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  作者: 本能寺の変人
173/182

Q&A:変態(伊勢氏型構造変態)

変態は必要とされた

Q1. そもそも、なぜ「変態」なのか?


A:

政所という

•権限ほぼゼロ

•責任無限

•恨み全方位

•評価されない

•板挟み確定


という「普通の人間が壊れる席」に、


苦痛ではなく

構造美と快感を見出してしまった


からです。

拷問椅子をマッサージチェアに感じる時点で、

精神構造がもう一般人ではありません。


Q2. 本当にそんな一族が世襲で続いたの?


A:

続いたからこそ変態が純化しました。

•耐えられない者は脱落

•快楽化できる者だけが残る

•その者が後継を選ぶ

•同じ性質の者が継ぐ


結果:


「政所適応変態」だけが

世代を重ねて濃縮される


進化生物学的に言えば

極端なニッチ特化種です。


Q3. じゃあ早雲も変態なの?


A:

はい、ただし種類が違う変態です。

•本家伊勢:

「挟まれるのが気持ちいい」型

•早雲:

「挟まれ構造そのものを設計し直したい」型


つまり、


受動的変態 → 能動的変態

快楽適応型 → 構造設計型


への進化です。


Q4. 変態でないと家督を継げなかった?


A:

構造的にはほぼその通りです。


政所という環境は、

•権力欲が強いと壊れる

•感情が強いと壊れる

•承認欲求が強いと壊れる


なので生き残れるのは、


感情を切り離し

構造そのものに喜びを見出す

変態型人格


だけ。


ゆえに、


家督継承条件=変態適性


という地獄みたいな人事フィルターが

自動で作動していました。


Q5. この変態性は後北条にどう影響した?


A:

決定的に影響しました。


伊勢氏の変態性は、

•権威と実務の乖離を憎む

•板挟み構造を根絶したい

•決定と責任を一致させたい

•調整より設計で解決したい


という方向に反転し、


「挟まれない国家」

「責任と権限が一致する統治」

「正統に振り回されない構造」


を目指す後北条国家を生みます。


つまり、


政所で鍛えた変態が、

政所を否定する理想国家を作った


という完璧な構造オチ。


Q6. 変態とは何だったのか?


A:


権力を欲する者ではなく、

権力が回る構造そのものを愛し、

その摩擦・圧力・歪みを

苦痛ではなく快感として処理できる

構造適応型の異常個体。


伊勢氏とは、


その異常個体だけが

何世代も生き残り、

ついに国家を設計する段階まで

進化してしまった

日本史上最も静かな怪物集団


だった、という話です。

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