第2話 功刀康太は、頭を抱える。
今度は作者最大のヒット作。
「功刀康太の遺跡探訪、時々お祓い」
https://ncode.syosetu.com/n8017fj/
本来、チエちゃんは、ここ出身のキャラなのですが、作者の手を離れて、いたるところへ首を突っ込んでいます。
「異世界CSI」は、同じ世界での続編という立場になっています。
では、正月話や異世界CSI内にも書きましたが、本編終了後の岡本家の様子からどうぞ!
「とまあ、『かくかくしかじか』、なのじゃ!」
チエちゃんは、説明省略呪文(手抜きとも言う)を使って、眼の前の状況を説明する。
「あのね、チエちゃん。念話込みだから、この子達の事情は全部分かったけど、今後の事も含めて話さないと、マユ義母さんが困るんだよ。ただでさえ、最近はナナの事もあるし」
俺、功刀 耕太は、頭を抱えている。
目の前には、猫耳の少女含めて4人の男女が困った顔をしている。
たぶん、チエちゃんが強引に引きずってきたに違いない。
「強引ではないのじゃ! ワシ、4人にはちゃんと説明して、アヤメ殿に頼んで車で送迎してもらったのじゃ!」
「じゃ、4人ともなんで困った顔しているの?」
俺は、俺の内心を読んで言い訳をしたチエちゃんを睨む。
チエちゃんは俺からすれば義理の姉にあたるし、10年以上前から世話にはなりっぱなし。
……ん? 世話にもなったけど迷惑も掛けられたよね。だって、初対面は迷宮のラスボスだったよな。
「ワシ、人助けしただけなのじゃ! あのままだったら、永久に無の世界を漂うところを回収したのじゃ!」
「え! わたし、危なかったのぉ!」
中学生くらいの女の子がびっくりした風に驚く。
「ほれ、チエちゃん。本人達にも説明不足だって。助けてあげた事はイイ事だと俺も思うよ。だた、いきなりつれ回されたら本人達は困るし、お世話する立場のマユ義母さんはもっと困るんだよ」
マユ義母さん、従妹のナナと結婚する前までは叔母の関係、まあ幼い頃に本人にオバサンと言って酷い目にあったのも遠い昔の話、マユ姉ぇは幼い頃に退魔行中に亡くなった俺の父母の代わりとして頑張ってくれた。
「まあ、落ちついてコウちゃん。わたしは大丈夫よ。ナナも安定期に入ったし、異世界とかから誰か来るのはもう慣れっこだし」
マユ義母さんは、何でも無い風に話す。
「事情は分かりました。チエちゃんが皆さんの世界へ帰る方法を探すまでは、どうぞ我が家と思ってお暮らし下さい。離れに当家所有のアパートもありますから、そちらでしばらくお暮らしになるのも良いですわ」
マム義母さんは、いつもどおり「ひまわり」の笑顔だ。
「そうだよ! ボクももう安定期だから、自分の事は自分で出来るもん。コウ兄ぃ、いやコウタさんは気にしなくてもいいの!」
俺の愛する妻、ナナは大きくなりつつあるお腹を撫でながら話す。
「だって、ナナには領主夫人の仕事もあるだろ? 俺も、最近は頻繁にポータムへ行っては領主の仕事やっているけど」
俺は、ひょんな事から異世界、別惑星にて辺境伯と任命され、貴族として領主なんかやっている。
といっても、基本は優秀な部下の方々の作った書類に眼を通して承認するくらい。
後は、異界技術捜査室とか下町に顔を出して、領内で問題が起きていないのか、また皇帝陛下と話して帝国全体の問題解決の手伝いなんかをしているくらい。
ナナの方が、宮廷での社交界やら領主会議やらで忙しいと思う。
「今は、リタちゃんも母星の復興大詰めだから、こっちに帰ってこないし、余裕は有るわよ」
「マユ義母さん。そうは言うけど、やっぱり心配だよ。といって人助けはしなくちゃだし。よし、俺も何か仕事するよ!」
もう1人の義妹、リタ。
彼女も異世界、っていうか別惑星出身のエルフ。
そろそろ彼氏が欲しい、結婚願望が高い年頃の美女っていうか、未だに美少女風な可愛い妹だ。
俺が沢山の人たち、そして愛剣シャドウスマッシュの力を借りて、チエちゃんのお兄さんを撃破、魔神に侵略された星を奪還して10年、だいぶ復興も進んだとも聞いている。
先日、城下町に上下水道と電気が開通したと、大喜びで話していた。
……まあ、人助けしてきたから、今の俺が居るわけだ。助けてあげなきゃね。
「ごめんなさい。不安な皆さんを前に喧嘩みたいな形になってしまいました。俺達は全力で皆さんに協力いたしますから、安心してください」
俺は、居心地が悪そうな4人に笑顔で話した。
◆ ◇ ◆ ◇
「えっとぉ、わたし達どうしましょう?」
わたしは想定外の状況に混乱気味なの。
どうやら話を総合すると、眼の前に座る綺麗な女性がお腹の大きな女の子?のお母さん、そして身長が高くて鍛えられた感じの男の人が女の子の旦那様、そこに悪魔の幼女が義姉、他所の星出身のエルフの義妹がいるみたい。
……なに! ウチでもラーラちゃんが妹みたいだったのに、更に異世界だもん!
「安心してね、メイちゃんだったかしら? チエちゃんはイタズラ子だけど、ちゃんと仕事はするし、言った事は必ず守るの。帰る方法が見つかるまではウチに居たら良いわ」
マユコと名乗った綺麗な女性、もうじき御婆さんになるだろう年齢なのに、ウチのお母さんと良い勝負の若さだ。
「ひまわり」の印象がする笑顔は素敵だと思う。
「そうですわね。今のわたくし達には、現状を打破する方法もありません。皆様のご好意に甘えさせて頂きますわ。宜しく御願い致します」
「いえいえ、困った時はお互い様ですわ。タカコさんでしたわね。その身のこなし、かなり武道の経験があるご様子。チエちゃん情報では異界の魔物を退治さなっていらっしゃるとか。後で、一手御願いできないかしら?」
チエちゃんとなのる魔神さんが頭の中に送ってくれた情報では、このお母さんがこの家で最強の存在らしい。
魔神やら魔物やら、全部倒してしまうらしい。
娘婿も邪神をも切れる魔剣使いらしいけど、それよりも強いとか。
……一体、どこのラノベパーフェクト母さんなのぉ!!
わたしは、とんでもない世界に迷い込んでしまったと思った。
「メイ殿、すっかり混乱状態なのじゃ! まあ、岡本家は普通じゃないから、しょうがないのじゃ! 何せ、当家の面子で星ひとつ制圧した事もあるのじゃ!」
どうやらコウタくんの話が一番ブックマーク多いのって、このトンでも展開が良かったのかな?
異世界CSIは、やや地味ですし。
「そうじゃな。メイ殿の作品はラブラブしすぎた女の子主人公が男性読者を掴み切れなんだとも思うのじゃ。リーヤ殿の話は、リーヤ殿人気は高いのじゃが、タケ殿は主人公じゃが地味でおまけ的なのじゃ。そういう意味でコウタ殿は良い主人公じゃったのじゃ。まあウンチクやらオタクネタ多すぎは失敗じゃったのじゃ! 最初のSFは文体が論外じゃったがな」
うむ、次の新作はかなり考えないといけないですね。
もちろんリーヤちゃんの話は、ちゃんと終わらせないといけないですし。
「構想はあるのかや、作者殿?」
一応は。
悪役令嬢+追放+戦略RPG+もう遅いをGOM流にアレンジしたのを計画はしてます。
「ふむ、流行テンプレ真っ只中じゃな。作者殿なら変化球で書くのじゃから、大相撲令嬢などっぽいのは書けそうなのじゃ!」
どうでしょうね、まずは修行あるのみです。
「では、今度は異世界CSI組の話なのじゃ!」
では、続きをどうぞ!
14時更新です。




