愛を知らない少女が…
初めての投稿ですが、頑張りますので、暖かいめで見守っていただけるとありがたいですっ!!
なにかあればコメントの方でビシバシお願いします!(あ、Mじゃないのでほどほどに…)
「なんで生まれてきたの?!」
母は父が他に女をつくっていたのは、私のせい
私のせいで幸せになれなくてごめんなさい
「学校来んなよ?なぁ、聞いてんの?」
「ほんと、空気が腐るって言うか〜。」
ガンッ 机が投げられた
そして飽きるまで続く暴力、時には辱めも受ける
「ご、ごめんナ…」
「は?何?つーかまじこいつ汚ったね。」
汚くてごめんなさい
「やーね、あの子いっつも汚れているのよ。」
「いつもどこか血を出しているし。関わらないのが1番よ。」
私が汚いせいで不快にさせている
ごめんなさい
私はなんで生きているのだろうか?
誰も幸せにしてあげられないのだろうか?
幼いころから肉体的精神的にもボロボロにさせられたのにも関わらず、彼女は人の幸せを祈った。
「あっ!!!危ないっ!!!!」
誰が絶叫した
公園から道にボールを取りに出た小学生くらいの男の子にトラックが迫る
ドンッ
私は走ってなんとか男の子を公園の方に突き飛ばすことが出来た
良かった。私は男の子の命を守ることができた。
そう思いながら私は迫ってくるトラックをみつめた
ここはどこだろう?
私は白い神殿のような場所にいた
「あなたには別の世界に転生して頂きます。」
目の前にいきなり現れた女性にそう言われた。
「あなたは女神様?」
「そうです。あなたは記憶を引き継いだまま転生して頂きます。」
私は混乱した。そして、女神様にまで私のせいで不快になってはいけないと思い返事をした。
「分かりました。」
女神様はその後、すぐに転生させる準備にとりかかった
パァーッ
白い光に包まれた私は声を聞いた気がした。
「次こそ幸せな人生を…私はあなたを見守っています。」
そして、私は転生した。