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秘密

夏休みの終わり、遥は突然学校を休んだ。


1日、2日、3日・・・一週間。


心配でたまらなくて、LINEとか電話をしたが、遥からの返事はなかった。俺は意を決して、住所を頼りに彼女の家を訪ねた。


ピンポン、と玄関のチャイムを鳴らすと、

扉を開けたのは、遥の母親だった。


「どちらさま?」


「あ、あの・・・遥さんのクラスメイトの一ノ瀬と言います。最近、遥さんが学校に来ないので心配になり・・・」


そういうと、彼女はなにかを思い出すように、


「あなたが遥の...さあ中へ入って」


そう言われ、俺はリビングへと案内された。


「あの子から…なにも聞いてないのね」


リビングで聞かされたのは、信じがたい話だった。


遥は、難病を抱えていた。

普通の生活ができるのは、ほんの数年と告げられていたという。

高校へ通うのも、無理をしていた。


俺はただただ呆然と話を聞くことしかできなかった。

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