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「ナイフ」×「ナイフ」

 ゴブリンのナイフが、鋭い弧を描いて冒険者に振り下ろされようとしていた。


 その瞬間、僕は最後の一歩を大きく踏み込み、跳躍しながら剣を振り下ろし、横からそのゴブリンを切り裂いた。ゴブリンは光の粒子となって霧散し、地面にナイフだけがカランと落ちた。


 だが、息つく暇もない。もう一体のゴブリンが、棍棒を振りかぶり、僕の死角から飛びかかってきた。


 「――っ!」

 咄嗟に体をひねり、鉄の盾を突き上げる。ゴブリンの棍棒が盾に当たり、痺れるような衝撃が腕に響く。だが、この一ヶ月で何度も味わった感覚だ。冷静に盾を押し返し、ゴブリンの体勢が崩れた一瞬を逃さず、ゴブリンソードを横に薙ぐ。


 刃がゴブリンの首を捉え、鮮血が一瞬だけ飛び散る前に、そいつもまた光となって消えた。地面には棍棒が転がっている。


 息を整えながら、僕は壁際にいる冒険者に目を向けた。


「大丈夫?」


「あぁ、ありがとう。助かった……」


 その声は力なく、壁にもたれかかったままの冒険者は、とうとうその場に力なく崩れ、足を投げ出して座り込んでしまった。


 改めて見ると、装備が妙にちぐはぐだ。剣と盾は金属製で、明らかに高級品。だが、鎧はなく、しっかりした作りの服――冒険者というより、街の商人が着るような上等な服を身にまとっているだけだ。


 そして、左ももから血が流れている。服が赤く染まり、地面にまで滴が落ちている。少なくない量だ。


 「――っ、まずい!」


 僕は慌ててバックパックから回復ポーションを取り出した。透明な瓶の中で、赤い液体が揺れている。


「これ、回復ポーション。飲んで。急いで!」


「だが、そんなものをもらうわけには……」

 

 冒険者は弱々しく首を振ったが、僕は苛立ちを抑えて言い放った。


「このまま血を流し続けたら死んじゃうよ。

 どうしても死にたいなら止めないけど?」


「……いや、かたじけない。」

 冒険者は観念したようにポーションを受け取り、瓶を傾けた。ゴクゴクと喉を鳴らし、一気に飲み干す。その顔を、僕は初めてまじまじと見た。


 金髪は耳が見えるほど短く切り揃えられ、中性的な顔立ちはまるで絵画の貴族のよう。青い瞳は澄んでいて、シミ一つない肌はダンジョンに潜る冒険者とは思えないほど繊細だ。年齢は15か16歳くらいだろうか。最初は女性かと思ったが、声や仕草から男性かもしれない。どちらとも判断がつかない、不思議な雰囲気だった。


「ありがとう……痛みが全くなくなった。傷もふさがったようだ。回復ポーションとは、これほどのものなのか。」


 冒険者は左ももを確認し、立ち上がった。だが、すぐにふらつき、僕は咄嗟に肩を貸した。触れた瞬間、その体は驚くほど柔らかく、華奢だった。ダンジョンの過酷さに耐える冒険者とは思えないほどだ。


「すまない、ありがとう。」

 冒険者は少し照れくさそうに言った。


「私は……いや、俺はルーク。助けてくれて、感謝する。」


 その声は、どこか不自然に低く発音されているようだった。何かを隠しているような、取り繕うような口調。だが、今はそんなことを詮索している場合じゃない。ダンジョンの中だ。


「とりあえず無事みたいで良かった。僕はユニス。歩ける?」


「ああ、大丈夫だ。ありがとう、ユニス殿。」


 ルークは気丈に頷いたが、足元はまだおぼつかない。回復ポーションは傷を癒すが、失った血までは補えない。


「一度、地上に戻ろう。ついてきて。」


「あぁ、そうしよう。すまないな。」


 僕は来た道を慎重に引き返した。一階層に上がる階段までは、幸い敵と遭遇せずに進めた。だが、階段を登る途中で三回、単体のゴブリンと戦闘になった。すべて僕がゴブリンソードで素早く片付けた。


 ルークは剣を構えようとしたが、僕は「無理しないで」と制して戦った。


 ようやくダンジョンの外に出ると、陽光が目に眩しい。


「改めて、本当にありがとう。命を助けてもらった。」

 

 ルークは深々と頭を下げた。


「まぁ、無事で良かったよ。」


「貴重なポーションも使わせてしまった。」


「確かに貴重かもしれないけど、誰かの命ほど貴重だとは思わないよ。たとえ他人だとしてもね。」


「ありがとう……ユニス殿は武勇だけでなく、博愛の心も持っているようだ。」


 博愛? そんな大層なものか、と内心で苦笑した。目の前で人が死にそうなら、ほとんどの人がポーションを差し出すだろう。死体を前に目覚めが悪い思いをするより、ずっとマシだ。


「ポーションを弁償したいが、あいにく俺は現金の持ち合わせがない。これでポーションの代わりになるだろうか。」


 ルークは首から下げていたネックレスを外し、僕に差し出した。親指の爪ほどの大きな青い石が、金の鎖に繋がれている。田舎者の僕でも、それがとんでもなく高価なものだと一目でわかった。


 鑑定。

《蒼玉のネックレス:魔法防御4 装飾品》


「こんな高そうなもの、いらないよ。回復ポーションは500ゴルドで買ったんだ。

 それに、大切なものなんじゃない?」

 僕はネックレスを押し返した。一瞬、ルークがホッとしたような表情を浮かべた気がした。


「俺の12歳の誕生日に、父がくれたものだ。俺の瞳と同じ色だとな。」


「じゃあ、なおさら受け取れないよ。」


「しかし、ではどうやって恩を報いればいい?」


「うーん、その前に、本当に一文無しなの?」


「あぁ、ちょっと事情があってな……。」

 ルークの言葉は曖昧だった。僕は少し考え、続けた。


「じゃあ、この後どうするつもりだったの? 帰る家はあるの?」

 これまでの会話から、ルークの事情を何となく察していた。話し方や仕草、ネックレスの豪華さから、庶民とは明らかに異なる育ちを感じる。どこかの貴族か大商人の子息――おそらくは家出してきたのではないか。ダンジョンにいた理由はわからないが、訳ありなのは確かだ。


「あ、いや、帰る家はあるにはあるが、すぐには帰れない理由があるのだ。距離もある。」


「じゃあ、今日はどこに泊まるつもりだったの?」


「いや、その……何も考えてなかった……。」

 やれやれ。


「じゃあ、ついてきなよ。僕が泊まってる宿なら、まだ空き部屋があったはずだから。」

 僕の泊まる宿は全12部屋で、8部屋は僕みたいな常連で埋まってるけど、4部屋なら空いてるはずだ。


「だが、金が――」


「それぐらいなら出すよ。」


「しかし、ポーションの恩を返せないまま、そんな好意を受けるわけには――」


「君がここで野垂れ死んでも、ポーションの恩は返してもらえなさそうだけど?」


「う、確かにその通りだ。」

 ルークは申し訳なさそうに肩を落とした。


「まあ、あんまり大きく考えないでついておいでよ」

 僕は別に慈悲の心なんかで言っているのではなく、少し考えがあった。


 ルークは結局、弱々しく頷いた。


 街に戻り、ギルドに向かった。ルークは申し訳なさそうに黙って後をついてくる。色々聞きたいことはあったが、訳ありの雰囲気を感じて何も聞かなかった。


 買い取りの列に並んでいるとき、ふとルークに目をやって尋ねた。


「そういえば、ルークはドロップアイテムを拾ってなかったの?」

 ルークはバックパックすら持っていない。剣と盾だけを手に、家を飛び出したのだろうか。


「ああ、俺はあるアイテムを探していて、それ以外のものは不要だったから拾わなかった。そもそも、あのような棒切れに価値などあるのか?」


「ギルドで買い取ってもらえるんだよ。利用価値も少しはあるけど、ダンジョンの魔物を倒してほしいから、報奨金の意味も込めてギルドが買い取りをしてるんだ。」


 ダンジョンは放置すると魔物が溢れ、地上にまで這い出てくる。だから迷宮都市の領主は、ギルドの買い取りなどを通じて冒険者を支援しているのだ。


「そうだったのか。」

 そんな話をしているうちに僕の番が回ってきた。今日は途中で切り上げたので稼ぎは少なめ、140ゴルドだった。


 そのまま宿に向かう。扉を開けると、ネルコが迎えてくれた。


「おかえり! 良かった、無事だったのね……って、その人誰?」

 ネルコがルークをチラリと見て、怪訝そうに尋ねた。


「ダンジョンで会ったんだ。宿を探しててさ。空き部屋あったよね?」


「ふーん。おとーさん、泊りのお客さんだよ!」


 ネルコが厨房に向かって呼びかけると、店主のゴードンさんが奥から出てきた。


「おう、客か。って、ユニスの知り合いか?」


「知り合いってほどじゃないんですが、今日ダンジョンで会って――」


「そうか。部屋は空いてるからな。晩飯と朝飯付きで80ゴルドだ。いいか?」

 ゴードンさんはルークに向かって説明した。


「はい、えっと……いいです。」


 ルークは少し自信なさげに答えた。金を出すのが自分ではないことに負い目を感じているのかもしれない。僕は腰の皮袋から80ゴルドを取り出し、カウンターに置いた。


 ゴードンさんは意味ありげに僕を一瞥すると、金を受け取り、代わりに部屋の鍵を置いた。


「まいどあり。部屋はユニスの隣だ。場所はユニスに聞いてくれ。それと、ちょっと待てよ。」


 ゴードンさんは奥に引っ込み、水桶とタオルを二つ持ってきてくれた。


「こいつで体を拭くといい。使い終わったら部屋の前に置いといてくれたら回収するから。」


「ありがとうございます。」


 ルークと二人で二階に上がり、部屋に案内した。


「荷物を置いて体を拭いたら、下の食堂に来てよ。ご飯を食べながらこれからのことを話そう。」


「わかった。何から何まですまない。」


 僕も部屋に戻り、装備を置いて体を拭いた。思わぬトラブルはあったが、二階層で通用することがわかって良かった。


 食堂で待っていると、ほどなくしてルークが降りてきた。テーブルに招き、ルークが座ると、ネルコがすぐに料理を運んできた。


 今日の肉料理はこんがり焼いた腸詰。そして、いつものように大量の蒸かし芋と、申し訳程度の葉野菜が添えられている。


「おまちどうさま。ところで、今日は無事に二階層に行けたの?」


「うん、二階層でもなんとかやっていけそうだよ。」


「新しい仲間も増えて?」

 ネルコはルークをチラリと見ながら言った。


「実はそれは今から話すところなんだ。」


「仲間とは、私…、いや俺のことか?」

 ルークが少し驚いたように言った。


「まあ、とりあえずご飯を食べようよ。お腹ペコペコなんだ。」


「そうか、ではいただく。」

 ネルコは僕らが食事を始めようとすると、意味ありげな微笑みを残して厨房に戻っていった。


 ルークは上品にナイフとフォークを使い、腸詰を小さく切り分けて口に運ぶ。まるで貴族の食事風景だ。対して、僕はいつものようにがつがつと芋を頬張り、腸詰を豪快にかじる。ルークは一瞬、驚いたように僕を見たが、ふと笑みを浮かべると、真似するように芋を大きくかじり始めた。その仕草がどこかぎこちなくて、妙に微笑ましかった。


 ルークの皿が空になるのを見計らい、僕は切り出した。


「さっき言ってた話なんだけどね。僕は今、一人でダンジョンに潜っていて、ちょうど仲間が欲しいと思っていたんだ。君がよければ、しばらく一緒にダンジョンに潜るのはどうかな。稼ぎは半分ずつ。君に使ったポーションは500ゴルドしたんだけど、稼ぎから無理のない範囲で返してくれればいいからさ。」


「それは……願ってもない提案だ。しかし、俺でいいのだろうか。実は、今日が初めてのダンジョンだったんだ。」

 やっぱり、と思いつつ、僕は頷いた。


「それで二階層に行けたなら上出来だよ。途中でゴブリンと何回戦闘したの?」


「5回か6回か……だが、結局遅れをとってあのような事態になった。」


「それは君が一人だったからだよ。二人ならもっと安全にいけるはずだ。」


「本当に俺でいいのか?」


「もちろん、僕の方は問題ない。」


「そうか!」

 ルークは一瞬、目を輝かせたが、すぐに表情を曇らせ、気まずそうに視線を下げた。


「その、ユニス殿。命の恩人でもある貴方にこんな申し出をするのは心苦しいのだが、俺の方に条件があるのだ。実は、俺は金のポーションを求めてダンジョンに潜っている。先ほど稼ぎは折半と言ったが、もし金のポーションが落ちた場合、譲ってほしいのだ。」


 金のポーション。なるほど。


 ダンジョンの魔物は種類に関わらず極まれにポーションを落とすことがある。その中でも金のポーションほど有名なものはない。


 あらゆる病や傷を癒すとされる伝説のポーション。


 数年前、とあるダンジョンで見つかった金のポーションは王家が買い取ったという噂だ。売った冒険者は一生遊んで暮らせる金を手にしたとか。ルークの事情が少し見えた気がした。


 少し考えて、僕は答えた。


「じゃあ、もし金のポーションが手に入ったら、君に譲ろう。その代わり、次に出た金のポーションは僕のものにしてもらうよ。」


 ルークは顔を上げ、驚いた表情をした。


「ありがとう、本当にありがとう。その条件で全く問題ない。よろしく頼む!」


 ルークは立ち上がり、深々と頭を下げた。


「こちらこそよろしく頼むよ、ルーク。」


 僕も立ち上がり、ルークに手を差し出した。ルークは一瞬驚いたようだったが、すぐに意図を察し、しっかりと握手を交わした。その笑顔は、まるで子供のようにはしゃいでいて、純粋そのものだった。


 だが、正直なところ、僕の心は少しだけチクッと痛んだ。


 僕は聖人のような気持ちでルークの条件を飲んだわけじゃない。むしろ、完全に打算だ。


 理由は三つ。


 一つ目、そもそも金のポーションがドロップするなんて、ほとんどありえない。ポーションはどんな敵からでも極まれに落ちるが、狙って出せるものじゃない。ましてや金のポーションなんて、伝説の域だ。


 二つ目、ルークの装備。こっそり鑑定したが、

《聖銀の剣:攻撃力18》

《聖銀の盾:防御力16》

 どちらも、僕のゴブリンソードや鉄の盾を遥かに上回る高性能だ。初めてのダンジョンでゴブリンと5、6回戦えたなら、素人ではない。戦力として十分すぎる。


 三つ目、ルークの性格。本人は隠しているつもりかもしれないが、明らかに上流階級の出だ。ダンジョンに潜る冒険者は、言ってしまえば暴力で飯を食う荒くれ者ばかり。僕が今まで仲間を見つけられなかったのは、信頼できる相手がいなかったからだ。パーティーには、同じ村の出身者や兄弟のような強い絆が必要だ。ダンジョン内のトラブルは、それほど多いのだ。 ルークは、言葉を選ばず言えば世間知らずだ。だが、その分、誠意には誠意で返す純粋な性格。ある意味で、信頼できる相手だ。


 握手を交わし、僕らは再び席に腰を落ち着けた。


「ねえ、ルークはお酒飲める?」


「あぁ、そこまで強くはないが、飲める。」


「じゃあ、エールで乾杯しよう。僕らのこれからの冒険に。ダンジョンの先輩として、奢るよ。」


「そうか、ではぜひ!」


 ネルコを呼んで、エールを二杯頼んだ。


「話し合いは上手くいったの?」

 エールを持ってきたネルコが、いたずらっぽく尋ねた。


「うん、だから乾杯しないとね。」


「まあ、良かったわ。ソロでダンジョンに潜るのは心配だったのよ。

 君、ユニスのことお願いね。」


「えっと、はい。お、俺に任せてください!」

 ルークは少し戸惑いながらも答えた。


「もう、なんでネルコがそんなこと言うんだよ。」

 ネルコはニヤリと笑って厨房に戻っていった。


 先輩として少し格好を付けようとしたがこれでは形無しだ。


「じゃあ、乾杯!」


「ああ、改めてよろしく頼む、ユニス殿!」


 ジョッキを合わせ、エールを一気に飲み干した。ほろ苦い味わいが、なんだか今日の出来事を祝福しているようだった。


 明日に備え、僕らは早々に部屋に戻って眠った。


 翌朝。


 昨日はバタバタしていて、融合のことなんてすっかり頭から抜けていた。だが、常々思っていたことがある。防具の強化が一通り終わった今、次は武器を強化したい。ゴブリンソードは今のメイン武器だから、下手に融合して失敗したくない。そこで、新しい剣を試してみようと思っていた。


 部屋には、前に取っておいたゴブリンのナイフが二本ある。棍棒二本でウッドスピアができたんだから、ナイフ二本ならショートソードくらいにはなるんじゃないか。そんな期待を胸に、両手にナイフを握った。


「融合。」

 光が溢れ、二本のナイフが一体化していく。


《ツインヘッドダガー:攻撃力5 ※ユニス以外が使用すると破損》


「……は?」


 出来上がったのは、柄の両端に刃がついた、まるで二本のナイフを無理やりくっつけたような武器だった。


 こんなの、どうやって使うんだ? 振り回したら自分が怪我しそうじゃないか。

 

 完全に失敗作だ。

 

 ため息をつきながら、ツインヘッドダガーを部屋の隅に放り出した。まあ、こういう日もある。

 

 でも、今日からはルークと一緒にダンジョンに潜る。悪いことばかりじゃない。

 

 新しい仲間と、新しい冒険。


 ゴブリンソードを腰に下げ、僕は意気揚々と部屋を出た。

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