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私を弟子にしてください!!—1

「私を弟子にしてください!!」


 雪の気配もほぼなくなり穏やかな日差しが春の訪れを予感させてくれる、そんな日だった。

自宅兼研究所となっている小さな家のリビングで食休みからの昼寝に移行しようとしていた私の耳に飛び込んできたのは少女の声だった。


「お願いします、魔法を使えるようになりたいんです!!」


眠りに落ちる寸前の一番心地いい瞬間を邪魔された私の気持ちを知ってか知らずか少女はそう畳みかけてきた。


「ちょ、ちょっと待て!一旦落ち着け!」


「だからお願いします!!私を弟子にしてください!!」


椅子から半分転げ落ちている私に向かって少女はさらに詰め寄り最初の言葉を繰り返してきた。

ようやく覚醒してきた私の頭の中は目の前の少女に対する疑問と恐怖で埋め尽くされており、わけのわからなくなった私は


「だから…落ち着けって言ってるだろう!!」


指先から火魔法を発動させた

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