1/1
FI.0:プロローグ
「あれ、…大紀?」
「……旭良?」
─僕らは今日、1年ぶりの再会を果たした。
「本気でお前、大紀?変わりすぎだから」
そう言った少年、泉斗旭良は片方の口角だけ上げて笑った。
…昔からの癖だ。
「…お前は変わってなさすぎんだよ」
嬉しくなった。
また、一緒に出来る。
「まだ続けてる?」
「……お前こそ」
僕らの止まっていた時間が、動き出した──…
「あれ、…大紀?」
「……旭良?」
─僕らは今日、1年ぶりの再会を果たした。
「本気でお前、大紀?変わりすぎだから」
そう言った少年、泉斗旭良は片方の口角だけ上げて笑った。
…昔からの癖だ。
「…お前は変わってなさすぎんだよ」
嬉しくなった。
また、一緒に出来る。
「まだ続けてる?」
「……お前こそ」
僕らの止まっていた時間が、動き出した──…
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。