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星と契約  作者: 木介


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過去と契約

私達は今【キュウスウ】へ向かっている。

きっかけはクラップがくれた情報で星を復活させるという夢を追っている【ワビ】という男がいるそうだ。


【キュウスウ】は瓦礫や廃棄物が多いという印象でいわば工業地帯である。

ここの住人達は時間で動くのが根付いており私達が着いた午前中には人気(ひとけ)が無く人探しには情報が足りない、それに誰一人としてワビに関する情報が出てこなかった。

かといってお昼になると多くの人間が辺りを埋め尽くし、まるで何かに急かさせて動いているかの様子にアレンは圧倒される。

話を聞こうとするが、彼らにとっては一瞬の貴重な時間でまるで相手にはされなかった。


ここで私の出番である、行動できる範囲が人のそれでは無い私にとって情報収集は得意分野だ。

アレンが声を掛けた人達が食事をしながらワビを探している人がいると噂話をする。


「あのワビを探してる奴がいたよ」

「ワビってあの?」

「あのワビだよ、トラブルには巻き込まれたく無いから知らないって言ったけど」

「そりゃ違いない、その人もここから北の工場を目指すんじゃあ大変だ」

「確かにな少なくても30分は掛かるからな」


などという会話を盗み聞き、その情報をもとに私はアレンへ伝えた。


「北に30分程歩いた所にある工場でお前の探し人はいるらしいぞ」


何かトラブルを抱えているという事は敢えて伝えなかった、その方が面白そうだと思いキッキキッと心の内で笑っていた。

アレンは自分で探すのを諦め、私の情報をもとに目的地へと向かうのだった。

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