なんとなく
初めて小説を書きます。おもしろく内容が書けるよう精進します。
ガタっ!!
。。。足音はしない。バレてないのだろう。
静かにベッドから抜け、着替え始める。今は10°くらいだろうか?暖かめの服を選んだ。懐中電灯を持って準備完了。
窓を開けて、片足づつ外に出る。
「リーンリーン」
虫の音がする。鈴虫だろうか?
とりあえず行くところもないので神社に行こうと思う。神社と言っても社殿は移転してしまっているので、跡地だ。
いつもの道を歩いているのに、全然違った感じがする。電灯もない道はとても懐中電灯なしでは歩けない。
兎に角、神社跡に向かって歩く。
ちょっとづつ肌寒くなってきたが、耐えれる程度だ。
神社跡の階段に着いた。この階段が結構長い。しかも、階段というよりも坂道だ。管理人がいないので、草木も荒れ放題。ある程度通わないと、夜では迷うと思う。
「はぁ、はぁ」
息も上がってきた頃に、神社跡についた。
周りを見渡すと彼女がいた。
クラスメートの八坂先輩だ。学校ではいつも寝てる、いわゆる不思議ちゃんだ。帰るころには気づいたら消えてるので、話したことはない。
にしても、なんでこんな時間に外にいるんだろう?
「君の言えたことじゃないだろう?」
!?
「あぁ、まずは挨拶だよね。こんばんは。」
「。。。こんばんは」
「でだ。なんで君こんな時間に外にいるんだ?」
「なんとなく。そんなことより、先輩ですよ。」
「あ、私のこと気になるよね。うん。まぁいつも夜更かししてて、ここで暇つぶししてるだけの学生かな。うん。」
「なるほど?」
「まぁ、取り敢えず今日は帰りな。明日色々説明してあげるから。」
読んでくださってありがとうございます。感想、改善点教えてほしいです。Xかメッセージまで。