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悪役ではない...けど、コレはどう考えてもおかしい。  作者: マタタビ師匠
第3章 始動編
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閑話:A君の独白

side:A


俺のクラスには絶対に守らなくてはいけない事柄がある。


一、闇堂幸成に話しかけるべからず

二、朝日奈先輩に理由もなく関わるべからず


何故か?闇堂幸成は無関心だ。朝日奈先輩に関わること以外無表情無感動無反応、話しかけて返答が帰ってきた試しがない。

朝日奈先輩に関しては、ナンパしようとしたバカが闇堂に言葉でボッコボコにされたのだ。あれは見てて心が痛くなる光景だった。


『夕姉様を 何ナンパとかに誘おうとしてんの?』

『お前程度に手に負える程度の人だとでも?』

『自分がどれだけ有能だって言うの?』

『それとも何か?夕姉様の友達ですか?』

『それとも何か?夕姉様に惚れたとか?』

『許すわけないよね?』

『何か言いたいことあるなら言ってみなよ』


終始無表情。怖すぎて誰も止められない、むしろどうしろと?


というか、朝日奈先輩どうやってあんなの懐柔したんですか!?あんなのただの魔王じゃないですか!なのに朝日奈先輩がいる時はスッゴイ笑顔。


むしろ恐怖しかない


最初見た時天変地異かと思ったけど、2年もそんな感じだと慣れた、というか話しかけられないから放置しただけなんだけど。


ナンパしようとしたバカはいつの間にか視界の隅っこでごめんなさいごめんなさい連呼しててホラーだし、魔王は降臨するわ、朝日奈先輩の前では弟キャラになるわ、どうなってんの...?


まさかいつまで経っても慣れない俺が悪いのか!?


勘弁して下さいお願いします


卒業まで後4年、と考えたところで悟った


___あ、死んだ。



プレッシャーで死んでるところしか想像出来なかった。


誰でもいいから道連れになってくれないかな___

次回、生徒会

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