第17話:魔王城 (生徒会室)へ〜魔王 (会長)はストレス性の胃痛持ち☆〜
前半ギャグ
この学園は超がつくほどのお金持ちだ。何が言いたいかというと、生徒会室の扉の威圧感がパネェってことです。
___コンコン
『__どうぞ』
「失礼します」
ちゃっかり登録して中に入る。広い、そして豪華だ。何なの?そのデカイ執務机、社長ですか?何なの?そのパソコン、超高性能な最新型じゃん、そして何で部屋の隅っこに休憩室何て札が掛かってるんですか?何宿泊可なの?
コホン、...混乱してました。気を取り直して
「お呼びと伺いましたが」
「ああ、というか実在してたんだな」
「は?どういう?」
「同じ学年だって昨日言ってたけどー、僕ら2人とも1回も見たことないからさー、実は違う学校の間違いだったんじゃないかって疑ってたんだよー」
「...そういう事ですか...、まぁ当然ですね」
「当然?どういう事だ?」
おや、口が滑った...まぁいいか
「私、この学園に入学した当初から気配を消す訓練の一環として利用させてもらってましたので、それに精霊術の訓練としても私の印象を薄くするものを常時展開してましたから」
「「「?!」」」
おや、穹さんあんたもかい
「結構楽しかったですよ?」
「そういうことではない!いや、待て、俺の中での常識では学園とはだな、訓練場ではなかった気がするのだが」
「そもそも常時展開はちょっとおかしいかなー?」
「前提として気配消すってなんです?暗殺でもするんですか?」
「友達できなかったけど楽しかったですよ?」
「...二回言ったな、そして友達できなかったのか..」
3人とも哀れなものを見る目で見ないでください、余計に心がダメージ受けてます。
「し、仕方なかったんですよ、最初の2年で気配を消すのはマスターしたんですけど、既に無意識の領域になってまして、精霊術のを併せたら顔を覚えられないせいか会うの二回目な人とかにも初めましてとか言われて心が折れて、
ならいっそ術を使ってるから分からないんだって自分に言い聞かせなきゃやってられなくて、いつの間にか...隣の席の人とたまに目が合ったら悲鳴をあげられるようになりました」
弁明しててだんだん悲しくなってきた
「なんかすまん」
「謝られて更に傷つきました」
「...難儀だねぇー」
「...ぐふっ」
風雅の一言が1番無難で、そしてそのさり気なさが逆にダメージという負のスパイラル。
「...本題、ええそうです、本題に入りましょう」
「そ、そうだな、真面目な話を忘れていた」
「忘れちゃダメでしょー」
「そうでしたね、そういえばそれで呼ばれたんですよね...私」
だんだん目が死んできた私に、慌てて穹が話を切り替えた。危うく自虐の渦に飛び込むところでした。
「まずは、既に決定したことの説明からする」
「お願いします」
「お前を侮辱した火雀だが、当主の放逐宣言を受けて事実上の没落と変わらなくなった。経営していた会社や持ち株は全て火累家預かりとして後任を探している最中、火雀家の者は、今後 野村という姓に改めて、一応監視がしばらく付くことになった」
「しばらくとは大体どの位の期間ですか?」
「大体半年といったところだそうだ」
なるほどね、監視がつくのは良からぬ行動に出ないようにだから、半年も経てば頭が冷える頃だから丁度いい
「分かりました。このことは両親にも?」
「決定したことについては知らせが行ったはずだ」
「分かりました。以上ですか?」
「いや、もう一つある。お前に暴言を吐いた本人だが、学園の3年生ではあったんだが、退学することになった。実家の都合と濁してはいるが、余計な勘ぐりが入るかもしれん」
ああ、それなら
「大丈夫ですよ、初対面の人なら私に気づきもしませんから」
「...そうか」
「前向きな自虐...?」
「夕さん...」
それぞれに呆れたような、哀れんだような視線を向けられて、私のHPはマイナスを振り切ってもう何を言われても傷つきませんよ...
「本人がいいなら別に構わないが、話は以上だな」
「分かりました、ではこれで失礼します」
失うものがないって、なんか強そうだけど、実際はちょっと心にクるものがあるね
次回、閑話、生徒会の人達II




