明なのかもしれない。
「――はいはい、一応、それなりに、見た目だけはメイドだから安心しろ」
「ふにゅう……ひどいのでありますです……」
落ち込む調の頭を軽く撫でてやる。感情の起伏が激しい調はこうやってやるとすぐに落ち着きを取り戻すのだ。まあ、それさえも、余り甘えることをしない調がその機会を作るために演じているのかもしれないけれど、別にそれでも良いと夕は思う。
いつの間にか変わった関係は領主とメイドだ、偶には昔のように話せる時間があったって構わないはずなのだ。
「落ち着いたか?」
すると、もともと背丈の低い調はごく自然体で夕を見上げる。必然的に視線は上に傾き目つきが軽く細くなる。これだけの仕草でも、十分に可愛い。
「…………後五分……」
「了解だ」
猫目のように細まった双眸を凝視ながらたっぷりと頭を撫でてやる。一見すると子ども扱いの行為も、調は見た目通り子供のようなので喜んでいるのだろう。
調が落ち着いたのを見計らって、そのままの体勢で耳元に顔を近づけ、夕はそっと告げた。
「で、調、依頼書の内容はこれだけじゃないだろう?」
夕はびりびりに破かれた無残な依頼書を改めて見定めながらようやく調に本題を告げた。
「……やはり、お気づきでしたか」
そもそもこの依頼内容はおかしいのだ。
書かれているのは輸送中、事故にあった選神教の巫女の捕獲と保護だ。だけど、この程度の依頼をわざわざ夕に頼む必要は機関にはない。仮にこの依頼が選神教への牽制であったとしてもだ。依頼書には書かれていないのだ、機関専属でない夕にわざわざ借りを作るような真似をしてまで依頼を頼まなければならない理由が。
「どうぞ」
そう言うと一層乱雑に破砕された依頼書の欠片を調は夕に手渡した。
夕がそれを一瞥したのを確認してから、調は静かな声で尋ねた。
「それで、依頼の件ですが、お受けになるのでございますです?」
僅かな、それでいて深い熟考。
後に夕は小さく頷く。
「ああ、お前も、領民も、ついでに可愛い女の子も、まあある程度は守らないといけないからな」
「無理しちゃだめなのですよ?」
昔からことあるごとに無茶を繰り返す夕に、調は念押しするように声をかけた。反芻するように夕も強く頷く。
「ほどほどに頑張るがもっとーの俺に何を今さら……二日で戻る」
「はい、調は主様のお帰りをお待ちしているのであります」
中途半端を避けるため、あらかじめ区切りまで書き終えています。
途中で投げ出すことはこれでないはず……