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ありがとう  作者: 檸檬
1/19

One





「グッ....!!カハッ...」



狭い路地から聞こえる呻く声。



「ねぇ、もうお終い?」



数分前まで数十人の男の声が聞こえたのに。



「喧嘩売る相手、間違えてるよ?」



その男達の中でただ1人立っている影。



「....おまっ..まさか.....!!



蒼桜.......!!!!」



まだ意識のあった男が呟いた《蒼桜》



「......正解。でも、もう遅いから。」



蒼桜と呼ばれた者はその男の意識を飛ばした。


《蒼桜》....1年程前から急に現れた。

汚い事を行う族を潰していく。

性別不明。

名前不明。

容姿も分かっているのは、

髪の色と瞳の色のみ。



「はぁ........」



蒼桜.....それは1人のある少女。

金髪にエメラルドブルーの瞳。

引きつけられるような綺麗な顔。

それが雨城瑠羽【アマシロルウ】彼女だ。



「明日......か...久しぶりだな....」



彼女は明日から高校へ行く。

彼女はある人との約束のために行くのだ。



「ねぇ....どうして私を人と関わらせるの?

貴方はこうなる事が分かってたの...?」



彼女は独り、呟きながら眠りに堕ちた....

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