第8話 魔物との実践訓練Ⅱ
1年ぶりの投稿ですが、またしばらく書いていきたいと思っていますので
よろしくお願いします!m(_)m
明「おい...何か聞こえなかったか?」
陽子「え、そう?なんか聞こえた?」
零「いや...何か聞こえた気がするな、警戒を怠らないように!」
咲「どこから来る....?」
ガサガサ...ガサガサ...
その音は次第に大きくなり、方向がわかるまでとなった
咲「いた!あそこだよ!」
咲が指をさした方向には...
青い色をしたスライムが飛び出してきていた
明「スライムか...俺より零が適任だな」
零「なら、俺が行く!」
零がスライムに向かって走りこみ、裏に回って剣を振る構えを取る
零『聖光斬』!!
叫んだ瞬間にバスタードソードが光を放つ。
光を放つ剣で零がスライムを切る。
すると、スライムが弾けとび、動かないスライムの破片がいくつかの地面のシミとなっていった。
咲「訓練の時にも見たけど、やっぱりその技かっこいいね!」
零「そうか?まぁ、できるのがこれだしだし、仕方ないだろ...」
明「俺もそんなスキル欲しかったなぁ、兵士には魔力込めて戦ってるとか言ってたけど
地味だからな…」
陽子「まぁ、それより水汲みに行こうよ」
....ガサガサ....
明「....また何か来たな」
零「まじか、またスライムだと楽なんだが...」
明「いや、まぁまぁなサイズだと思うから違うと思うぞ...」
....ガサガサ....
「ゴブゥゥゥゥ!!」
俺たちの腰くらいの高さで緑色の体色の小鬼がでてきた。
明「えーと...ゴブリンか、ゴブリンの弱点は確か...」
咲「基本首が心臓だけど、心臓は切りにくそうね」
陽子「今度は私がやる!」
零「ちょっ、おい!」
陽子は真正面から大振りに斬り掛る。
「グギギッ」
ゴブリンは小柄なのを活かしてしゃがみながら素早く移動して陽子に体当たりをする
陽子「キャッ!」
小柄でも渾身の体当たりをくらい陽子は尻もちをついてしまう。
零「くっ、させるか!」
しかしそこへ零が駆け込みあいだに立ちふさがる!
「俺が相手だ!」
「グギャッ!」
2人は睨み合い…
────ザシュッ────
ゴブリンの首が落ちた。
明「スキありィィィィィィィィィ!!」
零「…」
咲「…」
陽子「…」
明「…アレ…なんかごめん。」