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2011.1.6晴れ心模様時満さんに感謝

昨日時満さんが感想を書いてくれた。


お気に入り登録させていただいてます。って。


お気に入り登録数は、燦然と輝く「2」


くっくんと、もう一人は誰かしら?って思ってたら、時満さんが感想をくれて、自分だと名乗ってくれた。


それも凄く素敵なメッセージを添えて…。


工場長への想いを断ち切って、煙草屋を選んだ事、否定する人も居るだろうけど、時満さんはそうじゃなかった。


嬉しかった。


読み返しては涙だった。


その時私は、新しい自分を発見した。


物凄く寂しがり屋な自分を。


それも超わがままな寂しがり。


大勢の中で独りで居たい。


大好きな人の傍で、干渉されずに好きな様にしていたい。


煙草屋はそれを許してくれる。


何も言わなくても解ってくれる。


だからこそ何でも話せるし、一緒にいると解放感を感じる。


工場長もそうだった。


大好きだった。


今でも大好き。


だけど、もう諦めないとね。


工場長は今、信用しないと言ってた奥さんと上手くやってるっぽい。


まだ産休でおうちに居る奥さん、昼休みになると毎日電話をしているらしい。


工場長が幸せを見付けたなら、私も幸せに手を伸ばしても良いだろうと思った。


私は工場長にアドレスを3つ教えてあった。


Yahoo!のアドレスとインフォシークのアドレスと、SoftBank。


どれにも一つもメールは来なかった。


変えたアドレスも教えてもらえなかったし。


メールなんてどうでも良かった。


私が欲しかったのは、仲間としての扱い。


「アドレス変えたけど、今はマズイからメールはしないでね。」そんな感じで教えてくれたら、私はずっと工場長オンリーで居たと思う。


仲間と思うならそう言えるはず。


結局私は仲間にすらなれなかった。


ずっと惨めだった。


それでも悔しいから笑ってた。


昨日が仕事始め。


工場長の態度が変だった。


妙によそよそしかった。


まさか工場長がここに来る筈も無く、私の勝手な心模様なのかも知れないけど…。


本当に大好きだった。


本当に愛してた。


工場長への想いが私を成長させてくれた。


私はね、工場長の女になる事を望んではなかった。


何でも話し合える仲間になりたかった。


それは今も変わらないし、工場長への信頼も変わらない。


ただ、私は仲間にすらなれかっただけ…。


なんて惨めなんだろう。


煙草屋は、そんな私をずっと見てた。


ムショからも心配して手紙をくれた。


「姐さんの介護は俺がする。」そう言ってくれた煙草屋と、これから一緒に、傷付いたお互いのインナーチャイルドを癒して行こうと思う。


お互いを楽しませながら、楽しもうと思う。


工場長からお誘いがあれば、私は仲間だと思っているから、ご飯食べたり話しを聞いたりする。


愚痴もこぼしたりしたいとも思う。


でも工場長がそれを許さない。


結局は、奥さんを愛しているからだと、私は気付いた。




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