可愛いとは…
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侵入者の事件以降私はだんだんと家族と触れ合うことができるようになった。
ただ、一つだけ分からないことがある。
皆が私を見る度に
「フィーナは今日も可愛いな。」
「フィーナ様、今日もお可愛らしいですよ!」
私はドレスのことだと思っていた。
それに、私は今5歳だ。小さい子はみんな可愛い
この世界ではその人が使える属性により髪色や目の色が決まる
私はまだ、火属性しかリーナに教わっていないため
赤いものだと思っていた
私はまだ自分の姿を見たことがない
前世ではいつも、ボロボロだったため見ることが怖かったのだ
今はボロボロではないと、分かっていてもつい、癖が残ってしまっていた
だけどそろそろ自分の姿を確認しないとっ、と思い、思い切って見てみた。
誰だろう。この少女は
銀色の髪だが光の加減によっては全ての属性の色がある
目は金で髪と同じく何色にも見える。
「これは、もしかしたら神様からの贈り物かもしれませんね。」
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その事精霊達は
「神様からの贈り物だとよ!元から可愛いのにな!」
「全く、我らの愛し子は自分の容姿を誇らないのだな…」
「娘がいたらこんな感じなのかしら〜♪目に入れても痛くないわ!」
「それは孫だ…」
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「お、贈り物!?どうしましょう!?元から可愛いのよって神殿に信託でもおろそうかしら!」