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細田は連れとともに

 本当は私は17時前には帰りたい派なのだが、仕方なく残っていると実験を終えた間中が現れ、続いて学生服に着替えた細田が安積さんと幸太朗を伴ってやってきた。


「おーい、細田、同伴多くないか?バスケ部は?」


「今日は早締めしてきた。安積が科学部に1人で出るの許してくれないんだ。それもこれも、如月が余計な事言うからだからな!」


安積さんは軽く頭を下げてさっさと席に腰掛けて細田の文句を流して涼しい顔をしている。


「あーあー城内さんのアレ。アレね。もう、解決したから、無いから安心してくれたまえ。」


安積さんに告げると、うむって感じでうなづいている。細田を牽制するより城内さんに告りゃよいのにとは思ったがとりあえずこの件は生暖かく見守ることにしよう。


「幸太朗は?剣道部は?」


「俺はもともと剣道部の後、出るつもりだったし。俺、数学班だし。亀さんに会いにきたんだし。」


幸太朗は剥製の亀を撫でている。ま、いいか。


「とりあえず、犯人の説明からかの?動機からかの?音楽室への侵入の仕方かの?何から知りたい?」


「うーん。どうやって犯人が分かったからかな?まあ、全部だ。」


「ふむ。」

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