表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/100

第一回 兵士とミルク

 世界情勢は緊迫し、明日にでも大戦が起ころうという、この時。同盟を組んだふたつの軍事国家が秘密の会議を開いていた。

「この度は我らが編成した、補給部隊の新たなる運用法を紹介しようと思うのです。この部隊を運用することで我らの勝利は揺るがないものとなりましょうぞ」

「ほほう、頼もしい。詳細を聞かせてもらいますかな」

「その名も牛乳部隊!」

「えっ」

「戦地にあっても毎日の牛乳を欠かさず飲むことによって、兵は戦意昂揚! 健康増進! 必ずや我が軍を勝利へと導いてくれるものと信じております」

「いやいやいや、無理があるでしょ」

「左様、解決すべき問題はいくつかあります。その中でも最大のものは、いかに戦場で牛を育てるかにありましてな。これには補給とは別に、畜産農家から成る部隊を編成せねばなりません」

「いや、お前らナニ考えてんだ」

「引いては金銭的な支援をお願いしたいのですが……」

「もうやだこの同盟国」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ