用語集(地理編:イルフィシアス)
↓とりあえずイルフィシアス王国の地理について書きました。
少しずつ内容は充実させます。(2014年7/2現在)
●イルフィシアス王国
シュヴィーナ大陸とドールネフィア大陸、そしてその間に存在する孤島、セイクリーゼ島、ドールネフィア大陸の南東に位置するレアリア諸島、その他幾つかの島によって構成される国。
2万年ほど前に成立。
第1次天魔戦争以後の、厳しい階級社会のルクセレシアと、無法状態のヴァルディエーラを嫌った天使と悪魔が協力して作った国。
東側にルクセレシア、西側にヴァルディエーラが位置する。
第1次天魔戦争以前でさえ禁止されていた天使と悪魔の交わりを容認し、全人口の7割が天使と悪魔の混血種で、王族すら混血。
戦争に参加する兵力は他の2国に比べ三分の一程度しかいないが、王族、貴族などの強い血を引く者たちが前線で戦うことでなんとか渡り合っている。
技術大国で、領土の八包囲に魔術塔が建っており、それぞれの魔術塔を線で繋ぐように八角形の結界が張られている。
そのため攻略するには一つ一つ魔術塔を襲撃して少しずつ結界の範囲を狭めていく他なく、更にそれぞれの魔術塔と主戦力が揃っている首都イルフェジアがあるセイクリーゼ島が転位ゲートで繋がっているため、難攻不落を誇っている。
これによって圧倒的に兵力の少ないこの国が他国と渡り合えるのである。
また一方で、混血により今までに発見されることの無かった珍しい能力に目覚める者も多く、そのことも戦争を有利にしている。
王家は元々ヴァルディエーラ出身の悪魔。
しかし、既に天使の血も多く含まれており、現国王ヴィードは両親共に混血。
…しかし、その国防体制により、特に貴族や王族など、強い力を持つものが生まれながら戦場に赴かなければならない運命にあり、職業選択の自由がかなり制限され、平均寿命も市民に比べて極端に低くなるなどのことが社会問題になっている。
この第二次天魔戦争を終結させたいと思っているが、あまり積極的に戦いを行わず、元々この戦争を始めたのも他の二カ国に攻め込まれたためであり、可能な限り平和的な解決を目指している。
・シュヴィーナ大陸
元々はヴァルディエーラ領だった大陸。
北端に北の砦ルーシャン、西端に西の砦アンドロア、南端に南の砦エクセリテがあり、南西端に軍事都市プレスヴェルカが存在する。
また、エクセリテとプレスヴェルカ付近の内陸に第1地下基地ストロジャスト、ルーシャンとアンドロア付近の内陸に第2地下基地カゲユメがある。
そして、ルーシャンから南西方向にギヴァー山脈、アンドロア、エクセリテ、プレスヴェルカの間にリフィンゲイル平原が広がっている。
北西にはケーゼア島という比較的大きな島があるが、大陸との距離がごく近く、そこそこ潮が引けば徒歩で渡ることができ、ケーゼア島はシュヴィーナ大陸の一部であるという考えが一般的。
ケーゼア島には要塞都市バイザファイがある。
・ドールネフィア大陸
元々はルクセレシア領だった大陸。
シュヴィーナ大陸と比べ一回り小さい。
東端に東の砦イデンツァ、南端に武装都市シューテレッド、南東にレアリア諸島がある。
シューテレッド付近にはコンティエリタ峡谷がある。
・セイクリーゼ島
シュヴィーナ大陸とドールネフィア大陸の間にある孤島。
王宮があり、主戦力が常駐している首都イルフェジアがある。
主戦力が集まっているとはいえ、結界の中心にあるため最も安全な場所であり、商業や娯楽なども賑わっている。
現国王が幼い頃より城下町に出掛けていくことも多く、割りとフランクな性格をしているため、城下町の人間はそれほど堅くはなく、王族との交流もある。
非戦闘員が世界で最も平和に暮らしている地域。
・レアリア諸島
ドールネフィア大陸の南東にある幾つかの離島の総称。
中でも一番大きな島は孤島アルレアリアで、魔術塔が設置されている。
多くの島があるが、魔術塔がある最前線地域のため、ほとんどが無人島と化している。