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第43回配信「渓流都市」


「ラジオの前の皆様、こんにちは

 さちです。」


「・・・・・・ノワよ。」


「ウィッカラジオ、はじめますよー

 本日は渓流都市ソォインよりお届けです。」


「・・・・・・今回も、よろしく。」


「そう言えば今月の頭の方に願い事を飾り付ける行事があった気もしましたが

 その時に放送してればよかったですね。」


「・・・・・・まず、頭の方じゃ、正確な日程が分からない

 ついでに、ここ数日、移動中だったから、放送する余裕は、なかった。」


「この世界でもそれらしいのは見ませんし、前の世界でもそこまで有名な行事じゃなかったので

 正確な日程は私も分からないですね。」


「それなら、放送のしようが、ない。」


「そうですね。何となくでやってもその行事の正しい手順にならないでしょうし

 無理でしたか・・・・・・。」


「まぁ、さちが、やりたいのなら、止めはしないけど。」


「たぶんもうその時期を過ぎてるのでやめておきます。」


「分かった・・・・・・それじゃあ、普通に、放送始めようか?」


「分かりました

 ウィッカラジオ、スタートですっ。」






「改めましてこんにちは、ウィッカラジオです

 本日は渓流都市ソォインよりお届けしております。」


「・・・・・・まずは、現地紹介。」


「はい、ここは渓流都市ソォインは前回放送した初春都市より北上した場所にある街で

 さらに北の雪国から大きな川が流れ込んで来ています。」


「その川を、中心に、発展した街

 ただ、街と言っても、村に毛が生えた程度の、かなり小規模なもの。」


「街とか村の境界ってよく分からないですよね、そう言えば。」


「明確な基準は、知らないね・・・・・・人口とかで、定められているのかも、しれないけれど。」


「まぁ、とりあえず小さめの街だと伝われば何でもいいですか。」


「呼称は、そこまで、影響ない・・・・・・はず。」


「では改めて街の紹介に戻りましょう。」


「この街も、比較的、穏やかな気候・・・・・・ただ、少し、寒い時期が長いと、思う。」


「どんどん北方に進んでるから仕方ないですね。」


「北国から、冷たい水が、そのままの水温で、流れ込んで来るから

 実際の気温以上に、涼しげに、感じる気がする。」


「川には下りてみましたけど、随分水が冷たかったですね。」


「ただ・・・・・・綺麗な水が、豊富に流れ込むから、それを使って、農業が発達した。」


「ふむ、つまり名産は農作物になるんですね?」


「特に・・・・・・水分を多く含む、果菜類の、栽培が盛んに、行われている。」


「果菜類、トマトとかキュウリとかそう言うタイプですね。」


「まぁ大体、そんな感じね。」


「つまり夕飯にサラダは押さえておくべきだったと言う事ですね?」


「まぁ、特産品を、実際に、味わいたい・・・・・・とかだったら、頼んでおいた方が、良かったかも。」


「失敗しました。知っていればお肉も野菜も一緒に取れるからってポワレに逃げなかったのに・・・・・・。」


「街に着いたのが、夕方だったから、情報収集が、遅れたのも、仕方ない。」


「仕方ありません。もしこの街を訪れることがあるなら皆様は食べ逃しのないようお気を付け下さい。」


「他には、小さい街だし、特筆するような、ところは、なさそうだね。」


「今みたいに暑めの時期なら川遊びなんかするととっても楽しそうですよ。」


「川遊びって、具体的には、何するの?」


「えぇ、何って言われましても川に入って適当にはしゃぐとしか言いようが・・・・・・。」


「えっと・・・・・・それって、楽しいの?」


「頭いい割にたまにこう言う普通のところが抜けてるんですよね、ノワさん。」


「そもそも、意味もなく、はしゃぎだすのを・・・・・・普通と、言うの?」


「皆で遊べば何となくでもテンション上がるので普通なんです。」


「・・・・・・よく分からない。」


「よしそれなら明日行きましょう

 とか言えたらいいんですが、残念ながら人脈がないので無理なんですよね。」


「人脈? 川遊びは、特殊な人材が、必要なの?」


「いや、そう言うわけじゃないんですけど

 私とノワさんの二人だけで行くと絶対間が持たなくなって醒めそうなので・・・・・・。」


「・・・・・・。」


「仕方ありません。ここはあの人と合流出来てから覚えてたら行くと言う事にしましょう

 たぶん何か妙案を出してくれるはずです。」


「この場にいない人間に、丸投げした・・・・・・。」


「だって私だけじゃどうしようもないんですもの。」


「さて、そんな感じで、現地紹介は、以上・・・・・・かな?」


「そうですね、川の話から脱線し出してる気がしますしこの辺りにしておきましょう。」






「さて、多少脱線したとは言え時間はまだ余裕あります

 ここからはどうしましょう?」


「そうね・・・・・・じゃあ、オープニングで、言ってた通り、さちが、願い事を、発表すると、言う事で。」


「あれ? 行事の話はしましたが私が願い事を発表するとかそう言う話ありましたっけ?」


「てっきり、何か、願い事があるから、やりたいのかと。」


「そう言うつもりじゃなかったですけど、そうですね・・・・・・。」


「・・・・・・。」


「意外ととっさに思い浮かばないものですね。」


「本当に、何も、ないの?」


「えーっと、とりあえず本がいっぱい読みたいです

 持ち歩けるようになって旅の合間とかに読み進められたら最高です。」


「前回も、言ってたからね・・・・・・うん。」


「後はこの番組がもっと盛り上がって欲しいです

 具体的に言うとお便りとかお便りとかがもっと沢山の人から来て欲しいです。」


「思ったよりも、切実だった・・・・・・。」


「だって最初の方に2、3通来て以来全く来なくなったじゃないですか

 いい加減お便りにも飢えますよ。」


「まぁ、分からなくも、ないけど・・・・・・。」


「ついでにお便りがないとこうやって空いた時間に何のコーナー入れていいか困るじゃないですか。」


「いつも、困ってるね。適当な、フリートークで、ごまかしては、いるけど。」


「それがお便りさえあれば返事をしてるだけで自然と時間が過ぎて行くんですよ

 下手したらお便り沢山だと一回の放送じゃ返事しきれないぐらいになるかもしれないんですよ。」


「無いものは、無いから・・・・・・諦めるしか、ないね。」


「さらにそうなると私がノワさんに時間潰すための無茶振りをされなくなるんですよ

 皆ハッピーになるじゃないですか。」


「あっ・・・・・・それはない。」


「えぇ!?」


「さちの反応が面白いから、お便りが来ても、無茶振りするための、コーナーは、続くよ・・・・・・。」


「えぇ、何でなくならないんですか!?」


「淡々としたトークより、その方が、メリハリが付いて、聴きやすくなるから。」


「そこはもうちょっと私にダメージが少ない方法でメリハリ付けましょうよ。」


「ここで、願い事がかなって、さちの面白トークが聴きたいって、お便りが来たら、どうする?」


「えぇ、ど、どうしましょう。」


「・・・・・・と言うわけで、これを聴いた人は、番組の後の、感想フォームから、是非お便りを、送ってね。」






「さて、そろそろ次回の予定に移りましょう。」


「了解・・・・・・と、言っても、情報がないのだけれど。」


「あれ、次の目的地は決まってないんですか?」


「一応、決まってはいる、ただ、どういう場所かは、分からない。」


「つまり話題に上がらないぐらいマイナーな場所ですか?」


「いや・・・・・・ルート構築の、都合上、街道を外れて、進もうと思ってるから。」


「えぇ、街道を外れてどこへ行くんですか?」


「ここの、川沿いを、進むと、別の街道まで、ショートカット出来る。」


「そんな事ができるんですね、でも街道を外れて大丈夫なんです?」


「多少、魔物が出るかもだけど・・・・・・川沿いに進むから、道に迷う心配は、ない。」


「よっぽど変なのが出ない限りノワさんの火力の前には問題ないでしょうけど。」


「特別凶暴な魔物が出る、みたいな話は聞いてないし、大丈夫のはず。」


「では、ノワさんの立てた予定通りに進んでみましょう

 次回の放送はそれで次の街に着いてからになるので、しばらくお待ち下さい。」


「その間に、いつも通り、お便りを募集・・・・・・

 詳しくは、番組後の、感想フォームに、書き込んで、送信するだけ。」


「現在募集強化中のお題は

 今年になって自分のここを変えたい場所

 冒険の疲れを取るための視聴者さんお勧めの方法

 ノワさんの女子力をどうやって上げたら良いか

 の、3つとなっております。」


「ついでに、さちに面白い事やって欲しいとか、さちのトーク期待してるとか・・・・・・

 そう言う応援メッセージも募集。」


「何で私オンリーなんですか?」


「前のコーナーからの、流れ。」


「えぇ・・・・・・。」


「さて、それでは、今日はこの辺りで・・・・・・。」


「ここまで聴いて下さってありがとうございました

 お相手はさちと。」


「・・・・・・ノワでした。」


「次回もお楽しみ下さいー。」


「・・・・・・またね。」


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