「魔女の賛美歌(カンポサントの変奏曲集)または異なる作曲技法による墓地と信仰をテーマにした13の歌曲集」第2番 人であるならば迷って生きよ 〜トランペットとピアノの為のカンタータ〜
[信仰者による掲示部]
--信者達--
灰の僕よ
祈れ、迷わぬよう
ああ、主への道の険しさよ
--迷える男女--
主よ、憐れみを
--村人--
生きていく日々に
--神父達--
主は語られる
--罪人--
人であるのなら
--詩人--
迷って生きよ、と
[天使による第二の主題]
--天使達--
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罪も、迷いも、悲しみも連れて
陽気に騒ぎたてよう
失ったあの日をやり直す日が来るその日まで
驕るな、裁くな
人であるならば、悩み、迷って生きよ!!
いつか神の国で、誰もが誰もを許すでしょう
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ああ、人よ、友よ、兄弟よ、同胞よ!!
陽気に嘆き、歌おう
この世の悲劇を失くし、癒やす事はできぬなら
いつか飲もう、憎み、許せざる者とも
楽園では別の答えも
ああ、神の国では共に歌い語るだろうか
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[信仰者による再現部]
--信者達--
私達は霧の中を歩み、
楽園はいつでも遠くにある
でも、見上げると、
どうか、そこに、いつも愛がありますように