悲劇的結末 7・31
7月31日
私は今日朝市に出かけた。
昨日は雨が降っていたせいかもやがひどかった。
車窓から外を眺めると、
山から雲が湧き出しているような景色が見えたことに感動した。
やはりこの時間帯にしか拝めない景色はいいものである。
しかしながら、この涼しい時間帯はそうは続かない。
日がが高くなるにつれて気温はぐんぐんと高くなる。
畑の草取りを手伝うように言われていたがその気にならなかった。
一念発起して畑に出てみるとミニトマトがだいぶ赤くなっていたが
もいでみてショッキングな事実に気付いた。
な、な・・・。
実が割れているではないか。
これではあまりおいしそうには見えない。
ごめんね。
ミニトマトごめんね。
皆美味しく食べてあげると植えたときに誓ったはずなのに、
なんという不覚だろうか。
犯人は分かっている。
あの感動した景色を作り出した奴と同じ
「雨」
に決まっている。
トマトはもともと乾燥した暑いところが原産の野菜だ。
ゆえに雨が降りすぎると成長に影響がでるだけでなく
実っていた実も割れてしまう。
だから雨は天敵なのだ・・・。
くそ、いまいましい奴めが!
はぁ・・・・・・。
怒るのに疲れるとは体を鍛えるべきか。
閑話休題《話に戻るが》
この割れてしまったトマトに罪悪感を感じながらしょぼくれていると
あることに気がつく
毎度毎度気付くのが遅いのはご愛嬌だ。
数が家族の人数分ないのだ。
しめしめ、
にたにたと笑いながら私はトマトを口に放り込む。
かぷっ。
くへへへへへへへへへへへへh
美味し。
割れていることで多少は損なわれているもののやはり取れたては美味い。
んっ、まてよ。
多少はあれでも美味いと思えればいいのではないか。
罪悪感の後の救済はふだんの救済の3割り増しww
レクイエムとか考えてた頭が吹っ飛んだ。
トマトは時期が始まったばかり、
これからが楽しみである。
もっともっと書くべきことはあるのだろうが
習い事とか、どっかで遊んだとか。
んなことはどうでもいい。
眠くなってきたので寝ることにする。