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短編集(詩やSSなど含む)

晩秋の月

作者: 藤谷 K介

企画参加作品第二弾!!

助手席から見える空はすでに暗い


まだまだ住む町は見えてこない


真剣な顔で運転する隣はずっと見つめるわけにはいかない


照れる


だから空を見るふりをしてチラッと見る


ほのかに染まったホホの紅み


照れてる?


聞く事も出来ない


自分も恥ずかしくなるから


会話が無くても走り続ける車


会話が無くても柔らかい雰囲気


「どうした?」


ふと隣から聞こえる声


「紅いから……」


「君だって……」


お互いちょっと見つめてまた外を向く


「お月様が紅いから……」


隣の彼が小さな声でいう。


空の上に輝く晩秋の月


丸くそしてほのかに紅い


「じゃぁお月様も照れてるのね……」


車の中に和やかで暖かな空気が満たされる

お読みくださいました皆様に感謝をm(__)m


今度は短いものを書いてみました。



表現できてるかなぁ……

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― 新着の感想 ―
[良い点] 月明かりの下、綺麗な夜、美しい女を想像出来ました。 [気になる点] シンプルに名前に月が入っているってオチじゃないですよね? [一言] 月代さん「ん?」 下月さん「んん?」 美月さん「…
[良い点] こんな、なんでもない一コマが、幸せを実感する瞬間だったり、するんですよねぇ。
[一言] 企画より参りました。 ドライブデートで、無言でも嫌な雰囲気にならないなんて、なんて幸せなカップルなのでしょうか。車デートと某激混みテーマパークの長蛇の列は、カップルの相性を簡単に測定できます…
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