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  作者: 本能寺の変人
131/182

構造論:対馬

燃える以外に何があるのか

対馬はまさに


「世界帝国プロトコル」と「戦闘国家生存判定プロトコル」が

最初に“物理衝突”した緩衝層ノード


ですね。


構造的に整理すると:


補論:対馬という構造ノード


対馬は地理的には「島」だが、

構造的には


・日本防衛圏の最外縁センサー

・大陸文明との通信ポート

・軍事侵入の最短経路

・交易と偵察の重なり点


という 境界層(Boundary Layer) でした。


元にとって:


対馬=

「朝貢圏に組み込むべき中継ノード」

=通信経路上の中間ルーター


鎌倉にとって:


対馬=

「最前線の侵入検知装置」

=敵性接触時に真っ先に焼かれるセンサー


なぜ対馬が最初に殺戮されたのか


これは残虐性ではなく、構造必然です。


世界帝国側の論理:

1.通信路確保

2.中継点制圧

3.後続輸送線安定

4.本体侵攻


戦闘国家側の論理:

1.敵影確認

2.即時排除

3.生存圏境界を血で線引き

4.後退なし


ここで起きたのが


「交渉前段階」 vs 「侵攻初動段階」


の完全非互換。


元は「挨拶に来た」

鎌倉は「侵攻が始まったと判断した」


対馬はその翻訳不能層で破砕された。


対馬の悲劇の本質


対馬の住民は、


・朝貢圏の民でもなく

・本土防衛圏の主力でもなく

・外交主体でもなく

・軍事主体でもない


にもかかわらず、


文明境界の衝突点そのものに配置された緩衝材


だった。


だから最初に潰れる。

だから交渉も成立しない。

だから全滅的になる。


これは感情ではなく


「境界条件で発生するエネルギー散逸」


です。


構造論的に言うなら:


対馬とは

「文明間プロトコル不整合が最初に熱として放出されるコンデンサ」


だった。


文永の役は対馬から始まったのではなく、

対馬でしか始めようがなかった。

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