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リーンの日常

ある日のお菓子事情

作者: Irene

相変わらずの会話文です

「リーン、ちょっと聞いて頂戴、今、衝撃的なものを見たの」

そう、電話の向こうで真剣な口調で言ったのは友人のアンジュです

此処までシリアスな彼女は珍しいな~っと思いながら続きを足します

「今、スーパーで買い物をしていたのだけれど...

ディアに会ったわ」

「嫌々それの何処が衝撃的なのですか?ただの買い物でしょうに」

何を見たのかと思えば...別に可笑しな事は無いと思うn...

マサカカゴノナカミガモンダイトカイワナイデスヨネ?

「ふッ、気づいた様ね...そうよ!彼女のかごの中身は...

お菓子の材料よ!!」

「キキタクアリマセンデシタ...」

ダレですか?!彼女にアレを作らせようと思いつかせたのは!!

「何でも来週彼氏の誕生日でおねだりされたって」

心を読まないで下さい..

「すみません、誰もラザロ(彼氏の名前です)に彼女の腕を言わなかったのですか?」

「ニックがさり気無く言ったらしいけどモテナイ男の(ひが)みとして思われたらしい

役に立たないわね、あんの黄ネズミが!!」

「恋する男子の勘違いは時に毒となるのですね...

後まだ彼をそう呼んでるのですか?」

「だって対戦する度にそれ使うのよ?しかも強いからムカツク!!」

レベル百にレベル五十五で挑む貴方もどうかと思います...

「なんか言った?」

「イイエナンニモイッテマセニョ?」

「そう、で、かごの中身なんだけど...凄かったわ」

「ど、どう凄かったんですか?」

何でしょうきいたら後悔する気がします

「小麦粉とかバターとかはイイわ普通ですもの。

での砂糖の代わりに重曹を使うって発想は何?

せめてメープルシロップにしてよ!」

うわぁ...うわぁ

「後何処で見つけたか知らないけどあのベニ..ベニショーガ?ッてのも入れてて

何に使うのって聞いたら色づきのためにお菓子に入れるといっていたわ」

「其処は着色料にしてほしかったですでも何処で見つけたのでしょう?

今度あったら聞いて見ましょう丁度切らしているんですよね~」

「すぐに聞けるわよ、後ありえないものって言ったら...蛸よ」

「凧..ですか?」

「そうそう、あれ風に乗せるのが大変なのよね~って違うわよ!」

「では田子ですか?」

「あそこのにんにくが美味しいてこの間聞いたわ..ッてそれも違うわよ!!」

「では胼胝!」

「あれには悩まされるわよね~少し手入れを怠れば出来るし

潰れたらイタイしで...態とでしょう?態とやってるでしょう?」

じゅ、受話器から何かどす黒いものが...遊びすぎました?

「すみませんごめんなさい、タコですね?」

「現実逃避はためにならないわよ?それもお菓子に入れるって言ってたけど

まえにあんたが作ってたって」

「タコを..お菓子にですか?いえ使った事ありませんが..そもそもそれお菓子じゃないですよね?」

「でもまえに作ってニックが美味しいって言いながら食べてたそうよ?」

前に作っててニックにあげて尚且つタコの入ってるもの...あ!

「そういえば前にたこ焼きに似せたシュークリームを作りました!それの事では?」

「何でそんなややこしいもの作ったのよ!絶対なんか誤解してるじゃない!如何すんの?成功するまでの実験体は私たちなのよ!!」

実験体と言い切りましたよこの人!!

「ネットで見て面白そうだったんです!ほらこう見ていてお茶目心を刺激されたと言うかなんと言うか...」

まさかこんな事態になるとは...

「まあ、あんたと一緒に作るって言わせたからそこんとこ頑張りなさい」

今、あり得ない事を聞いた気がします

「今、なんと?すみません一時的に耳が職務放棄したみたいですもう一度お願いします」

「ディアと、あんたが、一緒に、お菓子を、作るの」

態々区切っていただき有難うございます

「何でですか!!」

「私前にあのバイオハザードの餌食になったもの二度目は無理

他の子達はお菓子の知識あんまり無いからカオスになるし

それに前に一緒に作ってちゃんと普通のお菓子作れたじゃない」

「バイオハザード...否定は出来ませんが...

ですが素人の私より貴方のほうが経験豊富でしょう?

何せお菓子屋さんで働いているのですから

前に餌食になったんですからフォローのする所が分かるでしょう?」

「彼女にも仕事場を理由に一緒に作るように頼まれたわ

でも安心しなさい

10月28日にイオアニ・メタクサがイタリア人に言ったように

声高々に「ノー」といったわ」

「何故其処で歴史?!そして其処までいやですか?!」

「当たり前よ、何が哀しくて毒料理の制作に勤しまなければいけないの?」

「毒料理って...某マフィア漫画の女殺し屋ではあるまいし...」

「レベルは同じよ!」

断言ですか?!

「いい?あんたは勇者の尻拭いをする魔法使い!パーテイー全体をフォローするのが役目よ!!」

「さしずめ勇者はラザロで魔王はディアのお菓子ですか...」

勝てる気がしません パーテイーを変えてください

「勝つのよ!!何時もの様に神話のうんちくとかこの際お菓子のうんちくでも良いから彼女の気を逸らしつつディアの精製する毒を中和するのよ!!」

「そんな高度なスキル持ってません!!貴方は私をナンだと思っているんですか!!」

「日本の血が半分あるんだから忍者のスキルの一つや二つ会得しなさいよ!!」

「漫画や映画の見すぎです!!無茶言わないで下さい!!」

どんどん収集が付かなくなっている気がします...ってン?

「アンジュサン、」

「なあに?リーンちゃん」

「ただ今第一の被害者達からメールが来ました」

「もう!?早くない?ディアに会ったのは少し前よ?」

「如何やら出かける前にプリンを作っていたようです...彼女の兄が犠牲になりました...」

「...無事天国に逝けると良いわね...」

「プリンの色はドス黒い紫だったようです...彼女曰くブルーベリープリンだそうで...」

「由々しき問題だわ...この分だと彼女の家族は全滅ね...」

「メールによると仕事に出ている母親以外つまり男連中はゲームオーバーです

後腕がレベルアップしているそうです...(泣)」

「...今すぐ空に宇宙船が現れないかしら...」

「あ~あのドラマ面白かったですね~タイトルは確か【Ⅴ】でしたっけ?」

現実逃避?しますが何か?

「リーンこっちに隊員ナンバー003から連絡が来たわ

材料を持って貴方の家に向かうターゲットと接触したそうよ

彼に与えられたのは紫芋のプリンだそうよ...

彼の冥福を祈るわ」

「誰ですかそれ!?後聞く度に味が違う気がします!!

ってそれより食べたんですか?!」

被害者が増えてます~~~!

「ジムよ。感想が聞きたいからって渡されたらしいわ...

紳士っぷりが仇になったわね...」

「アンジュ、すみませんが切りますね?装備を整えなければなりません.

此処に来るまで後五分、何が出来るか分かりませんが全力を尽くします..!」

「分かったリーン隊員!健闘を祈る!

我々の明日は君にかかっている!!」

「これが終ったらカボチャのパイとシュークリームを作りたいです...」

「材料は私が負担するわ...だから!だから!死なないでね!!」

ガッチャン、ツーツーツー

今死亡フラグ的なものがたった様な気が...

き、気のせいですよね?!

さて危険物を隠さねば...!

さあ!私の戦いはこれからです..!

打倒!バイオハザーード!!



後日いちゃいちゃとお菓子を美味しそうに食べるカップルがあったそうな...

そしてその少し向こうにボロボロになった物体(私)が居たそうな...


「もう二度と嫌です...」


何があったのかは...黙秘権を行使させていただきました.

一つ言うのならば、某女暗殺者と彼女はイイ友人になれるでしょう...


これはある穏やかだった日に私がテロに遭ったお話でした...


チャン、チャン!



一部事実です

...本気で逃げたかったです

感想(慰め)お待ちしております(ペコリ)

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― 新着の感想 ―
[良い点] テンポよいお話でした。 [一言] 字の文とセリフを一行空けたらもっと読みやすくなると思います。
[一言] 時にお菓子は兵器になるんですね………。はじめて知りました………。Ireneさん、大丈夫ですか?
[一言] お菓子作りって難しいですよね… 僕の友人(おとこ)もホワイトデーに無理してクッキーに挑戦し、焼け焦げた何かを量産していました。 残飯処理班として僕も味見をしたんですが、あれなら雑草のほう…
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