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b-1.【幕間】あの日見た、憧れを追いかけて(1)

これはちょっと前の〈黄金の杯〉亭のお話。

前後編です。




「お母さん、あれはなに?」


 まだ年端も行かない少女は、隣に立つ母親に訊ねた。

 少女はうなじで束ねたくすんだ亜麻色の髪を揺らし、母親の顔をふり仰ぐ。深い青色の瞳が目の前の輝きに反応してかキラキラと輝いている。


「あれはね、勇者さまよ」


 母は微笑んで、娘に答える。


「勇者さま…」

「ええ、そう。勇者さまよ。悪い魔王を倒すために遠くまで旅をして、見事に使命を果たされてお戻りになられたの」


 説明してくれる母の横顔は、どことなく誇らしげだ。

 その視線の先にいる“勇者さま”は、出迎える多くの人々に手を振って、晴れやかな笑顔を見せている。

 少女にはその姿が、今まで見たこともないほど輝かしく見えた。


「あなたもよく覚えておきなさい。あの方々こそが我がラグ市の誇る、勇者ユーリさまと“輝ける虹の風”の皆様よ」


「勇者ユーリさまと、輝ける虹の風⸺」


 この日、その名は少女にとって二度と忘れられないものになった。



  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇



「あなたには、まだ早いわ」

「早くない!私だってもう成人したもん!」

「成人したからといって、すぐに何でも自分ひとりで出来るわけではないのよ?」

「できるもん!できるように今まで頑張ってきたもん!」


 あれから3年経ち、少女も成人と認められる年齢になった。髪も背も伸び、体型も随分と大人びた。

 だから少女は、あの時見た憧れの勇者さまに少しでも近付くために、冒険者ギルドへ就職しようと考えていた。


 だが母は、少女にはまだ早いという。

 それで朝から口論になっていた。


「もういい!私直接行ってくる!」

「あっ、こら、待ちなさい!」


 そしてとうとう、少女は母の制止を振り切って家を飛び出してしまったのだった。



「悪いが嬢ちゃん。ウチは18にならねえと採用しねえ事にしてんだわ」


 だが、そこまでして勇んで飛び込んだ冒険者ギルドで告げられたのは、無情にも『不採用』の門前払い。試験を課されたわけでもなく、詳しい事情を聞かれたわけですらなく、名前と年齢を告げた時点で志望動機さえ言わせてもらえなかったのだ。


「おおかた、3年前の凱旋パレードを見て憧れたクチだろ?多いんだよなぁ、そういう子がよ」


 灰熊みたいないかつい大男が、背を屈めて自分の前に立っている。思わず震えが出るほど恐ろしいが、口調は見た目に反して優しかった。

 まあ少女は灰熊などという獣は見たことがなかったのだが、周りの大人たちが言うのを聞いていれば、きっとこんな感じなのかなと思う。でも声は意外に優しくて、だったらきっと灰熊よりは怖くないはずだ。


「そうです!私、だから⸺」

「でも駄目なもんは駄目だ。荒くれの冒険者どもの相手は、嬢ちゃんみたいな可愛い子じゃあ出来やしねえよ」


 そう言われて、少女は思わず周りを見渡す。

 いつの間にか周りには、鎧を着て剣や斧を持ったいかつい男たちが集まっていた。

 その威容に、思わず怖気が走る。


「いいじゃねぇかマスター。働きたいっつってんだからよ、試しに働かせてやりゃあよ」

「そうそう。こっちとしてもこんな可愛い子なら歓迎だぜ」

「話聞いてたが、もう15歳だろ?成人してんなら問題ねえはずだ」


 口々にそう言って、ゲラゲラと大声で笑う男たち。

 父親や商店のおじさん、学校の先生、近所のお兄さん。そういった少女の周りの大人の男たちの誰にも似ていない、見た目も雰囲気も全然違う見知らぬ男たちに囲まれていて、いっぺんに心が不安に塗り潰される。

 冒険者は街で何度も見かけたことがあったが、間近で見るとこんなに怖いだなんて、今まで知らなかった。


「おいオメェら、どっか行け。怯えてんじゃねぇか」


 さっきまで優しかった目の前の大男でさえ低くて怖い口調になって、少女は周りに味方が居ないと思い知らされた。


 大男に一喝されて、ガヤガヤと口々に不平を言いつつも周りの男たちが離れていくと、目の前の大男がまた優しい口調に戻る。


(わり)ぃな、怖かったろ?」

「い、いえ…」


 でもここで怖がっていたら、きっとこのまま追い返される。そう思って少女は心を奮い立たせる。


「無理すんじゃねぇよ。武器を持った男たちに囲まれて怖くねえ訳がねえんだからよ」


 あくまでも優しく、大男は語りかけてくる。


「だからな、これから3年間、家の手伝いでもしながらしっかり鍛えてきな」

「……え?」

「まず酒を飲めるようになること。それから少しだけでもいいから魔術を覚えてきな。それと、できれば彼氏でも作って、男に慣れるこったな」


 酒や魔術はまだ分かる。少女にはまだどちらの経験もない。でも彼氏を作るのがなぜ必要なのか分からない。


「ウチみたいな冒険者ギルドはな、一緒に酒場もやってることが多くてな。採用するとなりゃ酒場の給仕もやってもらわなくちゃならねえ。そうなると酔っぱらいの相手や暴れる冒険者の制圧なんかもしなくちゃならねえ」


 そんなこと、考えてもみなかった。

 あんな怖い(ひと)たちのお酒の相手なんて、自分には無理だ。


「それによ、嬢ちゃんの憧れてる“勇者ユーリ”はここにゃあ居ねえんだ」


「……えっ?」

「あいつぁ確かに黄金の杯亭(ウチ)の所属だがよ、めでたくも正式に勇者になったから世界中を飛び回ってる。ウチに帰ってくるのも年に何回あるやら」


 衝撃的な情報だった。

 ここに就職さえすれば、憧れの勇者さまに会えると思っていたのに。


「もしかすると帰ってこねえ可能性だってある」

「うそ…」

「嘘じゃねぇよ。勇者ってなぁそんなもんだ」

「そんな…」


 でも確かに、あの時見た勇者さまは、“遠くに旅して戻ってきた”と母も言っていた。どこまで行ってきたのかは分からないが、旅立つところを少女は見ていない。少なくとも見た記憶がない。

 ということは、もしかすると自分が物心つく前に旅に出て、それから何年も旅をしていたということなのか。


 実のところ、勇者が旅立ってから戻るまでおおよそ1年ほどで、行く時には特に大きな騒ぎにもならずにひっそりと旅立って行っただけなのだが、そんなことが少女に分かろうはずもない。


「じゃあ、勇者さまには会えないんですか……?」

「何とも言えねえな。運が良けりゃ会えるだろ」


 投げやりなようだが、嘘偽りのない本心なのだろう。何となくだが、その言葉は信じられるような気がした。


「……3年経ってまた来たら、その時は採用してくれますか」


 俯いて、スカートの裾を握りしめながら、少女はようやっとそれだけ絞り出した。


「その時次第だな。嬢ちゃんがその時に来て、アイツらに囲まれても怯えなかったら、その時は合格って事にしてやってもいい」

「ホントですか!?」

「もちろん、さっき言ったように酒にも慣れること。それに多少なりとも魔術の扱いを覚えること。これも大事だ。実際に魔術を使わせられる訳じゃあねぇが、酔っ払って魔術使おうとするバカどもの機先を制するためにゃあ詠唱と発動の気配を素早く察知して動かなきゃあならんからな」

「が、頑張ります!私、頑張りますから!」

「お、おう」


 決意とともに顔を上げ、勢い込んで声を上げる少女に、マスターと呼ばれていた大男はやや驚いたように上ずった返事を返す。


「ま、まあ、そこまで決意が固えんなら3年なんざあっという間だ。しっかり頑張ってきな」

「はい!じゃあ、失礼します!」


 勢いよく返事して頭を下げたかと思うと、そのまま少女は酒場を飛び出して行った。

 いつの間にかしいんと静まり返っていた店内に、彼女の駆けていった足音と勢いよく開け閉めしたドアの音が残滓のように響いて残っていた。


「3年後かぁ。ふふ、楽しみですね、マスター」


 少女を呆然と見送ったマスターに、カウンターの奥にいたおっとりした雰囲気の給仕娘がにこやかに声をかける。


「お、おう……」

「まあ今から断言してもいいけどさ、ありゃあ3年後に絶対また来るぜ?」


 厨房の方から出てきた料理人の女性も胸を張って断言する。突き出したその胸が、大きくぶるんと震えた。


「……なーんかなあ。3年後に厄ネタが増えそうな気がすんのぁ俺だけかねぇ……?」


 マスターの不安そうな声が店内に響いて、それはすぐに爆笑にかき消された。



  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇



「おいアヴリー!3番テーブル、ジョッキ6杯!」

「はい!すぐに!」

「アヴリーちゃあん!こっち注文受けてくれや!」

「少々お待ちを!」


 そうしてさらに3年後。

 少女、つまりアヴリーは18歳になって再び〈黄金の杯〉亭を訪れて、マスターはじめ先輩たちの厳しい目を見事に唸らせて、晴れて採用された。

 そして新人給仕娘として、忙しく働いている。


「おーい嬢ちゃん、こっち来て相手してくれや!」

「それはダメ!」

「……チェッ。ガード固えなあ」


 酔っぱらいのあしらいもご覧の通りである。


「んだとぉ、テメェ!表出ろ!」

「出るまでもないわ!こいつを食ら⸺」

「そこ![禁足]!」

「ぬぐあっ!?私の発動タイミングを見切られた…だと…!?」


 瞬時に魔術詠唱を察知して、術式の発動を寸前で封じる[禁足]の術式はすっかり彼女の代名詞にもなっている。


「あらまあ。思ったより凄い子になっちゃいましたねえ」

「ううむ、なんつうか……、期待以上だなこりゃ」


 おっとりした給仕娘、マスターの奥さんが旦那に向かって声をかけ、いかつい灰熊みたいなマスターも腕を組んで唸るしかない。


「だーからアタシがあの時言っただろ?あの娘はやれる娘だって見ててすぐ分かっちまったからよ!」


 厨房から料理を載せた皿を持って出てきた料理人の女が、自分のことでもないのに誇らしげに胸を張る。その張った胸がぶるるんと大きく揺れる。


「あっ、マスター!奥さんも!あとは私がやりますから、おふたりとももう上がって下さい!」

「いや採用から半年で言うセリフじゃねぇぞアヴリー!」

「だってもうできますもん!」


 できると言われたって、採用からわずか半年の新人ひとりに店を任せて上がれるわけがない。せめて去年暮れに辞めた給仕娘が残っていればよかったのだが、結婚を機に辞めたのだから引き留めようもなかった。

 そのうち彼女(アヴリー)も結婚して辞めていくのだろうが、もう現時点でそれが惜しい。できることなら息子の嫁にして跡を継がせたいが、残念なことにマスター夫妻に子供は女の子しか居なかった。


「いやあ、惜しい。実に惜しい」

「ぶつくさ言ってないでマスター(あんた)も少しは店を手伝いな!冒険者(きゃく)はどんどん帰ってくるんだよ!」

「ちっ、しょうがねえ。会計カウンターの方は任せとけ!」

「あっ、逃げやがったな!」


 今日も〈黄金の杯〉亭は大賑わいで、平和であった。



「あっ!アルベルトさん待った!」


 何かに目ざとく気付いて、アヴリーが声をかける。彼女の視線の先にはひとりの若い冒険者がいた。アヴリーより少し歳上の彼は、依頼をこなして報酬を受け取り、酒場の喧騒をよそにひとり帰ろうとしているところのようだ。


「……ああ、アヴリーちゃんか。どうかしたかい?」


 彼の声音も顔色も、若い男とも思えぬほど弱々しい。

 アヴリーは、そんな彼の弱々しさの原因を知っている。


「どうかした、じゃないでしょ。今日は食べてってよ」

「いいよ、俺、自分で作れるから」

「うん、自炊できること(それ)は知ってる。けど作れるからってこのまま帰したら、アルベルトさんまた食べないでしょ」


 そう言いながらアヴリーは駆け寄って彼の腕を取り、半ば強引に近くのテーブルに座らせる。


「ザンディスさんごめん!相席よろしく!」

「ほっほ、相変わらず嬢は強引じゃの」


 相席を頼まれたドワーフは、愉しそうに笑う。


「だってこうでもしないと、この人食べないんだもん!」

「よっしゃでかしたアヴリー!コイツを食わせろ!」


 そこへ、料理人の女性が大きな胸を揺らしながら料理を自ら運んできた。まるで、(アルベルト)が帰ってきたのを目ざとく察知して準備していたかのようだ。


「ありがとうキャサリンさん!さすが、分かってる!」

「バッカお前、人前では『キャス』って呼べや!」

「可愛い名前なんだから、照れなくていいってば!」

「バッ……!ちげぇよ!」


 恥ずかしいのか、照れたように彼女はそっぽを向くと、そのまま厨房に戻ってしまった。


「ありがとう。でも俺、払えないからさ……」

「いいわよ、私のお給金から抜いとくから!」


 彼が先ほど受け取った依頼達成の報酬は、督促されている借金の支払いに充てられることも、彼女は知っている。


「だから遠慮しないで、食べて!」

「いやでも、悪いよ……」

「悪くない!払う私がいいって言ってるんだから、気にしたらダメ!」


 しょんぼりと小さくなる彼と、仁王立ちになって胸を張る彼女。

 ややあって、諦めたように彼は小さくひとつ、息を吐いた。


「……分かったよ。せっかくだし、ご馳走になるよ」

「分かればよろしい!」


 そう言って胸を張ったアヴリーは、心から嬉しそうに笑った。



  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇



「えっ、あの人、勇者さまのパーティの人だったんですか!?」


 聞かされた事実に、アヴリーは信じられないとでも言うように驚きの表情を浮かべる。


「そうよぉ。アルベルトくんはユーリくんと一緒に“輝ける虹の風”を立ち上げたひとりなんだから」


 そう言っておっとりと微笑うのは、マスターの奥さんで先輩給仕娘のジャネットだ。

 だが、アヴリーの記憶にある凱旋パレードの勇者パーティには彼の姿はなかったはずだ。記憶にあるのは勇者と、探索者(スカウト)の男性、弓を持ったエルフの女性、それに聖女みたいな美しい少女。その4人だけだ。


「その4人と彼と、あともうひとり、魔術師の女の子がいたの。最初はユーリくんとアルベルトくん、それに魔術師のアナスタシアちゃんの3人だったのよ」


 昔を懐かしむように、頬に手を当てて微笑みながらジャネットが言う。だが、アルベルトだけでなく魔術師のアナスタシアという娘もアヴリーの記憶にはない。


「でもね、魔王との戦いでアナスタシアちゃんは亡くなってしまったんですって」


 一転して悲しそうな表情と声になって、ジャネットが呟く。その様子から、彼女がそのアナスタシアのことを可愛がっていたのだとアヴリーは察した。


「アルベルトくんはアナスタシアちゃんの幼馴染みだったの。だから、彼女を喪ったことがあの子には耐えられなかったのよ」


「そうなんですか……」


 ジャネットの話を聞いて、アヴリーは彼が弱々しくて元気がない本当の理由を初めて知ったのだった。

 だから悲嘆に暮れたアルベルトは勇者パーティを脱退し、彼らと袂を分かって独りラグに残ったのだという。確かにそんな悲しみに暮れていれば、あんな華々しいパレードで人々の賞賛の声に包まれても虚しいだけだし、かえっていたたまれなくなるだけだろう。大人になった今だからこそ、アヴリーにはそれが分かる。

 あの時、人々に笑顔で手を振って応えていた勇者ユーリ。彼が何を思っていたのかは分からないが、仲間を失った悲しみをおくびにも出さずに笑顔を振りまいていた彼のことを、何となくだがアヴリーは好きになれなくなった気がした。



 それから、アヴリーのアルベルトに対する接し方が変わった。

 それまではただ弱々しい彼のことが何となく放っておけないだけだった。だが誰にも何も言わず、傍目からはほとんど変わらない程度のささやかな変化ではあったが、少しずつ、そして確実に彼への気遣いが増えていった。

 そして彼の方でも、彼女に気遣われているのを敏感に察知していて、無理をしない範囲で、少しずつ、笑顔と活力を取り戻していった。


 わずかずつでも応えてくれる彼の姿は、アヴリーにとってもとても好ましかった。




キャサリンさんのキャライメージは、ヒ○アマ姐さんです(笑)。



お読みいただきありがとうございます。可能な限り毎日更新の予定です。


もしもお気に召しましたら、継続して読みたいと思われましたら、作者のモチベーション維持のためにもぜひ評価・ブックマーク・いいねをお願い致します。頂けましたら作者が泣いて喜びますので、よろしくお願い申し上げます!

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