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2011.1.25晴れ心模様毛の毛たる由縁

毛は沼津に住む長女が、去年の8月に産んだ子供。


3838gのでっかい子。


朝、陣痛が来てからずっと長女に付き添っていた私。


いよいよ出産となり分娩室へ。


一時間待っても、二時間待っても生まれない。


他の妊婦達さんは、分娩室に入ってから20分くらいで産んで、助産婦さんか付き添いの人達に赤ちゃんをお披露目してるのに。


二時間が過ぎた頃、分娩室の中が何やら賑やか。


「○○さん!○○先生呼んできて!」


ガシャンバタバタ…


へっ?何事?


ただならぬ様子に、私は分娩室の扉に耳を付けた。


中からは「羊水濁って来たよ!早く出さないと!」

「小児科の先生呼んできて!」

「デカイよ!デカイ!」


なんだ?何か釣れるのか?


病院に入ったのが、朝一。


その時が22時頃。


長女が分娩室に入ってから四時間近く。


流石に心配。


通り抜けられそうなくらいに扉に耳を付ける。


「出た!石川さん出ましたよ!」


出た!って何だよ?


まあ良い。


22:40生まれたらしい。


そしてお披露目を待つ。


…が全然来ない。


随分経ってから助産婦さんが来たので、「赤ちゃん見せてもらえないんですか?」と訊いてみた。


「一瞬も見せてもらえませんでしたか?」と来た。


分娩に時間がかかり、胎便を飲んだ可能性ありとかで、即小児科入院となってしまった。


胎便吸飲症候群、吸入だったかなぁ?


そんな感じ。


小児科にいけば会わせてくれるとかで、長女が分娩室から帰ってくるのを待って会いに行く事にした。


普通はすぐ病棟に入院になるんだけど、長女は膣内がズタズタに裂けて、血腫も出来た為、血腫から血を抜く管を入れ、止血の為のガーゼを3m入れおかげで陣痛室で経過観察となってしまった。


帰りに小児科に寄り、初対面した孫は、目を疑う程の毛むくじゃらだった。


絶句…。


女の子なのに…。


おでこが無く、眉毛から頭まで毛がびっちり!


腕も足もわっさわさ!


背中もふっさふさ。


毛が無いのは、手のひらと、足の裏とお腹だけ…。


長女が妊娠した時に、何かあると私は直感していた。


だからある程度の覚悟はあった。


毛が濃いだけなら脱毛があるさ!


そう思ったけど、鼓膜に水が溜まっているとかでちょっと大変だった。


先週鼓膜切開。


明日は難聴が改善されているかの検査。


この孫、少々ぶさ可愛い。


多少不細工でも良い。


お耳治ると良いね。


治らなくても、補聴器で何とかなるなら良い。


ダメなら手話を覚えよう!


ホントはなんでも良い!


生まれて来てくれてありがとう!なんだよね。


余談ですが、凪さんモバゲーでは蛍です。


農園にお水をあげるのが日課の今日この頃です。


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