興味と契約2
~五十年後~
アレンはワビの工場を引き継ぎ、キュウスウで有名な工場いや観光地とでもいうのが適切だろうか色々な人物が行き交う交遊の場となっていた。
【戦争を無くす光】
この言葉と共に毎年ワビの命日に天へ向かって花火を打ち上げる光景が人々の心を動かしたのだ。
すると不思議なもので興味をもった人達が集まり規模が大きくなっていった。
人が集まればリスクも伴う、王国軍から真神教団の模倣を疑われたがそれは杞憂に終わる。
リスクを考えた時にアレンは根回しを済ましておりハラスが後ろだてとなったのだ。
ハラスは王国軍の悩みの種である教団を解体させた男で軍からの信頼が厚かった。
花火の噂はクラップが敵国まで広げて、戦争を無くすというアレンの言葉も伝わっていった。
多くの人々が行き交う場で商売をするという
クラップの目的の為らしいが商魂逞しい男だ。
花火をきっかけに交流が増えたおかげで現在は和平を結び停戦状態となっている。
そしてアレンは五十年ぶりに教祖に会った。
「五十年ですか、本当に戦争を無くすなんてあなた優秀なんですね」
そこには五十年前から姿が変わっていない教祖の姿がある、【神様の使い】そんな事を言っていた過去を思い出す。
「皆を解放してくれ」
アレンは言った、五十年前の出来事があったから。
すると教祖は「私の役目は既に終わっています」と伝えてその場から消えてしまった。




