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殺気立つ精霊達

や、やっと、かけた…

私は転生をした

そしてフィーナという名前を貰った

今の私の家族は、両親、兄、そして使用人の方々だ

私の父は大公爵という地位にいる

この世界には貴族というものがあり

大公爵→公爵→侯爵→伯爵→子爵→男爵とある

私の家系は王族の血も流れており、経済的にいうと国にも劣らない

私はそれ以外にも様々な知識を得た

初めは好奇心だったが自分が大公爵の娘だと分かり、前のように

私がいることによって誰かに私の家族が恥ずかしい思いをしない

よう…




私はこれらの知識を全て精霊から教えて貰った

淡く光る多数の光る玉と眩しく輝く3つの玉がゆりかごで寝てい

る私に近づいてきた

私はまだ首が座っていないためゆりかごでそれを見ていた

「初めまして〜私たちは精霊だよ〜♪」

私は酷く混乱した

「混乱させてすまない。フィーナが転生したと女神に聞きみんながフィーナに、会いたいと願ってきたのだ。」

「なんか話したい事があったら頭の中で話しかけてみろ。そしたら話せる。」

私は気になっていたことを聞いた

(私が話しかけても不快ではないのですか?)

「…ッチ」

(ごめんなさい!やはり不快ですよね。)

「違うよ〜!?絶対に違うからっ!」

「私たちはみんなフィーナのことが好きなのだよ。」

「ごめん。俺が悪かった。」

「私たちはね〜みんな貴女の家族同然よ。愛しい私たちのフィーナ。」






「お願いっあの子を幸せにしてあげて!!」

そう女神に言われたのはフィーナが前世でちょうど3歳になった

ばかりの頃だった

「なんで私達が?干渉出来ないって女神様もご存知でしょう?」

「そもそも私たちは自分が気に入った人間にしか興味はございま

せん。お帰りを。」

「それは分かってるわ。けどっ…」

「なぁ、女神様の言ってるそいつ見に行って見よーぜ。」

こうして見に行った彼らが目にしたのは

純粋でキレイな心を持つそれは美しい少女だった

少女はいつも誰かを幸せにしたいと願っていた

だが、少女の周りの人間は少女を傷つけていた

日々浴びせられる暴言暴力

少女はなにも悪くないのにも関わらずだ

精霊たちは見ていられなかった

「おい女神様!!なんだよこれ!?」

「こんな…酷すぎる…」

「こんなに澄んだ心を持つ少女を…」

「私はこの世界に干渉できない。それは貴方たちも同じ。だから私はこの子がこの世界での寿命を終えたら私の世界に転生させる。」

これには精霊たちも同感だった

そして、少女が17歳で男の子を庇い亡くなるまで見守り続けた

そしと同時に少女への愛しいという感情が芽生えていた





「初めまして〜私たちは精霊だよ〜♪」

やっと精霊たちはフィーナを守ることができる

二度と悲しい思いにさせないために

だが、フィーナが不快ではないかと聞いた時に

精霊たちは殺気立った

なぜここまでフィーナを追い詰めたのだと

そして見守るだけで人間たちがフィーナを傷つける中何も出来な

かった自分にも

そして精霊たちがそれぞれフィーナに自分たちが思っていること

を伝えると


ジワッ

(これは何?涙?なぜ私が…泣いてるの?)

「泣いていいのよ。これまでよく頑張ったわね。」

まだ、赤ちゃんであるフィーナはその優しさに溢れた言葉を聞き

眠ってしまった


なにか誤字脱字はコメントでお願いしますっ

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