プロローグ
俺は…死ぬ。俺は皆田煌大会社勤めのサラリーマン24歳。なんで死ぬのか、そう聞かれると悩む。今俺はとあるビルの屋上にいる。この人生を終わらせる為…このビルはもう人が寄りつかない。もしかしたら誰か来るかもしれないから、その前に終わらせよう…
俺は飛び降りた。情けないな…自分で落ちたのに、怖くて目を開けられない。しかし俺は目を開けた。体は痛くない…誰かに…抱かれている…?
「おい…お前は愚か者だ」
突然の言葉に俺は目を見開いた
「だ…誰?」
視界がひらけた。金髪のポニーテールで、虚ろな瞳をした女性が俺を抱えていた
「すまない…名乗ってなかった私は死者成仏局の榊原保美だ…愚か者…貴方の名前は?」
「俺は皆田煌大…にしてもお姉さん愚か者呼ばわりは失礼…」
俺が言いかけたが
「うるさい!自ら命を捨てるなど!愚か者のすることだ!」
怒鳴られた。本気で怒っているのだろう…頬が赤い。さっきまで虚ろだった瞳に感情が宿ったようだ
「とにかく…お前は死んだ…」
「え…」
なんと、キャッチされて助かってしまったら思ったら死んでいた
「でも…見た感じ天国じゃなさそうだな…てか…」
俺は吹き出した
「なんだよさっきの死者成仏局って…笑」
「笑うな!」
お姉さんが手を離したので俺は地面に落ちた
「痛え…」
するとお姉さんは再び虚ろな瞳に戻る
「お前は…死んだんだぞ?怖くないのか?」
俺は腕を組んだ
「う〜ん…そうだな…そもそも俺の意思で死んだからな」
「そうか…では私は今から任務を遂行する」
「任務って…笑」
俺はこの時、このお姉さんはてっきり俺に冗談を言ったんだと思った
「任務は…皆田煌大の成仏だ」
「は?」




