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第1話 ソシャゲでフレンドってあるけどあれ別に友達感無いよね

 異世界転生する前にね、LINEの友だちリスト見たらね、数字が一つ減ってたの!


「何で何で? 誰がいなくなったの!?」


 七が六になったんだ、焦らない訳がない。


 見てみたらね、高校の時の同級生の名前が見当たらないのさ。


「あれ? また私何かやっちゃいました?」


(絶対に違うなろう定型文の使い方)


 まあトークルーム開くじゃん?


 そしたらさ、無慈悲な文字が出てきた訳よ。


『〇〇(同級生の名前)が退出しました』


 おいおい、嘘だろ?


 あんなに仲良くしてくれたじゃないか。


 正月にあけおめメッセージ送って以来やり取りはしてないし、ブロックされたとも思えない。


 逆に、何もしなかったから嫌われたのか?


 まあ多分、機種変でもしたんでしょう。


 連絡待ってるぜ!




 ということで今日は。


 異世界で友達を作ろうと思うわけですよ。


 最強のパーティー組んで魔王倒したり、スローライフ送ったり、皆なんか楽しそうじゃん?


 でもね、私はここで大きな壁にぶち当たるわけですよ。


 人見知り。


『地の文こんだけはっちゃけておいて、人見知りってお前w』


 とか思ったそこのあなた!


 おっしゃる通りだよ。


 この文書く奴は普通人見知りじゃねーですよ。


 でも人見知りなもんは人見知りなんだ。


 だからな、まずは話しかけやすそうな人にアタックしてみようと思った訳さ。


「すみませ~ん!」


 道端に立ってるニコニコしたお姉さんに声を掛ける。


「私この街初めてで、案内してくれませんか?」


 結構勇気のいる言葉。


 そしたらな、お姉さんはこう返してきたのさ。


『チュートリアルを始めますか? はい/いいえ』


 NPCだったんかい!


 ってか異世界なのにNPCって何だよ。


(私が書いたんでしょうが)


 人と区別つかんから、NPCは次回までにペッパー君にしといてくれよな!




 友達作るのって難しいね!

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