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元ボッチによる英雄物語  作者: 柊緋色
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チュートリアル

楽しんでいただけるかは解りませんが読んでいただけたら幸いです

目を覚ますと俺は綺麗に掃除された真っ白な部屋で一人椅子に座らされていた。

「えぇ~っと、ここどこ?」

椅子に座ったまま首を動かしあたりを見まわたしたがこれといって物珍しい物は特になかった。

さて困ったものだ・・この部屋には俺一人しかいない、つまり暇になったが特にやることがない。

というかなぜ俺はこんなところにいるのかわからないそうだ、思い出しながら暇をつぶすとしよう!

そう思い行動に移そうとしたとき俺の前に誰かが立っていた。あれ?さっきまで誰もいなかったよな・・・そう思い顔を上げると同時に「ゴンッ!!」という音と共に後頭部に激痛が走った。

「「痛っつ-------!」」

痛みをこらえ頭を今度はゆっくり上げ前を見るとそこにはビール箱ぐらいの大きさの台の上で頭を抱えうずくまっている白いワンピースをきて只今水色と白色の縞模様のパンツ丸見えの女性がいた、それにしても

(その年でそのパンツはさすがに限度ってもんがあるだろ)「お前今とてつもなく失礼なことを考えているじゃろ」

おいおい心の中読んできたぞしかもあってるしエスパーかよ・・

「残念じゃがエスパーではないぞ、よ~くきけそこの小童!我は!神だ!!どうだすごいじゃろ。ほめてもいいし崇めてもいいんじゃぞ。」ムフ~ン

と無い胸を張りふんぞり返ってとんでもなく馬鹿げていることをこいつは堂々と言ってきた。

「おまえなぁ~神様なんてこの世にいると思ってんの?馬鹿なの死ぬの?」

俺はその自称「神様」の前で哀れむように言い放ち、その子を見ると膝を抱え、台に人差し指でのを書きながらいじけていた。

「そりゃあさ、信じてないと思うよ、その気持ちは私もさわかるけど・・・」

まさか軽い気持ちで言ったことでこんなに傷つけてしまうとわ・・どうしよう、女の子の慰め方なんて知らないぞ、とりあえず誤っておけばいいのか?

「おい、自称神!」

「なんだよ、またひどいこと言うつもりか?」ウルウル

「そんなつもりは毛頭ない、その、すまなかった!!」

「えっ・・・」

自称神様は俺が誤るとは思ってもいなかったようで少し驚いたような顔をして戸惑っていた。

「そんなに傷つくとは思ってなかった、お前が神様かどうかはまだ信じがたいがとりあえずで信じてやる。こんなことで許してもらえるとは思っていない、

だから俺のできることなら何でもするつもりだ。もう一度言うすまなかった!」

それだけ伝え終え自称神様のほうを見るとまだ少し驚いたような顔をしていたが、すぐに顔から驚きの表情は消え最初に見た自信たっぷりの顔に戻っていた。

「誤ったのは意外だったは、あなたそんなに心が広いのに何で彼女どころか友達までいなかったのかしら。不思議なものね~」

俺は今少しどころか全くと言ってもいいほどに驚きを隠せないでいる。

「な、なんでお前がそんな事を知っている?」

「なんでってだから言ってるおるじゃろうに~われは神じゃと。なんじゃ~まだ信じておらなんだのか。さっきは信じてやるとかほざいておったのに。」

「そりゃあ言ったけどよまさか本物とは思わねえよ」

俯きながら弱々しく俺は言葉を発していた。

「なんじゃ?そのしけた面わぁ~・・・そうか!お主もしや記憶を少しばかりなくしておらぬか?」

「何だと?俺の記憶が欠けているのか?」

俺は弱弱しい口調のまま自称神様に問い返す。

「お主なぜここにおるかしっているか?どうやってここに来たのか?どんな理由でこの部屋にいるかを?お主はしっているか?覚えておるのか?

どうじゃ~答えてみい~ww」

そうだ、そういえばなぜここにいる、どうしてだ、なんでだ。俺はうなりながら頭を悩ませ、「わからないどうしてだ」と小声で口に出しながら考え続けるが何一つ思い出せないのに無駄な時間を使い脂汗をにじませながら考え、

思い出そうと必死になったが何も思い出せずそして考えるのやめた・・

「その様子じゃと何も思い出せなんだようじゃな」

自称神様の言葉に俺はただただうなずくことしかできなかった。

「お前がなぜここに来たのか教えてやろうか?ただ、お前に知りたいという気があればの話じゃがの」

俺は自称神様の顔を見て頷いた、知りたいとは思うだが心のどこかでは知ってどうする。どうしたいんだという思いが渦巻いていた。でも、自分に何があったのかを知らなければ何も始まらないと思い聞くことにした、、

「まぁ~ここで聞かずともいずれ勝手に知ることじゃろうが、お主の覚悟は少しばかりじゃろうが出来たみたいじゃしの~話してやるか」

「お主も薄々気づいておったじゃろうがお主は既に死んでおる。死因は刺殺じゃ。」

「ちょっと待って俺は誰かに殺されたのか?」

間の抜けた声で問いかけると呆れたような声で答えてきた

「そんな事まで抜けておるのか・・誰も何もお主の彼女じゃよ」

「彼女?俺の彼女、?」

思い出そうとした瞬間頭に閃光がはしり激しい頭痛と共に記憶が戻った。

「思い出した、、全部思い出したぞ!」

「そうか、ぜんぶおもいだしてしもうたか、そうか、、」

なんだ?自称神様がなぜか可哀想なものを見るように俺のことを台の上から見下ろしてくる。

「おいなんだよその上から目ッ!!なん、、なんだ身体中が痛いなんなんだよこれ、」

そう言って神のほうを見る。

「お主は先ほど全部思い出したと言ったの?そしてお主は刺殺でもうすでに死んでおる。

この意味がわかるか?お主が思い出したのは記憶だけか?」

{痛みやどこを刺され何回刺されどんな激痛がはしったのかもおもいだしたんじゃないか}

それを聞いた俺は刺されたところに手を伸ばし傷口に触れたすると手にはべっとりと赤黒い血がついていた。

「ああああっ!痛ェェェェッ!」

俺は椅子から転げ落ち痛みに悶えている俺を哀れに思ったのか自称神様が台から降りてきた。

「さて、お主が全部思い出したところでお主がここにいる本当の理由を話そうかの~

お主には二つ選択肢をやろうこのまま冥界に行くか私と異世界に来るかのこの二択じゃどうする?」

こいつ正気痛みで苦しんでいる奴にそんなこと聞くかよだが俺はすぐにこの選択を決めることが出来た。

「お、俺は、あんたについていく。」

「そうかその答えが聞けて良かったじゃあ、あっちで待っておるぞ主様」

そこで俺の意識は刈り取られた・・・。


意識が戻り体を勢いよく起こそうとしたがさっきまで身体中をめぐっていた激痛を思い出し身構えるが特になんともなくほっと一息ついたところで部屋の扉が開く音が聞こえ声をかけられる。

「お!起きたかお前さん」

声の主を見るとそこには赤い着物を着ているが胸元が大いにはだけておりあと少しで乳頭の先が見えそうになっている、、、それにしてもなんというグラマーな女性なのだろうか胸はDぐらいあるんじゃないか?

全体的にみると出るとこはしっかりと出て、しまるところはしまっている...。

じっくり眺めているとその観察対象である女性は恥ずかしくなったのか顔を赤くしていた。

「お前さん、そんなにじっくりとみられるとさすがの私も恥ずかしくなるぞ//」

そう言いながら頬に手を当て身体をくねらせている。本当に恥ずかしいのだろうか。

「で?お前は誰だ?」

俺はさっきから気になっていた質問をしてみる、するとくねるのをやめて真剣な表情になった。

「こっちの私は初めてじゃったの、改めて貴様の主神である天照大御神である!!これからよろしく頼むぞ」

効果音でドドーン!!てつきそうなほど胸を張り自己紹介したきた、ん?天照大御神?主神?

「どこかでお会いしましたか?」 「こっちの世界に来る前に会っているであろう!」

「まさか・・あの縞パン少女なのか」

俺がそういうと天照大御神は着物の腰あたりを押さえ殴ってきた。

「なぜそんなこと覚えておるのじゃ!このエロ助が!!」

「だって、印象に残ったのそこだけだもの仕方ないじゃないか」

殴られた頬をさすりながら冷静に答えるとあきれたようにため息をつかれた。

「で?ここはどんなせかいなの?それだけ教えろ」

「そうじゃなここは神や英雄が住んでいる世界じゃの。その神や英雄たちによってギルドが結成されダンジョン攻略やらなんやらしておるな。」

「そうか、向こうの世界よりは楽しそうだな」

「さてお前さんや、お前さんは私のギルドに入って働いてもらうがいいかのう?」

「あー。お前のギルドに入るのは別にいいんだが、3つほど願いを叶えてくれ。」

そう言い天照大御神に指を三本立て目の前に出す。目の前にいきなり手を伸ばされ願いを叶えてくれと言われ急なことで天照大御神は目をパチクリさせている。目を潤ませながら天照大御神は「本当に、、本当に私のギルドに入ってくれるの?」という言葉に俺は力強く、「おう!」と答えた。

「わかった、お前さんの願いを叶えてやる。なんでももうせ。」

着物の袖で涙をこすりながら言ってきた。

「じゃあ言うぞ。覚悟はいいか天照大御神!」

俺は決め顔をして天照大御神に言った。

「覚悟がいるお願いなのか!?」

さっきまで泣いていた顔が一気に驚愕の顔に変わる。

「俺のステータスを限界値まで上げてくれ。これが一つ目の願いだ」

さっきまで驚きの表情を浮かべていた顔は間の抜けた顔に変わる。表情豊かだなこの神様。

「なんじゃそんな事でいいのか、ではいくぞ。」

そう言うと着物の袖をまくり柏手を三回ならし身なりを正してこちらに向き直った。

「ほれ、終わったぞ次の願いはなんじゃ」

このくらいなら余裕とでもいうかのような口調で聞いてくる。

「次は俺に能力をくれ」「はあ?何を言うとるんじゃそんなの言われずともやるに決まっておろうが」

次のお願いを言ったら間を開けずにあきれられた。

「そうじゃなお主の方で選ばせてやる、その中から好きなものを選ぶとよい」

と言われ紙を渡された。

紙には能力が書かれていた、ただ書かれているのはいいのだが4つしかなく数があまりにも少ないのだ。

「なぁ~何でこんな少ないの?」

「そりゃあお主余りものに決まっとるじゃろ。」

ん?今なんて言った?余りもの?

「余りものってことはほかにも誰かいるのか?」

「いるというよりはいたって言ったほうがただしいかの」

「ほかの人はどうなったんだ?ギルドをやめたのか?」

「いや。違うのじゃやめたとかそんな生易しいもんじゃない。」

「じゃあ何でおまえいがいいないんだよどこにいるんだよ。」

「殺されたんじゃよ、、、ほかのギルドとのデスゲームで」

殺されたという言葉を聞き俺は何かを言うことが出来なかった。

「お主をこの世界に呼んだのはほかでもないこのギルドを立て直してほしい

無理にとは言わん。じゃができることなら頼みたいのじゃ。」

そう言い天照大御神は頭を下げた。

「言うまでもないだろ。頭を上げてくれ天照大御神この世界に来た時点で俺はお前に第二の人生をもらっているだからお前のお願いを断る理由などない!」

天照大御神の顔をまっすぐにみてはっきりと言った。

「それとなほしい能力も決まった。このチェンジの能力をくれ」

「わかった。その能力をお主に授けよう!」

目の前に手をかざされたと思ったと同時に目の前がまばゆい光によって包まれた。

「よしこれでお主にチェンジの能力を与えたぞ」

なんだどこも変わったような感覚もないだが天照大御神の姿が見えない。

「天照大御神~どこ行った~?」

するとベットの横からひょこっと二頭身の生き物が顔を出してきた。

「なんじゃお主頭に疑問符が浮かんでそうな顔しよって。

まさかお主能力の発動条件を見ておらんのか!?

そうだとしたら我は小さくなり損じゃないか!!」

小さくなった天照大御神が地団駄を踏んでいる、、なんかかわいい。

俺はチェンジの発動条件を改めて確認することにした。

{チェンジ・発動条件:強い絆を結んだ人を背負はなければいけない、一人目が決まり次第背負う人は固定される。この能力は宿主のレベルが上がり次第宿主の中に増えていく。}


・・・なんだこのややこしい能力は。

「もしかしてお前が小さくなった理由ってこれのせいか?」

「そうじゃな、お主と我の間に絆が生まれていたらしい。」

「そんな絆が生まれるイベントなんてあったか?」

少しの間考え思い当たることがあった。

「もしかして俺がギルドを立て直すと約束したからか」

「じゃろうな、まあ~なってしまったものは仕方ない永遠のパートナーとして頑張ってやろうじゃないか」

「おうこちらこそよろしくな」

そう言い握手をし何かが自分の中で増えた気がした。まあいいや

「それでどうやってギルドをたてなおすんだ?」

「近いうちに大会があるんじゃ、そこで優勝もしくはトップ5に入ってもらって賞金を手に入れる!」

いつの間にか肩によじ登っていた天照大御神が拳を握り燃えていた。


つまらないものだったかもしれませんが読んでいただきありがとうございました

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